夏と言えばホラー。
暑さを怖さで吹き飛ばそう。
ということで、行って参りました秋田のイオンで開催中のお化け屋敷顔はぎの家へ。
墓参りもせず、お盆中にお化け屋敷....
不謹慎かしらと思いきや、結構そんな人は多かった。
ホラーは見れても実際に体験する系はマジで無理な怖がりな私。
でも、どうしても気になってしまい行きましたよね。
悲鳴が聞こえる中での待ち時間は恐怖が募る一方。
泣きながら出てきた子供を尻目に友人と必死で突入...
こ、こわぇーよ.....
おっかねぇよ....
叫びすぎて喉がカラカラになりました...
お化け屋敷なんて子供だましでしょ。
という油断は命取り。
ストーリーもちゃんとあって、ちょっと本当にありそうな殺人事件を都市伝説にしたような感じがうますぎる。
つい映画を見るときみたいに登場人物の心情を考察したりしてしまって。
いやぁ、本当にホラー映画を一本作れるくらいのクオリティの高さです。
この夏、忘れられない思い出が作れるでしょう。
あまりに楽しすぎてその日はずっとお化け屋敷トークで盛り上がれますよ。
「ある殺人に関するテーゼ」は盛り上がりにはかけるんですけどね。
どうしてもリカルド・ダリンが出演していると、「瞳の奥の秘密」が好きだったから期待してしまう。
毛むくじゃら男のエロじじぃ。
今回は誠実さよりもワイルド感丸出しで。
いつまでも現役な感じにラテン系の強みがある。
感情から生み出される疑惑と、証拠がなければ真実にならない事実。
掴みたくて掴みたくてしょうがないのに届かない真相。
真実ってやつはどこへ。
期待したらヤケドするのでお気を付けください。
どうも眠い。
お化け屋敷の疲労のせいなのか。
この静かすぎる展開のせいなのか。
リカルド・ダリン演じるロベルトのモテっぷりにイラっとするからなのか。
これ、つまんないんじゃないの。
って思うしかない。
でも、負けませんよ。
最後まで見ましたよ。
これ、すごいんですよ。
本当にタイトル通り。
ラストに驚きすぎて画面を二度見。
暑さは人を狂わせますが、熱さも人を狂わせる。
そんな感じです。(投げやり)
一体この映画は何がしたかったのか。
私も負けじとテーゼってやつをしてみるゼ。
主観的な視点と客観的な視点。
真実は、どちらに傾きすぎても導けない。
人間という生き物には感情がある。
感情をコントロールすることは至難の業。
追い込まれれば追い込まれるほど見失うのが人間。
そこにつけ込む真実を嫌う者。
この攻防戦という意味で見ると興味深いかもしれない。
犯人や動機を知ろうとしてはいけない。
というよくもわるくも変化球なミステリー。
たまに、いつも見ないような国の映画を見るとこういうことがあるものだ。
そういう意味では本当にミステリーなんだゼ。
ちぶ~的テーゼ度4
確かにその通りですけどね。タイトル通りの映画と言えますね。だけど、普通はそこで終わらないですけどね...