偽物って色んなのがありますけどね。
やっぱり、一番怖いのって人間じゃないですか。
ほら、仮面夫婦とかさぁ。
怖いですよねぇ。
すごく家庭円満に見えていたのに、ある日突然離婚する夫婦っているじゃないですか。
他人には全く見えない亀裂があったわけですよね。
ほんと、人間って見た目じゃわかりません。
そういうところをついた「レプリカ」は、路線は悪くはなかったんですが.....
多分、「ファニー・ゲーム」のような不条理サスペンスを狙ったんだと思う。
が、あれを期待してしまうと大きく外れてしまうので要注意。
もっと、残酷にもできたはずなのに...
優しさって罪ね。
その弱さが作品を小物にしてしまったのかもしれない。
別荘にやってきた主人公一家。
見た目は、裕福で平和そうに見える。
が、本当は違うらしい。
まぁ、完璧な家族なんて最初からいないと私は思うんですけどねぇ。
その近くにやってきた変な家族が怪しい。
これは、実際にありそうで気味が悪い。
かみ合わない会話。
無駄に親しくしてくる感じ。
地味だけど、怖さはあった。
人間関係っていつだって難しい。
近すぎても遠すぎても危険。
映画としては物足りないけれど、現代ではこんな事件ありまくりなわけで...
ちょっと、日常生活も油断できないなぁと思わせますね。
ちぶ~的不条理度3
ちょっと暗すぎる家族。そんな予感はしましたけれど、それくらいなら普通と思ってしまった私。そっちの方が怖いわな。