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堂本剛主演映画「まる」27年ぶりの主演理由を考察!ネタバレあり

堂本剛主演映画「まる」27年ぶりの主演理由を考察!ネタバレありのイラスト

堂本剛主演映画「まる」27年ぶりの主演理由を考察!ネタバレあり

フランス映画みたいな雰囲気!

ちぶ〜的評価は...

🐽🐽🐽3ブヒ(ノーマルちぶ〜)かなぁ?

はい、ちぶ〜です!

今日は、堂本剛が27年振りに主演をした映画「まる」について考察していきたいと思います!

やっぱり、この映画を観て「だから堂本剛だったんだなぁ」と思いましたよ!

予告編

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おぼろげなあらすじは…

現代美術家の雇われアシスタントの沢田は、ある日怪我をして仕事をクビになる。生活費を稼ぐために何気なく描いた「まる」の絵を売る。が、そこから思いがけないことが起き始める。

作品情報

🎞️鑑賞媒体:TOHOシネマズ秋田

まる(2024)

上映日:2024年10月18日

製作国:日本

上映時間:117分

監督 荻上直子
脚本 荻上直子

 

〜キャスト〜
堂本剛 役名:沢⽥
綾野剛 役名:横山
吉岡里帆 役名:矢島
森崎ウィン 役名:モー
小林聡美 役名:若草萌子
戸塚純貴
おいでやす小田
濱田マリ
早乙女太一
片桐はいり
吉田鋼太郎
柄本明


主題歌/挿入歌 堂本剛

※Filmarks引用

 

ネタバレあり

あらすじと結末

好きなことを続ける。それだけでもいいんじゃない?

↓注:ネタバレです!↓

沢田(堂本剛)は売れている現代美術家(吉田鋼太郎)の元でアシスタントをしていた。

アイディアを詐取されても自分は作品の大工のようなものだと無気力に淡々と生きていた。

そんな時、腕を骨折してしまい仕事ができなくなる。

あっさりクビになり、生活に困る。

ボーっとしていると、1匹の蟻が導くかのようにいて…

なんとなくその蟻を囲うように『まる』を描いた。

それを売りに出したところ、話題になってしまう。

また、美術商の怪しい男(早乙女太一)から新作であの”円相”を描いてくれれば100万円払うと言われ動揺する。

半信半疑でいると、自分の絵があるギャラリーで売りに出されていることに気づく。

あれは自分が描いたものだと名乗り出ると、周囲の人々の扱いや態度が急変する。

隣人である売れない漫画家の横山(綾野剛)には、「自分も円相なんか簡単に描けるから自分が沢田だ!」と言い出す。

沢田は、外に出ると騒がれどんどん生きづらくなる。

個展も開くが、円相の絵画ばかりを出展し...

居心地の悪さを感じる。

そんな時、元同僚の矢島(吉岡里帆)が、個展に乱入してくる。

円相の絵画をぐちゃぐちゃにして「アーティストから詐取するな!」と大騒ぎするがなんとなくほっとしてしまう沢田。

美術商の男とギャラリーのオーナー?である若草萌子(小林聡美)に自分の新作を持っていくが、「円相じゃないなら売れない、その絵の上に円相を描いてくれ」と言われ絵画を思いっきりぶん殴って穴を開ける。

すっきりした沢田は、多分売れなくても自分が好きな絵を描き続けて生きていくのだろうなという感じで終了。


エンドロールでは、沢田が描いたと思われる雲の絵みたいなのが映し出され堂本剛の映画でしか聞けない「街」が流れました。

あらすじと結末は、私の記憶でざっくりですよ!

堂本剛の自伝みたい

監督は、この役は堂本剛のために用意したものだと言っていた。

本当にその通りで沢田と堂本剛は最後は一体化され、「なんで稼げないのに絵を描くのか、売れないのに絵を描くのか」みたいなことを綾野剛に問われるシーンがあって...

