二日酔いではないが、飲んだ次の日はやっぱりさっぱりしたものがいい。
いつぞやにもらった仙台のお土産、うーめんがあったことを思い出して食べてみた。
うーめんとはなんぞや。
うどんとラーメンの中間なのか。
麺は短くて、つるっと食べれてちょうどいい感じ。
あぁ、胃に優しい。
そんな味。
「アフターショック」は、かなり後味がよくない...
解説...
イーライ・ロスが製作・主演を務めたチリ地震を舞台としたパニック映画。地震に遭遇した人々の混乱を描く。南米チリのサンチャゴ。アメリカ人観光客の“グリンゴ”は、地元チリ人の2人組ガイド・ポヨとアリエルに案内され、観光コースを楽しんでいた。ポヨの計らいで美女3人と仲良くなり、地下のナイトクラブにいたところ大地震が発生。街は崩壊し、彼らは暗闇に取り残されてしまう。あちらこちらで悲鳴が上がり、死体が溢れ、地震による刑務所崩壊で凶悪犯が脱獄。混乱した人々が陥るパニック状態を、彼らは無事に切り抜けられるのか。
あれから、もうすぐ2年経つ。
あの時の衝撃は一生忘れるまい。
風化させてはいけない東北地方太平洋沖地震の悲劇。
2011年3月11日、14時46分18.1秒。
あの日まで私は、本当の死を身近に感じたことがなかった気がする。
震災を経験した人たちには不謹慎かもしれない。
でも、知らないということはどれだけ怖いのか。
それだけは知っておいた方がいいと断言できる。
その時間、その場所でまさか人生が大きく変わるなんて誰も思ってもいない。
自然災害。
それは、だれも逆らうことができない。
だれにも止めることができない。
神様はどこまで無情なのかと悲しむことしかできない。
そう。
人間は所詮、自然に生かされている。
電気が止まり、ガスが止まれば人間自身にできることはない。
スマホがあってもいい車に乗っていても、地震で生活が崩壊してしまったらそんなものは無意味で役立たず。
でも、本当に怖いのはそんなことじゃない。
東北地方太平洋沖地震では、世界中の人たちが日本人に感動したと言う。
それはなぜか。
日本中から、被災地へ自ら進んでポランティア活動へ出向いたり、被災者たちがお互いを支え合い生きようと団結した姿があったからだ。
日本という国は、団体行動が得意でみんなと一緒を好む。
そんなところが私は嫌いだったりするのだが、この時ばかりはその国民性が人々を救ったのではないかと思う。
日本に根付いている文化や習慣が復興を早めることができた。
が、本来人間という生き物は自分勝手であり欲張りだ。
追いつめられれば追いつめられるほどそれはむき出しになり、攻撃的になる。
劇中の地震は、リアルさよりもそんな人間の恐ろしさを衝撃として与えてくる。
想像のつく不幸はすべて起きる。
人間は、自然からも人間の邪悪な本質からも逃げることはできない。
タイトル通り、それは終わることのない繰り返される"余震”。
もし、その時がきたら自分ならどうするか。
少なくとも、あの東北地方太平洋沖地震での経験は無駄にはならないだろう。
そう。
知っているというだけで我々は強い。
ちぶ~的ショック度5
色遣いが印象的で妙な生生しさはない地震映画。が、女性はちょっと嫌な気分になるシーンもあるのでお気をつけて。