京都アニメーション放火殺人事件の影響を感じた!実話ではないよね!?
話題になっていた「ルックバック」が最近アマプラで配信され、映画仲間の間でも話題になっていました。
しかも原作者の藤本タツキが秋田出身だったとは!
あの京アニ事件の影響を感じさせる部分もあり、もしかして実話なの!?
と、震えました…
色々調べてみたので考察含めて解説します!
- 「ルックバック」の評価
- 「ルックバック」のあらすじ&概要
- 「ルックバック」のキャスト&登場人物
- 「ルックバック」は、京アニ事件が元ネタではない!(※ネタバレ注意)
- 「ルックバック」のラストの意味を考察!(※ネタバレ注意)
- 「ルックバック」舞台は藤本タツキの出身地・秋田!
- 今日のまとめ:ルックバックのホラーな学び
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「ルックバック」の評価
ちぶ〜的評価は…
🐽🐽🐽🐽🐽5ブヒ(うるるんちぶ〜)です!!
・ストーリー:⭐⭐⭐⭐⭐
• 感動度:⭐⭐⭐⭐⭐
・恐怖度:⭐⭐☆☆☆
世間の評価は...
・Filmarks ⭐️(4.2/5.0) レビュー数:91437件
・Prime Video⭐️(4.5/5.0)評価数:91437件
涙腺が崩壊するほど泣いた!
オチが少し難解だという声もありました。
また、京アニ事件について触れるレビューも多かったように思います。
私も同じですがw
ただ、後半からラストにかけてのオチが難解だという声にはびっくり…
あれが分からないと作品の本当の素晴らしさが分からないと思うので考察箇所でご確認くださいw
「ルックバック」のあらすじ&概要
🎞️鑑賞媒体:Amazon prime video(アマプラ)
製作:日本 2024年
監督・脚本:押山清高
原作:藤本タツキ
原作の漫画は、映画の影響でどうやら重版が決定するほどだった模様!
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映画の内容!
学生新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。クラスメートからは絶賛を受けていたが、ある日、不登校の同級生・京本の4コマを載せたいと先生から告げられる…。
\「ルックバック」の予告編はこちら/
「ルックバック」のキャスト&登場人物
河合優実 |役名:藤野
河合優実は、声優もできるのか!
と驚いた。
プライド高くて、自信かの藤野の声にピッタリ合っていた。
売れっ子すぎて心配になる…
この前、アマプラのドラマ「「龍が如く~Beyond the Game~」でも重要な役柄でしたし。
彼女は、今後映画界でどんどん活躍していくんだろうなぁ。
どこかミステリアスな感じも好きですね!
吉田美月喜 |役名:京本
私、この方をこの作品で初認識!
舞台が秋田県で、京本はめっちゃ秋田弁訛りのある役。
だけど、違和感なかった…
絶対、東北弁訛りって違和感感じることが多いのに…
よっぽど練習したんだなぁ。
しかも声優初挑戦で、このレベルとは!
びっくりですよ〜。
この作品をきっかけにブレイクして欲しい!
秋田県人として応援したいです。
「ルックバック」は、京アニ事件が元ネタではない!(※ネタバレ注意)
※ネタバレ項目になりますのでご注意を!
京アニ事件が影響を受けているのではないかと思った問題のシーン... ↓
藤野と京本は、学級新聞の4コマ漫画を通して一緒に漫画家になる。
だが、京本が「もっと絵を上手くなりたい!」と美大に行くことになり二人は解散し疎遠に。
藤野だけで漫画家になる。
売れっ子漫画家になり、連載をもつけど締切に追い詰められる日々…
そんな時、京本が通う美大で無差別殺人事件が起きる。
で、その犯人が自分の作品をパクったと因縁をつけて京本を襲うというシーン。
どうしても京都アニメーション放火殺人事件を思い出してしまう。
それくらい強烈で残酷な事件でしたからね。
Wikipediaにもありましたがこのシーンは、原作で犯人のセリフが一部変更されたらしいです。
でも、アニメは修正前のもの。
私は、物語の流れからして修正前の方が自然だと思いました。
映画を視聴した人の中には、「凄惨な事件をエンタメとして消化するのは問題ではないか」「統合失調症の人への差別を助長させるのではないか」等々厳しい意見もあるそうですが…
個人的見解を述べますと、この作品がエンタメで消化していると言われてしまうと全ての作品において同じことが言えてしまうのでは?と思います。
原作者の藤本タツキは、確かに京アニ事件後にこの作品を描いているので影響は受けたかもしれない。
というか、影響を受けなかったクリエイターは、むしろ少ないでしょう。
でも、藤本タツキはその事件にフォーカスして表現した訳じゃない。
「悲劇はいつ起きるか分からない。誰のせいでもない。それでも残された者は前を向いて生きていくしかない。」という運命・事実に逆らえない命の尊さを描きたかったのではないでしょうか。
実話でもないし京アニ事件は元ネタでもないですが、単に素晴らしく生々しい青春ドラマを描いてしまったことで、賛否両論が巻き起こったことは同じ人間として非常に残念です。
で、エンタメで消化っていう言い方が嫌い!
