すげぇー歌うじゃんかっ!(←ミュージカル🙅♀️)
ちぶ〜的評価は...
🐽🐽🐽3ブヒ(ノーマルちぶ〜)かな〜?
はい、ちぶ〜です。
今日は、「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」をネタバレで考察しちゃいます!
正直、前作の「ジョーカー」は世間が騒いだほど私はハマれなかったので新作も観る予定はなかったのですが...
ここまでの賛否両論を巻き起こした作品はあまりないので、気になってしまい鑑賞しましたw
鑑賞した結果...
なるほど!そうきたかー!と、ニヤリとしてしまったのですよ。
↓前作「ジョーカー」の過去記事はこちら↓
おぼろげなあらすじは…
作品情報
ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)
Joker: Folie à Deux
上映日:2024年10月11日
製作国:アメリカ
上映時間:138分
監督 トッド・フィリップス
〜キャスト〜
ホアキン・フェニックス (役名:アーサー・フレック)
レディー・ガガ (役名:ハーリーン・クインゼル)
サジー・ビーツ
※Filmarks引用
ネタバレあり!
※ネタバレになりますので要注意!
【結末】簡単にまとめると...
ジョーカーは、結局だたの人!世間にもハーレーにも捨てられ、最後は同じ刑務所の仲間に刺されて死ぬ模様!
ハーレーと出会い、童貞だったジョーカーが(多分w)初めて女子を知り調子に乗ってしまう。
世間がダークヒーローとして崇めたようにハーレーもジョーカーの狂気に共感していた。
ハーレーに乗せられて裁判で調子こいてみたけど、結局は自分の弱さが露呈し「ジョーカーはもういない」と言ってしまう。
裁判中、裁判所が爆破されジョーカーのファンのおかげで脱獄に成功。
子供が出来たと言っていたハーレーに会いに行き、一緒に逃げようと言うが「私はどこにも行かない、あなたはジョーカーじゃない。」と言われ捨てられる。
傷心のジョーカーは、世間からも見放され大人しく刑務所で過ごしていたが結局同じ刑務所で仲間の囚人に刺されてしまう。(多分死ぬ)
彼は、ジョーカーのようにダークヒーローになった気分で満足した表情を見せるのだったというところで終了。
【考察】酷評された理由
ズバリ!皆が認めたくないジョーカーの本質を描いたからでしょうね!
これを観てがっかりしちゃう人の気持ちは分かる。
前作がなぜ、あんなにも共感を呼んだか?
それはジョーカーの狂気が社会に対する怒りで、それは誰もが抱えている闇だったりするからで...
映画のように観客はジョーカーを称えたわけですね。
ジョーカーは、もしかしたら自分かもしれないって...
でも、その気持ちを一気に裏切った2作目w
最初からこれが目的だったのでは?と、思いますね。
まさにジョーカーフィーバーは、今のSNS時代の脅威そのものです。
ただの殺人鬼に、勝手に共感し「赤信号もみんなで渡れば怖くない!」精神でどんどん増幅していく。
最初のジョーカーの狂気なんかよりずっと邪悪で厄介。
みんな、ジョーカーにはかっこいいダークヒーローでいて欲しかった。
それなのに、ただの寂れたおっさんでただの人間ですよーという今作は皆認めたくないし観たくなかった訳ですね。
挙げ句の果てに、ハーレーに見事捨てられるしw
そもそも幻想なんですよ、ダークヒーローなんて。
人を殺す人に正義とか意義とかを見出しちゃいけない。
この映画は、観客に「バカじゃないの!殺人鬼になんか共感しちゃって!」って言ってやりたかったんだと思う。
それを、冒頭のアニメーションで最初に描いてましたね。
自分の影が自分を上回って、別人のようになってしまう。
本当の自分を見失い、結局破滅する...
私は、理解は出来ました。
この方向性は、ある意味では成功だと思う。
でもね...
その一方でこうも思う!
ジョーカーってDCコミックの悪役なんですよ!
劇中でも言ってたけど、悪役ってエンターテイメントなんですよ!
正義には必ず理解できないような悪役が必要なの!
これをやるなら、最初からジョーカーを人間として描く必要はない。
ジョーカーでやる必要はないよね?とは思った。
だから、評価は「普通」。
プラマイ「普通」ですw
お金はかかってるし、全体的によく出来た構成なのでそこまで酷評する必要はないかなと個人的には思いました。
ジョーカーに厳しすぎるよねw
ネタバレなし!
ちぶ〜の感想
よく歌う...
内容が入ってこないくらい歌うのでw
ミュージカル苦手な人は辛いかもなぁ。
内容も賛否両論なのでね...
でも、つまらなくはない!
詰まってはいるので!
これは、観る人によって印象が大分変わってくる。
なぜこの内容なのか、観終わってから誰かと語りたくなる映画であることは間違いない。
前作にそんなにハマれなかった人の方が、もしかしたら楽しめる?かもしれない。
まんまとジョーカーにしてやられる!というのはいい意味でも悪い意味でもあります。
誰でもどこかに隠し持っている狂気。
社会への不満を代弁したジョーカーは、果たしてダークヒーローなのか?
エンターテイメントとリアルの間にアーサーという男がいる。
ジョーカーは一体どこにいくのだろう...
そこが見どころでございます!
なぜ、世間ではこの映画が酷評されているのか?
そこが一番この作品の面白さだと私は思います。
あなたは、この映画を観てどう思う?
それでは、また明日。
バイバイぶ〜。
ホアキンは名優よね!