俺の中の完璧な妻って...なんだよ、一体!?
⭐️作品情報※Filmarks引用
🎞️鑑賞媒体:prime Video
不都合な記憶(2024)
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製作国:日本
上映時間:118分
監督 石川慶
脚本 石川慶
キャスト
伊藤英明 役名:ナオキ
新木優子 役名:マユミ
水間ロン 役名:小笠原医師
ジアッブ=ララナー・コーントラニン 役名:ジェブ
⭐️ちぶ〜的評価
⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
⭐️予告編
⭐️結末はこうなる!※ネタバレあり
〜結末のポイント~
〜詳細の結末〜
ナオキ(伊藤英明)は、離婚を切り出され家を出て行こうとした妻マユミ(新木優子)を引き留めようとして揉み合い橋から落として殺害。
でも、亡くなってしまった現実を受け止められず完璧なマユミを求め、マユミとそっくりのアンドロイドに彼女の記憶をインプットして宇宙で生活していた。
だが、アンドロイドのマユミが自分が思っているマユミとは違う言動や行動をした場合はその度に破壊しやり直しを繰り返していた。
実は、マユミはナオキから日々DVを受けており、思い悩んでいる時にジェブと不倫関係になっていた。
それをナオキは知っていたのだ。
ジェブとの思い出が生まれる前の記憶をマユミアンドロイドにインプットさせたがジェブとの記憶が蘇りまた破壊しようとする。
ある日、マユミはそんなナオキの狂った行動に気づく。
可愛がっているロボットが今まで破壊したマユミを実は全員助けていたのだ。
マユミ全員と協力しあい、ナオキを追い詰める。
ナオキは、自分の非を認めつつも「愛していたんだ」とマユミへの執着を離せない。
結局、ナオキは宇宙へ自分の身を投げ凍って死亡。
最後は、地球に帰ったと思われるマユミがジェブと再会し「どんなマユミもマユミだよ。」と言われ、穏やかな笑顔で終了。
〜ネタバレあり感想〜
夫役が伊藤英明じゃなければ、もっと楽しめたはず!
正直、伊藤英明はこういう役は十八番すぎるんですよw
冒頭で「きっと妻にDVかなんかして、こいつが殺したな!」って思ったもんw
でも、まさか本当にそのまんまだとは思わなかった!
もう少しひねりがあっても良かったような。
不倫をしていた妻は悪いですが、そうなるのも当然だと言わんばかりの描写もなんだかモヤモヤします。
本当に別の人を好きになったら、離婚してから行動を移すのが義務だから。
契約だしね、結婚って!?と、思ってしまうw
みんな簡単に不倫しすぎですよね〜。
感情に逆らえないって、ただの阿呆としか思えない!
だから妻に同情もできないっすw
もちろん、DVをする夫が一番悪いですけどね。
もし、夫役が伊藤英明じゃなくて善人顔の松下洸平とかだったらもっと見応えあったかも!
当たり前のキャスティングじゃ勿体無いと思いましたねぇ。
⭐️徹底したSF世界が素晴らしい!※ネタバレなし感想
シナリオは微妙だと思いますが、とにかくこのSFの世界観が素晴らしかったです。
邦画でここまでの世界観を作り込んだ映画ってあまりないかも。
海外の香りがするなって思ったらエンドロールに外国人の名前がありました。
不倫相手のジェブがタイ人なので、そうかなぁと思いましたが撮影もタイで行ったみたいです。
約三ヶ月間、セットもタイで組まれて日本では考えられないような大規模なものだったらしい!
監督と脚本が「ある男」の石川慶だと知って納得かもしれない。
どこか鮮麗されていて、洋画で観るような構成。
普通にキャストが外国人だったら、違和感なく洋画と思える作品でした。
だからこそ、想定内と感じてしまうような脚本だったのは残念です。
ここに意外性をそもそも入れるつもりはなかったかもしれませんが...
使い古された筋書きに、少しでもいいから独創性が欲しかった。
個人的にはハマれませんでしたが、2200年の世界観を楽しむ分にはいい作品だと思います。
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