大人になればなるほど、人付き合いって面倒になる。
大人だからこそ、相手に対してどう思っているかという本音は顔に出さなかったりするし。
傍から見たら、仲良しに見えても実は違っていたりする。
私はそういうのは嫌いだから、嫌いな人に対してはきっと顔か態度に出ている。
もしくは、納得できないことがあったら本人に伝えてしまう。
陰で言うよりはずっとマシに思えるから。
悪意を持ってしまっても、正直にそれを見せればそれが相手にとって善意に変わることだってあるかもしれないし。
「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」の悪意は、生粋の悪意で溢れてましたねぇ。
監督・脚本は、私が大好きな「ロスト・ボディ」のオリオル・パウロ。
彼の作品を知っている人は、見始めてからすぐに気づくかもしれないが...
私はそれでも十分に楽しめた!
ストーリーの回収と様々な視点から見る事件は、見ていくうちに色が変わっていく。
誰が本当の悪魔か。
その密室には誰がいたのか。
過度な期待は厳禁だが、爽快な展開で今回も満足です。
出た!
ゲス男!
と、つい喜んでしまうくらいに怪しい男。
彼の告白から始まるミステリーに引き込まれていく。
超ドSなおばちゃん弁護士がまた最高である。
ガンガンに来るので、たまにゲス男を忘れるほどである。
この先を言ってしまったら、映画の面白さを半減させてしまいそうなので多くは語れない。
でも、ラストの切なさと爽快感は見たらきっと癖になること間違いなし。
普通のミステリーやサスペンスに飽きている人は、このスパニッシュなミステリーはいかがでしょうか?
きっといつもより、上質な時間を過ごせるはず~。
ちぶ~的事件の真相度5
なるほど!となる視点の切り替え。こういうことって人間だとよくあるんじゃないかなと思ったり。主観というのは怖いなぁ~と思いました。
本日の映画🎞️※Filmarks引用
インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)
The Invisible Guest/Contratiempo
上映日:2017年03月25日
製作国:スペイン
上映時間:106分
キャスト
マリオ・カサス
アナ・ワヘネル
バルバラ・レニー
フランセスク・オレーリャ
パコ・トウス
デヴィッド・セルバス