時間はお金に変えられないからこそ価値がある!
⭐️🎞️作品情報※Filmarks引用
鑑賞媒体:Netflix
パラダイス 人生の値段(2023)
Paradise
製作国:ドイツ
上映時間:117分
監督 ボリス・クンツ
脚本 ボリス・クンツ ピーター・コチラ
サイモン・アンバーガー
キャスト
コスティア・ウルマン
コリンナ・キルヒホッフ
マルレーネ・タンチク
イリス・ベルベン
リサ・マリエ・コロール
ローナ・イシェマ
⭐️ちぶ〜的評価
⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
⭐️時間=お金というテーマ
これは、設定だけ観ると、ジャスティン・ティンバーレイクとアマンダ・セイフライド主演のSF映画「TIME タイム」を思い出す。※古くて記事にしてなかったみたい
当時、この設定って斬新だった!
B級映画っぽかったけど、新鮮で展開にも引き込まれたんですよね。
ただ、時間をお金に変えるっていう設定じゃなくて...
年齢は25歳で全員止まる!
その先は、貧乏だと23時間しか生きれない。
金持ちだと永遠に近い時間を手にできる。
腕に埋め込まれた体内時計「ボディ・クロック」が表示する余命時間だけしか生きれない...
この限定的な時間を与えた設定こそが面白さを増していたわけです。
で、全員最高齢が25歳だからみんな若い!w
それもなんだか奇妙で永遠の若さって本当に美しいのかなと不安にさせた。
うま〜く社会問題も取り入れていて、ジャスティンは歌手じゃんって思ってたけど...
鬼気迫る演技も様になっていて楽しめたんですよね。
そう考えると、この作品は少しシンプルすぎたかなと。
映画「TIME タイム」より、もしこの作品が先だったら確かに驚いたと思うんですが...
やっぱり「TIME タイム」を超えることはできなかったみたいですね。
⭐️借金のカタが寿命!?
設定はシンプルですが、寿命をお金に変える会社がある!
借金の担保を寿命にできる!
という設定は、ちょっと怖くて良かったです。
しかもモラル崩壊並みの年数w
確かに、寿命をお金に変えられる社会があるとしたらそうなるだろうし...
結局、寿命というかけがえのないものを差し出す人なんて貧乏人くらいしかいないんですよね。
そもそも寿命を大金に変えれたとしても命が短くなってしまったらその人の利益にはならない。
時間は、いくら積まれても満足できる金額にはならないでしょうから。
誰も得しないですね、寿命換金w
人権も無視してるから、こんな世界は未来にはないとは思いますが...
金があればなんでもできる!という今の世の中とはほど遠い...とも言いにくいのが悲しいところであります。
⭐️いきなり老けた場合
毎日一緒に暮らしていたパートナーがある日、老けるかもしれないw
これは、結構キツいですよね。
昨日までは20代だったのに、下手したら60代になっちゃった〜とかもありえるわけですから。
そうなった時に、この映画の夫婦みたいにいれるでしょうか...
「歳を取っても愛してる」というのは、一緒に年齢を重ねた場合であって一瞬で年寄りになってしまったら流石に100年の恋も冷めるかと...
そんな綺麗事は、絶対に無理があるw
胡散臭いなって思ったら、ラストはああなったので理解できましたがw
私には理解できない愛の領域でしたw
「TIME タイム」とはまた別の寿命換金映画なので、見比べて観るのもいいかもしれません!
みなさん、歳を取ることを悲観する人もいるかもしれませんが...
自然に逆らわないで生きるということが一番健全で安全なので、シワやシミが増えても生きてきた勲章だと思って愛でてあげましょうねw
「TIME タイム」見直したくなったね〜