なんとも言えない表情で泣くシーンは、演技にも思えないくらい素に見えた。

堂本剛にとっての円相は、演技の仕事だったんじゃないかなと思う。

本当は歌が好きで、歌じゃなければ本当の自分じゃない気がして葛藤した時期もあったんじゃないかと思ったりして。

堂本剛は、KinKi Kidsとしてデビューし「金田一少年の事件簿」では俳優としても一躍有名になった。

アイドルだから、当時いろんなことをさせられたと思う。

でも、人が求める自分と自分がしたいことは別だ。

沢田のように、自分が全く興味のないところで有名になるのはある意味恐怖。

自分が知らない自分が世間によって形成され、勝手に期待されたりがっかりされたりする。

有名であればあるほど、自分をずっとしっかり握りしめるのは難しい。

結局、シンプルに好きなことをしてお金を稼げれば幸せだけど...

好きなことをするのは、そもそも稼ぐためじゃできないと思うんだよな。

有名になりたい、稼ぎたい、自分を表現したい...

そんな欲を満たそうと思って好きなことをしているわけでもない。

ただ、好きなの。

誰にも理解されなくていい。

自分らしさをずっと持っていたい。

それって意外と難しくて、孤独なんですよ。

セリフが少なくても、そんな繊細な感情がしっかりと伝わってきたのはやっぱり堂本剛だからでしょうね!

あらすじには関係ないから、書かなかったけど...

バイト先のモー(森崎ウィン)がめっちゃ良かった。

辛くてもいつも笑って、前向きに捉える。

目の前のことを一生懸命頑張る。

そうやって生きていれば、いつかきっと小さな幸せを積み重ねていける。

円相のことで自分を見直すきっかけを得た沢田とモーの相性がとても良くて、ほんわかしたなぁ。

二人には、ずっと友達でいてほしいなって思った。

 

ネタバレなし

映画「まる」の入場特典は!?

最近、公開直後に映画館に行くことになったらおまけをもらうことが増えて嬉しいw

今回は、「まる」のフィルム風フォトでした!

堂本剛主演映画「まる」の入場者特典!の画像

堂本剛主演映画「まる」の入場者特典!

とてもおしゃれ〜。

結構硬めなので、しおりにもなりそう。

まだ読んでいない本があるので、読む時に使おうかなと思いました!

ちなみにフィルムは、劇中のシーンでしたよ〜。

 

映画でしか聴けない「街」

今回、本当に素晴らしいと思ったのはエンドロールで流れる堂本剛の「街」。

この歌は、「街(movie ver.)」となっていてソロデビュー曲なんですよね。

知ってる曲でしたが、改めて聞くと堂本剛そのもので沢田そのものなんです!

2002年の曲なんですが、この映画のためにレコーディングし直したらしい!

しかも、映画でしか聞けないという貴重音源w

私、実は「硝子の少年」はCDを予約して購入するほどデビュー当時からファンでした。

そして、ずっと剛派!

ただ、ドラマに出なくなったあたりからファンを卒業しちゃってたんですけど...

やっぱり、剛くんの歌声は今でも好きですねぇ。

もしかして、この映画はファンしか楽しめないと思った人もいるかもしれませんが...

私は素直に、俳優:堂本剛としても見ても十分魅力がある作品だと思いましたよ。

ネタバレなし感想

27年ぶりに主演をすると聞いて、堂本剛ファンだった私は...

やっぱり、気になって観てしまいましたw

「まる」の沢田を演じた堂本剛は、同一人物にしか思えなかった。

堂本剛しかこの役はできない。

それくらい自然でした。

みんなが求めている自分と他人が求める自分が違う。

そこらへんにありふれているもののようで何かが違う。

才能がある人とない人の違いはなんなのか?

これは永遠のテーマですよねw

特に芸術の世界は、それが剥き出しになることが多い気がします。

本当は好きなことがあるっていうだけで幸せなのにねぇ。

この映画は、セリフは決して多くはないけれど静かに淡々とそんな葛藤を繊細に描いています。

主演が堂本剛だからこそ、余計な言葉が要らなかったのかもしれません。

派手さや分かりやすさは皆無ですが、じわじわとゆっくり自分自身を見直す時間を過ごすにはとてもいい作品だと私は思いましたよ〜。

まるを円相と言うと高級感出るwで、堂本剛の顔もまんまるでしたね〜。

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