ストーブの調子が悪い。
一回でつかない。
一回つけて、エラーになる。
もう一回押すとつく。
毎日微妙に面倒。
50回に一回くらいは、一発でつく。
これは、もしや......
占い?
きっと一発でついた日はいいことがあるんだな。
最近、一発でつかないからいいことがないんだ。
なんか腑に落ちたぞ。
機械ってのは信用なりません。
「テレフォン」の電話もそういうところをうまく使ってるような気がします。
解説......
アクション活劇の名匠ドン・シーゲルがチャールズ・ブロンソンと組んだアクション。電話で暗号を告げられるとテロを起こすという催眠をかけられたソ連のスパイ50人超が米国に潜伏。作戦実行を狙う急進派を、事態収拾を図るソ連軍人ボルゾフ(ブロンソン)が追う。薬物催眠という荒唐無稽な設定をスリリングに描いた脚本は『カプリコン・1』などの監督ピーター・ハイアムズ。
奇抜設定。
ダンディズムとオシャレ感。
もし、電話に出てフロストの詩を語られたら......
それは、ただのイタ電です。
でも、ご注意を。
万が一、自分の予想もしなかったことが起きるかもしれません。
チャールズ・ブロンソンは濃い。
ブラックコーヒー煮詰めすぎ感。
ボルゾフ少佐役。
どうでしょう。
少佐ってタマじゃない。
力づくでも昇進してるタイプでしょう。
セクシー&ダンディという意味ではピッタリですが。
渋い。
やっぱりブラックコーヒーは、3杯は飲めません。
ヒロインのバーバラ演じたリー・レミック。
マ、ママ!
オーメンのママ!
かわいらしくてセクシー。
そして、怒ったときの顔がホラーに見える。
とっても良い。
今回は大人の男に翻弄される。
M女だ、こりゃ。
基本的に男運はないらしい。
ブラックコーヒーのミルク的役割。
胃はキリキリしないで済むでしょう。
電話が人間を殺す。
今の風刺っぽい。
便利な世の中。
どんなに遠くにいても声が聞ける。
それは、どんなに遠くても狂気が届くのと一緒で。
世の中の様々な発展は人間を後退させる。
結局、自分たちで自分の首を絞めているようなもの。
皮肉。
原因は結局生み出したものにある。
電話が鳴り響く。
私たちに浸食していくかのように。
ちぶ~的お約束度5
ありきたりなオチがなぜかかっこよく見える。そしてマンダム!と叫びたくなる。