法律は警察だけの味方!?
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⭐️作品情報※Filmarks引用
🎞️鑑賞媒体:Netflix
レベル・リッジ(2024)
Rebel Ridge
製作国:アメリカ
上映時間:131分
監督 ジェレミー・ソルニエ
脚本 ジェレミー・ソルニエ
キャスト
アーロン・ピエール
ドン・ジョンソン
アナソフィア・ロブ
デヴィッド・デンマン
エモリー・コーエン
ジェームズ・クロムウェル
スティーヴ・ジシス
ジャネイ・ジェイ
⭐️ちぶ〜的評価
⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
従兄弟の保釈金を届けに行く途中、地元の警察に難癖をつけられてお金を没収される。抵抗したら警察に反撃をされ、元海兵隊員の男は反撃に出る!
⭐️予告編
⭐️最後はこうなる!※ネタバレあり
もっと、悪徳警察をめちゃめちゃにして欲しかった!
〜詳細の結末は...〜
テリー(アーロン・ピエール)は、従兄弟の保釈金を届けにチャリで向かう途中警官に呼び止められる。
が、ヘッドホンで爆音ミュージックを聴いていたためなかなか気付けない。
やっと気づいて止まったら警官に難癖をつけられ、持っていた保釈金を奪われる。
従兄弟は、キャング事件の証人になっていたため保釈されないと殺される可能性が高い。
そのため、テリーはなんとか返してもらえないかと警察に頼み込みに行くが聞き入れてもらえず。
たまたま、裁判所で保釈金を待ってくれないかと頼み込んでいる時に裁判所職員のサマー(アナソフィア・ロブ)と知り合いアドバイスをもらうが失敗。
挙げ句の果てに、保釈金が間に合わず従兄弟はギャングに殺されてしまう。
テリーに協力していたサマーも警察から報復を受ける。
最終的には、元薬物依存者だったサマーにわざと薬物を摂取させ仕事がクビになるよう仕向けられる。
ブチ切れたテリーは、警察に復讐することにし元海兵隊の力を見せつける!
警察署の前で銃撃戦を繰り広げるが、テリーやサマーにここまでするべきではないと歯向かった警官が仲間に撃たれる。
警察署長のあまりの横暴さに、撃たれた警官と女性警察官は、テリーの味方となり最終的にはテリーの勝利。
警察署長の悪事もバレる。
テリーが、撃たれた警官と薬物で酩酊状態のサマーを病院に連れて行くところで終了。
多分、テリーは罪には問われないだろう。(そうでないと余計むかつくw)
〜ネタバレあり感想!〜
もっとスッキリできると思ってたのに!
ひどい!
超消化不良だよ!
胃もたれがすごい...
あんなに憎たらしい署長を、もっとコテンパンにしてくれないとこちらの気が済まない!
映画だからわざとここまでひどく描いたんだと思うことにしたけど...
それにしたってひどくないですか!?
結局は、警察の運営費...
というか個人の私利私欲のためだし!
調べたら本当に難癖つけて映画みたいにお金を没収できると知って余計にムカつく!
あんな警察だったら、なくなったほうがマシだね!
⭐️本当にある民事資産没収!
アメリカの民事資産没収に調べてみたら...(グーグル先生情報まとめました!)
本当に映画のようなことがあると知ってショックを受けました。
法執行機関が犯罪に関連する財産を没収する手続き。
主に麻薬取引や組織犯罪に関連して行われることが多いが、犯罪が行われた証拠が必要ないため、物件の所有者が犯罪に関与していなくても没収することができる。
タチが悪いのは、連邦法や州法に基づいて行われて、警察や検察が財産を押収し、その後、裁判を通じて所有権を確認するってこと。
警察は、財産が犯罪から得られたものだって主張できるし、証明責任は政府にあって、所有者が逆に自分の資産が合法であることを証明しなければならなくなる...
なんか、それって全然納得いかんよ!
だから、所有者が没収に対して異議を唱えるのが難しい!
低所得者層や法律の知識のない人たちには不利!
自分のものだったのに、取り戻すっていうのも本当は変だし。
使い道が法執行機関の予算に使えるってなると資産没収を積極的に行いたくなる輩もいるから...
もちろん、アメリカではこの状況は問題になっていて批判もあるらしい。
そう考えれば映画のあのオチは必然だったのかもしれない...
法律ってどこの国でも使いよう!
そして、使い方を間違えると本当に厄介ですyo!
⭐️ネタバレなし感想!
とにかく主演のアーロン・ピエールがかっこいい!
黒人でブルーアイって珍しい!
笑顔を一瞬も見せず、プロフェッショナルに反撃していくアクションは見もの!
静かに、淡々に怒りを蓄積していくんですが...
どこか不器用さもあって男の色気がムンムンなんですよ〜。
セクシーでしたねw
アーロン・ピエールにハマりそうw↓
映画の内容は、実際にある民事資産没収がテーマになっていて...
非常にイラつかせてくれますw
でも、本当にこういうことがあるんだっていう事実は知るべきですね。
日本でも法律の方が違法なんじゃない?っていう...
矛盾した法律ってありますよね。
本来、誰にとっても平等で正しくなくてはならないものがそもそも歪んでいる。
結局、法律も人間が作ったものだから...
ある意味、物凄い恐ろしいことですよね。
正直、エンタメのアクション映画とは違って爽快さはありませんが...
社会派アクションサスペンスとしては良作だと思いますので、ぜひチェックしてみてください!
良い子は、チャリでヘッドホン爆音走行はやめましょうw