ドラマの「ミステリと言う勿れ」が好きだったので映画も期待して観た!久能整の過去が垣間見れる!?
これ、ドラマ版は菅田将暉の天パヘアに違和感しか感じなくて…
でも、1話だけ観てみたら凄い刺さったんですよ!
もちろん、それは原作の力が大きんですけどね。
あえて私は漫画を読んでいないのですが、原作ではこの映画は広島編と呼ばれているらしいです。
なので、原作と映画版ではどう違うのか?
今回もとても刺さった久能整名言からずっと気になっている久能整の過去についても考察してみましたよ!
- 「ミステリと言う勿れ」の評価
- 「ミステリと言う勿れ」のあらすじ&概要
- 「ミステリと言う勿れ」キャスト&登場人物
- 原作「ミステリと言う勿れ」広島編と映画版の違い!(※ネタバレ)
- 映画「ミステリと言う勿れ」名言で見えてきた久能整の過去!
- 今日のまとめ:ホラーな学び
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「ミステリと言う勿れ」の評価
ちぶ〜的評価は…
🐽🐽🐽3ブヒ(ノーマルちぶ〜)です!!
・ストーリー:⭐⭐⭐⭐☆
• 演技:⭐⭐⭐☆☆
・恐怖度:☆☆☆☆☆
世間の評価は...
・Filmarks ⭐️(3.8/5.0) レビュー数:46659件
劇中にセリフが刺さったという声や、主役以外のキャストの棒読みが気になるといった意見も...
確かに言われてみればそうかもなぁと思いますが…
よくも悪くもドラマ映画ですね。
映画である必要はなかったという声もありますが、それは皆同じ気持ちかもしれないw
「ミステリと言う勿れ」のあらすじ&概要
🎞️鑑賞媒体:Netflix
製作:日本 2023年
上映時間:128分
監督:松山博昭
脚本:相沢友子
原作:田村由美
原作の絵を見ると…
やっぱり菅田将暉ではないよなって思うw
きっとドラマ化された時に、絶対イメージと違うって思った人が多いはず。
で、漫画の方があのセリフはじっくり読めるからきっとめっちゃ刺さるよねぇ。
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映画の内容!
天然パーマでおしゃべりな大学生・久能整(菅田将暉)は、美術展のために広島を訪れていた。そこで、犬童我路(永山瑛太)の知り合いだという一人の女子高生・狩集汐路(原菜乃華)と出会う。「バイトしませんか。お金と命がかかっている。マジです。」そう言って汐路は、とあるバイトを整に持ちかける。
\「ミステリと言う勿れ」の予告編はこちら/
「ミステリと言う勿れ」キャスト&登場人物
菅田将暉 |役名:久能整
もう菅田将暉ってなんでもできちゃうよね。
この役を初めて観たときは、絶対違うだろって思ったけど…
見慣れるとアリかもと思うw
あの屈折した、一筋縄でいかない感じも嫌味にならないから上手い。
最近だと黒沢清監督の映画「Cloud クラウド」もあったけど、全然違う役柄でまるで別人みたい!
陰と陽、両方演じられる俳優って少ないから、貴重な存在ですね。
原菜乃華 |役名:狩集汐路
原菜乃華は、「すずめの戸締り」で声優をしていた時のイメージのまんま可愛い!
でも、今回の役柄はダークさもあって好きでした。
子供っぽいけど、今後大人になった時にこの調子で演技の幅を広げていければ大物になるのでは!?と思う。
やっぱり、あの声はアニメに向いていると思うので声優の仕事も続けてほしいなぁ。
松下洸平 |役名:車坂朝晴
松下洸平は、いつも爽やかでいい人の役が多い。
女子は好きだよね、優男w
今回は、いつもと違う一面が見れて楽しかったなぁ。
個人的には、「室井慎次 生き続ける者」・「室井慎次 敗れざる者」で演じていた役のようにちょっとクセのある面倒臭い男の方が似合っていると思うw
ご本人もちょっと面倒臭い男に違いないと思っているのは私だけだろうかw
他キャスト
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町田啓太 |役名:狩集理紀之助
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萩原利久 |役名:波々壁新音
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鈴木保奈美 |役名:狩集ななえ
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滝藤賢一 |役名:狩集弥
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でんでん
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野間口徹
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松坂慶子 |役名:鯉沼鞠子
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松嶋菜々子
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伊藤沙莉 |役名:風呂光聖
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尾上松也 |役名:池本優人
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筒井道隆 |役名:青砥成昭
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永山瑛太 |役名:犬堂我路
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角野卓造 |役名:真壁軍司
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段田安則 |役名:車坂義家
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柴咲コウ |役名:赤峰ゆら
ちなみに、鈴木保奈美の使い方が贅沢すぎないか!?と私は思いますw
原作「ミステリと言う勿れ」広島編と映画版の違い!(※ネタバレ)
※ネタバレ項目になりますのでご注意を!
今回の映画版「ミステリと言う勿れ」は、原作では広島編にあたるらしいです。
そこで、原作と映画版の相違点を調べてまとめてみましたよ〜!
【登場人物】
• 映画: 久能整のほか、我路や大隣署のキャラクターが後半にチラッとですが登場します!ドラマシリーズのレギュラーメンバーを出すことでドラマから映画へのスムーズな展開を目指したんでしょうね。
• 原作: 広島編では我路や大隣署の人物は登場しない。漫画は事件の方が中心って感じ!
