むか~しむかし。
ピアノを習ってたことがあるわけです。
練習が大嫌いだったので毎度のように先生に怒られて。
ピアニストとしては才能がある方だったのですが、教えるという意味では不器用だったのかもしれません。
怒るときに、手をたたかれるのが嫌で...
ずっと続けていればプロになれるかもしれないとほんの一瞬言われたこともありましたが。
レッスンが嫌いすぎて辞めたんですよね。
今じゃ楽譜も読めないくらい忘れてます。
そんな思い出があるので「グランドピアノ 狙われた黒鍵」もちょっと期待してみてしまったんですが...
久々のおったまげ。
有名俳優をつかい、A級映画に見せかけてのコレ...
この衝撃...
イライジャ・ウッドが危篤状態。
ジョン・キューザックが瀕死しかけている。
こんなことってあるのだろうか。
狙われたのは黒鍵ではなく...
スターとしてのプライドです。
もう、彼って本当にすごいの。
ピアノ弾きながらここまでできちゃうんだから。
プロとしての自覚なしの世界屈指の若き天才ピアニスト、トム(イライジャ・ウッド)。
コンサート中に脅される。
ミスしたら殺すってさ...
半泣きで頑張るトム。
いや、冷静に考えてみてよ。
ありがたくね
ただのスパルタ教育。
この試練を乗り越えたら本当のプロになれる。
っていうか一体犯人の目的はなんだったのだろうか。
こんな映画を寝ずに見たのにも関わらず何も分からない。
難解すぎるサスペンス。
よく、昔は見ていた火曜サスペンスって実は素晴らしかったんだなって思う。
効果音だってこんなに陳腐じゃなかった。
ちゃんと謎解きもあったよ。
もうラストなんて私、どうしたらいいか分からなくて助けを求めたくなったくらいです。
イライジャとジョンの作品選びもここまでくると才能か。
で、こんな映画をわざわざチョイスしてしまった私のセンスもかなりの重症である...
ちぶ~的つまらん怒度5
つまらないを通り越してつまりまくり。いろんなことが消化できなくて困りまくり。暴走するイライジャさんを何度も呼び止めたくなるのは私だけじゃないはず。