エンタメを馬鹿にすんなよ!と言いたいです。
「ルックバック」のラストの意味を考察!(※ネタバレ注意)
※ネタバレ項目になりますのでご注意を!
藤野が亡くなった京本に対して罪悪感を抱く。
あの時、自分が4コマ漫画を描いていなければ京本は家に引きこもったままで死ぬこともなかったと...
その後、「もし、あの時4コマ漫画が京本の手に届かなければこうなっていた」バージョンの人生が描かれます。
それは、京本に死んでほしくなかった藤野の願いから生まれた幻想でしょう。
無差別殺人の犯人に襲われそうになったところを藤野が助ける。
そこで二人は初めて出会う…
そうであれば良かったのに…と。
それと同時に「どうして辛いのに漫画を描いてるのか」という声が聞こえます。
そう。
藤野は結局、京本と出会ったことで漫画の楽しさや喜びを深めた。
絶対に京本には画力では勝てないと悔しくて悔しくて努力して…
それでも、絶対に画力では京本には勝てなかった。
それなのに、京本は自分のファンだと言い一緒に漫画家にまでなる。
プライドが高いから絶対に言わないだろうけど、お互い尊敬できる関係だったんだと思う。
藤野は、この幻想の中で漫画で誰かを笑顔にしたり喜んでくれる人がいるから描いているんだということに改めて気づいたのでしょう。
ラストは、京本の家から自分の作業部屋に戻って黙々と作業する背中だけ映って終わる。
あれはきっと、犯人に対して憎しみを持ったり自分が後悔し続けることを選ぶのではなく漫画を描くことで違う人生を自分に・誰かに与えて救いたい…
そんな決意だったのではないかと思いました。
なので、私も今回のイラストは背中にしました。
言葉はいらないんです。
背中が答え。
ただただひたむきに自分の「好き」に向き合う人は、かっこいいと思いました。
特に作品づくりは己との戦いだと思うので。
エンドロールが終わっても涙が止まりませんでしたね。
「ルックバック」舞台は藤本タツキの出身地・秋田!
なんで私は知らなかったのでしょうか!
なぜ、秋田県は「ルックバック」を秋田観光誘致のネタにしないのでしょうか!
とってもPR不足です〜〜〜〜!!
怒りが湧きましたw
しかも、出身校一緒で震えたよ…
秋田にも天才が住んでいたとは!
しかも、同じ学校に通っていたとは!
今後、自己紹介をするときはこのネタを使いたいくらいですw
作品のファンの中には、舞台になった秋田県にかほ市の巡礼をしている人もいるし!!
もっとアピールしてくれよ〜〜〜!
にかほ市なんて何もない(都会に比べてw)のに、都会からわざわざ人が来てくれるんですよ!?
ただ作画のモデルは山形県では?との声もありw
でも、京本は秋田弁話してましたから無問題!
「ルックバック」ファンの方、秋田でお待ちしてますよw
今日のまとめ:ルックバックのホラーな学び
願ってもあがいても、過去は変わらない!
これが一番怖いんですよね。
だから、今を精一杯生きる。
後悔しない選択をしなきゃいけない。
でも、後悔はします。
人間はないものねだりだから。
失敗しても後悔しても、命があるかぎり生きていかなきゃならん!
それが死ぬよりもずっと、苦行なんですけどね。
「ルックバック」は青春ドラマでありながら、大人にも刺さる素晴らしすぎる人間ドラマでした。
私もひきこもりの時代がありましたし、下手くそですがイラストを描いているのでめっちゃ感情移入しちゃいました。
正直、めっちゃ泣いたので映画館で観なくて良かったと思いましたw
一度見たら忘れられない、2度は見たくないと思うかもしれない…
それくらい傑作で心にブッ刺さる作品でした。
秋田出身者としてもこの作品はしばらく推しの作品として推薦していきたいと思います!
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