【舞台】
• 映画・原作共通: 広島の狩集家が舞台で、遺産相続を巡る謎解きが中心。だけど、映画では広島の街並みや観光地である原爆ドーム等々がよりハッキリと映像的に描かれていた。それは、映画という特性上必要だったのかも。
【ストーリー】
• 共通点: 狩集家の遺産相続争いと、それに絡む「鬼の集」の伝承がストーリーの核。
• 違い: 原作は物語を忠実に再現しつつも、映画ではより広島との関連や人間ドラマが強調されている。原作にないシーンや表現もあった。
【犯人】
• 共通点: 汐路が自作自演で事件を引き起こし、真相に関わる重要な人物である点は共通。
• 違い: 原作では事件の動機や背景が詳細に語られる一方、映画では漫画では難しい映像的な演出や表現が多かった。
映画は、原作と違い映像でも表現しないといけないのでそこを加えつつ連続ドラマ時代のキャラクターと繋げていったという感じ。
原作ファンの中でも好評な声が多かったようなので、実写化ドラマ・映画としては成功している作品の一つかもしれません!
映画「ミステリと言う勿れ」名言で見えてきた久能整の過去!
原作ファンの人は知っているかもしれませんが、ドラマしか見ていない私は予想はできていても久能整の過去はあまり確信は持ててませんでした。
ドラマ版ではそこまで触れていない…
というか、これから壮絶な過去を描いていくのではないかと思っています。
今回の映画で出てきた名言から考察していきましょう。
「子供って乾く前のセメントみたいなんです」
これは、今回のエピソードで一番大きな意味を持つ言葉でした。
純粋無垢な柔らかい子供の心に傷=”心のない言葉”を残す。
子供は、そのぶつけられた言葉をそのまま受け取り自分の心に傷がついたまま固まってしまう。
大人にとっては悪気がない一言だったとしても、子供にはあまりにも残酷な言葉だったりする。
久能整もきっと幼少期そんな経験があったのだろう。
いまだにそのセメントは固まったままで、その傷は一生元には戻らないことを意味している気がした。
「どうして女性の幸せを決めつけるんだろう」
個人的にはこの言葉が一番刺さった。
家庭に入ることが幸せだとか楽だとか…
じゃあ、なぜ男性はやりたがらないのか?
という言葉を聞いて耳が痛くなった男性はたくさんいるだろう。
結婚して子供ができれば幸せなのか?
夫のお金で生活して働かなければ幸せなのか?
その常識はいつ誰が作ったのか…
この名言は、久能整が自分の母親を見ていてそう思ったのではないだろうか。
きっと子供ながらに女の幸せを押し付けられて生きにくそうな姿に自分自身も罪悪感を感じていたのではないかと思う。
「犯罪とは、人間の努力が裏側に表れたものにすぎない」
これは「アスファルト・ジャングル」という映画の言葉らしい。
恥ずかしながら、映画好きなのにこの作品を知らなかった!
見放題ではないけど、気になるので今度見てみますが…
この言葉も深いですよね〜。
犯人が悪びれる様子もなく、むしろ殺人のきっかけを作ったのは○○だと責める。
「アスファルト・ジャングル」の劇中のセリフも似たようなシチュエーションらしいので引用されたのだろうけど…
無自覚の犯罪が一番怖いということを物語っているシーンでもあったのでゾッとしましたね。
実はこの言葉も親から愛情を注がれなかったであろう久能整だからこそ出てきた言葉かなと。
犯罪=親の罪(虐待・育児放棄)とも言い換えれるので。
久能整の過去は壮絶!(予想)
あまり細かいことは書きたくないですが…
幼少時代は、虐待や育児放棄で満足に愛情を与えてもらえなかったことが垣間見れる名言ばかりでした。
セリフの中によく登場する「ドラマをよく観るんですが」「映画をよく観てるんですが」というのも自分の世界が苦しいからドラマや映画をたくさん観て逃避してきたからではないでしょうか。(悪い意味の逃避じゃなくて)
ドラマや映画で違う人生を経験し、生きるために自分で自分を形成していったのだと思います。
なぜなら、私もそんなところがあるからなんですがw
目の前にある人生が辛い時は、もう一つの世界を持てばいいと思う。
それで少しでも楽になるなら、その好きなことや興味のあることに没頭すればいい。
生きるって辛いんですよ。
だから自分の人生を一瞬でも忘れる時間って必要だと思います。
書いていて気づきましたが、久能整のことが好きなのは自分とそういう共通点があるからかもしれませんね。
今日のまとめ:ホラーな学び
悪気がない、自分の悪意に気づけない人間が一番怖い!
これなんですよね〜。
本当に困るw
悪気がない人には何を言っても効果がない!
いつも自分が正しいと思っている人ってたまにいますけど…
どういうことなんでしょうね!?w
自分の間違いに気づけない、認められない人は最終的には誰にも愛されません。
自分の墓穴を自分で掘っているのにね…
今回の映画「ミステリと言う勿れ」の犯人のあの感じは、ちょっと本気でイラつきましたねw
今回は映画版でしたけど、次はドラマに戻るのか映画なのか…
どちらにせよ、今後も久能整の活躍から目が離せません!
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