「確かにこれはNetflixじゃないと無理やw」
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作品情報※Filmarks引用
鑑賞媒体:Netflix
公開日:2024年07月25日
製作国:日本
全7話
再生時間:各話52分程度
原作 新庄耕
監督 大根仁
脚本 大根仁
キャスト
綾野剛
豊川悦司
北村一輝
小池栄子
ピエール瀧
染谷将太
アントニー
松尾諭
駿河太郎
マキタスポーツ
池田エライザ
リリー・フランキー
山本耕史
ちぶ〜的評価
ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…※Filmarks引用
※一部ネタバレあります
元ネタの積水ハウス地面師詐欺事件とは?
このドラマを観るまで知らなかった事件。
事件を知って、逆に今まで映画やドラマがなかったことが不思議。
それくらい衝撃的な事件だと思う。
・地面師とは?※wikiペディア参照
そもそも地面師ってなんでしょう?
ってことで調べてみました。
ドラマの冒頭でも毎回教えてくれますけどねw
土地所有者になりすまして売却を持ちかけて、多額の不動産売買を行い大金を騙し取る詐欺行為のこと。
ドラマのようにグループで仕掛けるタイプが多いのかも。
別人になりきって巧妙に騙していく手口は、かなり綿密な計画が必要だし、演技力も大事。
詐欺師だけど、学歴もあって特殊な技術があったりセンスがないと絶対にできない。
日本では第二次世界大戦後直後くらいに多発していたらしい。
それは戦争で重要書類が消滅していることが多く、騙しやすかったからでしょう。
バブル時代も土地価格が高騰していたから、増加。
2010年半ば頃は、東京オリンピックで地価が高騰し増加。
でも、今は書類も電子化が進んで難しくなっているみたい。
そう考えるとDX化も悪くないですよねw
・積水ハウス地面師詐欺事件詳細※wikiペディア参照
2017年に実際に起きた積水ハウス地面師詐欺事件は、積水ハウスが55億5千万円を騙し取られた詐欺事件。
ドラマでは100億でしたが...
それでも相当な金額!
しかも大手住宅メーカーが...
それくらい巧妙な手口だったのかと思いきや、調べると意外とシンプルに確認作業がザルだったw
あと、当時はあまり都心のマンション用地買収が得意分野でなかったことも関係しているかも。
普通は地面師対策として行うべき知人による確認を怠ったり、購入を焦るあまり土地購入の承認の順番が逆だったり...
ドラマでも似たような描写があったけど、会社内での承認体制が機能してなかったことが大きな原因でしょうね。
せっかく、所有者が異変に気づいて会社に売買行為をしていないから登記は無効だという内容証明が届いてもあまりにも大きな土地売買契約だったから妨害行為と思い込んだり...
負の連鎖が止まらなかったんでしょう。
なんでもそうですが、真っ直ぐに突き進みすぎて思い込みすぎるっていうのはとても危険なことですね。
結末はこうなる!※ネタバレあり
■結末は!?(超簡潔w)
地面師リーダーのハリソン山中(豊川悦司)が刺激欲しさに100億円を大手ハウスメーカーから騙し取るという計画を立てる。
計画は成功するが、お気に入りの仲間だった辻本拓海(綾野剛)に今までの悪事がバレる。
警察官の倉持(池田エライザ)が二人が揉めている間に突入し、捕まえようとするがハリソンが爆弾を投げ逃亡。
→ラストシーンでは多分どこかに国外逃亡して、楽しく狩りをしている様子が映るw
辻本は命が助かり、今までの悪事を全て話すと倉持に言う。
→多分、回復したら逮捕され自供するのでしょう。
当たり前の結果ですが、ハリソン山中がなかなかのヤベー奴でほとんど登場人物が死ぬ!w
ので、人物ごとの結末は次項でネタバレ!
人物ごとの結末!※ネタバレあり
地面師グループたちの結末
リーダー:ハリソン山中(豊川悦司)
最初からやべー奴w
詐欺をすることより、実は人間の死に際の顔を見るのが趣味。
実は辻本が恨んでいた詐欺師の男のリーダーだった奴がこの人。
途中から、知ったと言っていたが多分嘘。
今までも色んな詐欺師と組んで詐欺をしていた模様。
用が無くなるとプロの殺し屋に依頼し、殺させる。
常に狩りをしたがり、おしゃれなカタコトを使いがち。
交渉役:辻本拓海(綾野剛)
過去に親子で経営していた不動産会社で地面師詐欺に遭い、自暴自棄になった父親が家に火をつけそれに巻き込まれたことで妻と子を亡くしている。
父親は逮捕されて刑務所にいる。
その地面師を恨みながらも、人生終わった状態だった辻本がハリソンに出会ったことで地面師になる。
当初は、復讐のためかと思っていたが本当に復讐すべき相手は最後の最後に気づいた模様。
常に冷静沈着でハリソン山中に忠実。
まるで仕事のように地面師詐欺を行っている姿を見ると、やっぱり過去により正常な感情を喪失していたのかもしれない。
情報屋:竹下(北村一輝)
ヤク中w
ピエール瀧が隣にいて「シャブってるんちゃいますの?」みたいなシーンは笑った。
本物よりもやばい奴に見せるところはさすがw
結局、欲を出しすぎてハリソンに顔面潰されて死にますけどねw
法律屋:後藤(ピエール瀧)
胡散臭い関西弁が気になって仕方ないがリアルだったw
実は学歴が高く、法律に詳しい。
法律を熟知しているからこその詐欺ができる。
最後はハリソンが依頼した殺し屋に殺された模様。
手配師:麗子(小池栄子)
詐欺をするためにキャスティングをする女。
100億円の詐欺の時は、なりすましをするはずだった女が参加できなくなり坊主になることに!
度胸もあり、賢い!
ピッタリだったわ〜。
でも、同じく最後はハリソンが依頼した殺し屋に殺された模様。
※他のキャラの最後も書こうかと思ったけど、ドラマを観て欲しいのでここまでにしますw
ネタバレなし感想!
最初から最後までキャスティングが素晴らしかったなという印象。
これ以上にはない面々なんですよ。
特に豊悦の破壊力がすごいんですよ!
ドラマなので、ただ積水ハウス地面師詐欺事件をなぞっているだけじゃないという所も良かったです!
ハッキリ言って、絶対に地上波にはできないシーンがたくさんあるw
でも、だからこそたまらなく面白い!
ホラーとスリラーの間にサスペンスがあるって感じ。
隅々までよく構成されたストーリーでしたよ。
地面師詐欺のなりすましは、どこか俳優と通じるものがある。
別人になりすまし、相手を本物だと思い込ませる。
もちろん、俳優はお金を騙し取る訳じゃないけどw
こんなことが本当にあるのか!っていう衝撃もある。
結局、人間は欲望に駆られると何も見えなくなるってこと。
続編があったら観たいなとは思うけど...
多分、これ以上にない終わり方だったのでもうないでしょうね。
そうそう!
冒頭のナレーションは、実は山田孝之だったらしいです!(地面師とは...って言うやつね!)
豪華すぎるわ...
まだNetflixで配信されたばかりなので、全国民に勧めたいです!
ただ、結構エグい所もあるので気をつけてねw
お盆も近いので、一気見にはちょうどいいです!
今年、一番おすすめしたくなったNetflixドラマでしたよ〜。
もしかして今年一番の傑作Netflixドラマかもね!
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