ホワイ。
いつもならあの量で酔ったりしないのに。
自分で自分にサプライズ。
予想外の泥酔っぷりに参った。
先週から疲れて体調がよくなかったせいもあるのだろう。
グルングルンと久しぶりに酔っ払い。
早く家に帰ったのに知らない間に寝てて、目が覚めたら夜中の2時。
またしても貴重な休みを体調不良で過ごす。
なんだかついてない。
「ホワット・ライズ・ビニース」のクレアの運のなさよりはマシだろうか。
解説.....
遺伝学の教授ノーマン・スペンサー博士と妻クレアは、美しい湖の畔で幸せに暮らしていた。が、クレアは愛娘を大学に送り出したばかりで、心に穴が空いた状態。そんなとき、家の中で奇妙な出来事が起こり始める。風もないのに開くドア、突然動き始めるコンピューター。囁くような声が聞こえ、水には見知らぬ女性の顔が浮かんで見える……。科学者の夫にはどれも妻の妄想としか思えないのだが……。H・フォード、M・ファイファー共演、R・ゼメキス監督によるサスペンス・スリラー。
遥か昔に見た。
ホラーにどっぷりはまってしまった今だからこそ見直したくなった。
ミステリーなのか。
ホラーなのか。
それすら忘却の彼方へ。
だからこそまた楽しめた。
アルフレッド・ヒッチコックの映画技法が盛り上げる。
ホラーやミステリー好きなら押さえておきたいお手本のような作品。
偏りすぎた愛情を手放したときにできる空虚は人の心に大きな穴をつくる。
その隙間に入り込んでくる"危険"。
不安定が呼ぶ奇妙な出来事。
クレアを演じたミッシェル・ファイファーは美しい脆さを表現するのがうまい。
彼女が追いこまれれば追い込まれるほど謎は深まり、追いかけたくなる。
ハリソン・フォードの色男っぷりは胡散臭くて非常に好み。
体を張った演技を大真面目にこなす。
笑っちゃうくらいのガッツンシーンは見もの。
見終わって観れば意外に普通のストーリー。
だけど、演出と演技、やはり映像の凝り方が物語を複雑にして惑わせてくれるのだ。
バスルームに潜む何か。
背後に映る過去。
水に込められた真実。
ここにあるかと思ったらあっちにある。
映像が作りだした真実の可能性。
埋められているのはたった一つなのに、あちこちにある気がして探してしまう。
印象的なシーン。
どこかで見たような展開。
一つの過ちが辿りつく場所とは...
やっぱりヒッチ・コックは偉大だ。
ちゃんと基本は知っていないとダメですね。
ちぶ~的アップアップ度5
ラストの息が苦しくなるような緊張感があるシーンはこちらまで体が強張る。水ってやっぱり神秘的なつながりがあるんですよね、きっと。