ひきこもりが問題ではなかったけどね
⭐️🎞️作品情報※Filmarks引用
鑑賞媒体:ゲオ宅配レンタル
ひきこもり(2008)
외톨이/The Loner
製作国:韓国
上映時間:117分
監督 パク・チェシク
脚本 パク・チェシク キム・ミンジュ
キャスト
チョン・ユソク
コ・ウナ
チェ・ミンソ
チョン・ヨンスク
⭐️ちぶ〜的評価
⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
⭐️予告編
⭐️ひきこもりは韓国にもある!
映画で気づいたけど、「ひきこもり」は韓国語でも「ひきこもり」。
多分、それは平成くらいに日本で生まれた言葉だからでしょう。
英語でも「hikikomori」として英語の辞書に載っているらしい。
ひきこもりは、アメリカ精神医学会の「Social Withdrawal」の直訳からきている。
みなさん、ご存知かと思いますが...
ひきこもりは、家にこもって家族や学校、会社などの社会とは接触せず生活している人のことですね。
日本では、この問題を1990年代くらいから社会問題化し認知が広まった。
私もプチひきこもり経験者です。
やっぱり、いじめられて学校に行きたくなくて毎日仮病を使って自分の部屋にこもってました。
そのほうが安全だと思っていたから。
私の場合は、重度ではなかったので高校生くらいには脱しましたが...
バッチリサボり癖は付きましたよねw
韓国は、意外にも日本よりひきこもり人口が多いようです。
今でも減っていないようで...
見つけた記事によると、2022年で韓国の19〜32歳のうち2.4%が引きこもりだそうだ。
韓国全土で見ると...なんと!24万4000人規模。
高麗大心理学科の教授が、引きこもりの若者が増加する理由について、MZ世代
(1980-2000年代初めに生まれた世代)の「完璧主義的な懸念」のせいだと分析。
確かに、韓国って完璧主義すぎて社会の圧迫が強そうですからね...
批判に敏感になってしまい、プレッシャーに負けてしまう。
自分を責めて失敗を怖がる。
思っていたよりもいい結果が得られないと、潰れてしまう...
韓国の国の文化も影響しているのかなぁと思いますね。
↓〜参考にした記事〜
そう考えると、韓国でもポピュラーなひきこもりをホラー映画にしたのは自然かなと思いますが...
ひきこもりの使い方がちょっと違う方向性だったかなと思うw
呪われてひきこもってるのか、自分の意思なのか分かりづらくて困りましたねw
⭐️ひきこもりは家族と密接に関係している?
最初はいい感じでした。
いじめられていた親友が自殺したことで、どんどん闇堕ちしていく主人公。
そうこうしている内に、家族の問題が大変なことに!
後半、畳み掛けるようにいろんな不幸が舞い込むんですが...
詰め込まれすぎて、整理できなくなりましたw
原点に帰ってみると、親友は一体どうしてそうなってしまったのか...
オチを知ると、親友の役割が無意味に感じてしまうw
ホラー感は確かにありましたけども...
もう少し、シンプルな方が分かりやすかったかなと。
ひきこもりは、個人の責任と思われがちですが決してそれだけではないと思います。
当事者に責任が全くないとは言いませんが...
やはり、原因はきちんとあるわけですよ。
社会や学校、会社の中で生きていく中で、避けられない人間関係。
それだけでも大変なのに、家族に問題があったら尚更逃げ場がなくなる。
映画みたいに、呪いのせいに全てできればいいんですがw
現実はそうは行きません。
家族にひきこもっている人がいる=恥ずかしいという時代も終わったと思います。
ひきこもり傾向があったら、映画のように責めるのではなく原因をまずは一緒に探してみることが大切だと思いますね!
映画は微妙でしたが、ひきこもり時代を思い出して真面目に考えてしまいましたw
あの時、ひきこもった経験があったからこそ今があるのじゃ