Netflixで楽しみにしていたドイツの映画「デリシャス」を鑑賞!
実は、娘役でNetflixドラマ「汚れなき子」でも強烈な印象を残したナイラ・シューバースも出演していた!
やっぱり彼女の演技は素晴らしい!
子役とは思えんよw
設定は、よくあるブルジョア一家に一人の家政婦が侵入してくる不穏。
確かに結末は衝撃的だったけど…
人によっては退屈かも!
この映画は、表面的な解釈だけで観てしまうのは勿体無い!
なので、ホラー映画好きの私が勝手にホラーな考察をしてみましたw
映画は観る側の工夫も大切ですねw
- Netflix映画「デリシャス」の評価
- Netflix映画「デリシャス」あらすじ&概要
- Netflix映画「デリシャス」キャスト&登場人物
- Netflix映画「デリシャス」の真のメッセージをネタバレで考察!
- Netflix映画「デリシャス」まとめ&ネタバレなし感想:安易すぎるけど、そこまで悪くない!
Netflix映画「デリシャス」の評価
ちぶ〜的評価は…
🐽🐽🐽3ブヒ(ノーマルちぶ〜)です!!
総評:「重要なのはオチではなく過程!」
・ストーリー:⭐⭐⭐☆☆
• 演技:⭐⭐⭐☆☆
・恐怖度:⭐⭐☆☆☆
世間の評価は...
・Filmarks ⭐️(2.2/5.0) レビュー数:14件
・IMDb⭐️(5.1/10)レビュー数:234件
※現時点
〜みんなのレビューをまとめてみた!〜
まだ、そんなにレビューがありませんでしたが…
⚫︎思っていたのと違った!
⚫︎何が面白いのか分からない!
⚫︎ありがちになってしまった!
との意見が。
そうなんです!
なんだかとっても勿体無いことになっていた。
スピード感がないのも良くないのかもしれない。
でも、考察すると結構面白い部分もあるよ?
Netflix映画「デリシャス」あらすじ&概要
\Netflix映画「デリシャス」の予告編はこちら/
映画の内容!
夏休みをフランスの別荘で過ごすドイツ人一家。表向きは理想的に見える家族。だが、ある晩に田舎道で若い女性を車ではねてしまい、その女性を家に連れて帰ったことをきっかけに崩壊が始まる…
Netflix映画「デリシャス」キャスト&登場人物
ヴァレリー・パフナー |役名:ジョン(一家の主人)
ファーリ・ヤーディム |役名:エスター(ジョンの妻)
カルラ・ディアス |役名:テオドラ(家政婦になる)
ナイラ・シューバース |役名:アルバ(ジョンとエスターの娘)
カスパー・ホフマン |役名:フィリップ
ジュリアン・ドゥ・セイント・ジーン |役名:ルシアン(エスターと親しくなる)
Netflix映画「デリシャス」の真のメッセージをネタバレで考察!
※ネタバレ項目になりますのでご注意を!
普通に観てしまうと、結構退屈です。
ただ、オチが唐突に感じるだけ。
でも、考察してみると結構考えられた伏線だったことが分かる。
それでも、単調で薄めの脚本だったことは否めませんがw
わかりやすいように、ポイントで考察してみましたよ!
唐突なオチに驚愕!?
結局、飲酒運転していて轢いてしまったデオドラを事件がバレないために家政婦として雇った時点で結末は見えていました。
でも、まさかデオドラたちの正体が…
人喰いゾンビ(多分)だったとは!急すぎてびっくりですw w
でも、冒頭でブルジョア夫婦のジョンとエスターが「天井にいるけだものをなんとかしなきゃ」みたいなセリフがあったので…
人喰いゾンビ=一家に隠れていた邪悪な欲望
を象徴した存在のことを指すのではないかと思いますね。
だから、オチとしてはデオドラたちが人喰いゾンビだったけれど本当の意味としてはホラー映画的な意味ではなくて…
けだものたちはいつも近くにいて、あなたたちの欲望から侵食して破滅させちゃうんだぞ〜ってことですw
たった一人の女が一瞬で、一家を崩壊できる!
でも、それはきっかけに過ぎないよ〜みたいなw
このオチって「 パラサイト 半地下の家族 」や「ファニーゲーム」と同じ路線を目指した結果だと思う。
でも、あからさまにあのオチにしてしまうと唐突だし直接的すぎて台無しなんですよね。
そもそもこの路線って名作あるから、難しいんですけど…
ホラー映画好きにとっては、一瞬だけど待ち侘びていたホラーシーンが出てきてちょっと嬉しかったよw
汚れなき子は汚れない
Netflix「汚れなき子」で監禁されていた子供を演じていたナイラ・シューバース。
今回も、ピュアな邪悪で観るものを不安にさせる。
最初は、デオドラに不信感を抱いていたのになぜか徐々に傾倒していく。
通じるものがあったのか、ラストでは一緒にデオドラとバイクに乗って出ていくシーンが流れる。
それは、やはり純粋すぎるが故に”けだもの”に惹かれたのかもしれない。
欲望に囚われ、愚かにも溺れて自分を見失っていく両親たちよりもデオドラたちのように自分たちの欲望に忠実に言い訳もせず生きていく姿に…
純粋だからこそ邪悪に寄り添う。
やっぱり彼女の瞳の奥に映るものは、いつも澄んでいて美しいから怖いんだなと思いましたねw
格差社会と汚れた皿
デオドラが「汚れた皿は片付けて。虫が湧くから。」というセリフがある。
この皿はラストで長男が誰もいない家で残り物の肉を食うシーンでも出てくる。
その肉の中には、母親の指輪と思われるものが入っているけど…
これって汚れた皿=邪悪とか不実な心なんでしょうね。
夫のジョンは、コーラと不倫してたし。
妻のエスターは、デオドラの仲間の男子と愛の逃避行をしちゃうし。
元々、汚れてたんですよね。
皿も心も。
それに気づいていながらも、洗おうとしなかった。
こびり付いた汚れは、落とすのも時間がかかるのに。
皿に寄って来た虫は、悪い虫なのです。
理性が効かず欲望を解放した罰は、虫食い攻撃w
だから食べられちゃうんですよね、欲望に。
そして、その欲望から生まれる破滅被害はブルジョアな人たちの方がデカくなる!
満たされているようで、実は満たされていない。
手に入り過ぎていて、現実が全く見えていないんですよ。
ま、幸せボケから生まれるのは愚かな結末しかない!
ということですね〜。
Netflix映画「デリシャス」まとめ&ネタバレなし感想:安易すぎるけど、そこまで悪くない!
多分、もっと深層心理を繊細に描けば傑作になったはず!
なんかとっても勿体無いですねぇ。
予告は、とても面白そうに観えるので余計にがっかりしちゃうかも。
いずれにしよ言えることは…
デオドラは、もっとセクシーなギャルの方が良かったかもしれないですねw
そのほうがワクワクするから!っていうだけなんですけども。
こういう映画には意外と大事な存在かもw
全体的には、薄い内容で安易な設定でしたけど”ホラー映画”変換の術を使うと少しは面白くなります!
ホラー風考察が参考になれば幸いです!
個人的には、ナイラ・シューバースがすでに名女優だと思っているのでドイツ作品も珍しいですし応援したいところです。
Netflix映画「デリシャス」はNetflixでしか観れませんが…
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今日も最後まで読んでいただきありがとうございます! ちぶ〜でした!🫰