ラブストーリーは突然に...
⭐️作品情報※Filmarks引用
🎞️鑑賞媒体:ALVEシアター
夏目アラタの結婚(2024)
上映日:2024年09月06日
製作国:日本
上映時間:120分
監督 堤幸彦
原作 乃木坂太郎
キャスト
柳楽優弥
(夏目アラタ)
黒島結菜
(品川真珠)
中川大志
(宮前光一)
丸山礼
(桃山香)
立川志らく
(大高利郎)
福士誠治
今野浩喜
市村正親
⭐️ちぶ〜的評価
🐽🐽2ブヒ(お困りちぶ〜)
⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
連続バラバラ殺人事件の犯人・品川真珠。デブでピエロの格好をして捕まったため“品川ピエロ”の異名で知られる。
児童相談所の職員である夏目アラタは、事件の遺族である息子に頼まれ死体のありかを聞き出すため死刑囚である品川真珠に“獄中結婚”を申し出るが...
⭐️物語はどうなる?犯人は別にいる?※ネタバレあり
みんな、犯人は気になってない気がしますがw
観る前より観ている途中で、犯人は別にいる!?
と、不安になりました。
あと、後半も思わぬ展開w
なので、事件の顛末を含めまとめてみましたよ!
事件の結末と犯人
死体解体してたんだから、犯人は最初から決まってるわ!
裁判中に、父親が犯人だと品川真珠(
黒島結菜)が明かしますが、やっぱり犯人は、品川真珠(
黒島結菜)でしたw
ただ、父親以外の事件は自殺願望がある人を救いたくて自殺幇助をして
死体遺棄をしていただけ。
その理由は、昔自分が母親に自殺しようと言われた際に断ってしまったことを後悔していたから。
母親のように、辛い生活をしながら無理やり生きるよりも死んだ方が幸せだと思ってしまったのでしょう。(母は病死)
父親を殺した理由は、自分の秘密を握られお金をせびられ脅されていたから。
その秘密は...
実は2歳年下の姉が亡くなってしまったことを隠す代わりに、直後に産まれた真珠を姉の代わりとして育てられたということ。
つまり、戸籍の年齢より2歳若かったのです。
だから、勉強もできなくて同級生にいじめられていた。
母親がたくさん食べさせ太らせたのも別人だとバレないよう成育を早めたかったからです。
結果...
真珠(
黒島結菜)は、年齢が事件当時は未成年だったことが判明し死刑は免れます。
何年かは刑務所行きですけどね。
先に産まれた娘が亡くなったことを受け入れられなかったから真珠を代わりにしたという理由は、酷すぎ!
映画のラストはこうなる!
原作は、
乃木坂太郎の漫画「夏目アラタの結婚 」です。
事件の結末には文句はないんだけど...
なんですか?
あの恋愛オチはw
漫画はもっと直接的な描写があるらしいです。
漫画らしいっちゃ漫画らしい結末なんですが...
納得いかんなw
多分、幼い頃に二人はすでに出会っていた。
真珠がアラタからもらった手紙の匂いを嗅いでいたのは、それを確かめるため。
要は、初恋の相手だと分かったからすんなり彼を受け入れていたというね...
真珠側の心情は理解できても、アラタが急速に真珠のことを好きになる展開は無理があります。
結局、思ってたより見た目が良かったからということでしょうかw
あと...普通、殺人犯とあんなにライトに結婚しようとかはできませんよねw
終始、カッコつけていた柳楽君は最後までカッコイイのも引いたw
真珠を受け入れて、出所したら多分一緒に暮らすんでしょう。
っていうか、この題材って絶対に映画向きじゃない。
留置所での攻防劇だってそんなにハラハラしないし。
真珠を演じた
黒島結菜がどうも殺人鬼には見えなかったから、緊張感も薄め。
私はラブストーリーを観るために見たわけじゃない。
どうせなら、最後までホラー調にして欲しかった!
と...これが正直な感想ですw
恋愛オチにされると途端に冷めるのよね〜
⭐️ネタバレなしの感想!
そもそもこのオチなら私は見ませんでした。
漫画を読まずに観たせいなので、しょうがないですが。
それと、どうしても黒島結菜の中途半端さが気になって仕方がなかったです。
どちらにも振り切れない感じ...
そもそも私のタイプじゃないというのもありますがw
殺人鬼の役は、彼女には向いてない気がしました。
どうせなら、もっと真逆のタイプをキャスティングした方が良かったと思います。
柳楽君も好きなんだけど、この役で良かったのかなぁと。
ただ、主役が彼でもなかったらもっと酷かった気もするw
監督が堤幸彦なので、彼”らしさ”も感じたのですが...
ものすごい大衆受けを狙ったかのようなぬるさだったので、イラつきましたw
漫画の方が絶対に面白い気がします。
最後に一言言わせて欲しいのですが...
品川ピエロ...
あれ、絶対ジョーカーのパクりだよね?
無料券で観たけど、ケチだから眠気と戦って必死に観たわ