シネマパレ上映作品。
予告を見て、さすがに見るのはやめようかとギリギリまで悩んだ。
だって、ヤクザ映画苦手だから。
でも、閉館が近いので挑戦してみました。
「竜二」はやくざと堅気の間で揺れる男の話だったのです。
主演は33歳の若さで亡くなった金子正次。
これが遺作ということもあり、ギラギラしている。
完全に男映画。
暴力のないヤクザ映画は珍しく、人間身溢れている男の決断を見れる映画でもあった。
映画を見終わってから常連さんたちと盛り上がった。
面白かったのは、男女で意見が真っ二つに割れたこと。
簡単に言うと...
女子は、「ああいう男ってありえない」
男子は、「ああいう男ってかっこいいよね」
そして、あの奥さん...
女はファンタジーだと言い、男は存在すると言う。
こんなに語りがいのある映画も珍しい。
人間はいつだって変われることができると言う。
果たしてそうだろうか。
骨の髄まで染みわたってしまった自分の本性...
自分でも計り知れないほど危険な要素を持っているのではなかろうか。
苦悩するヤクザ映画も、人間映画としてみれば面白い!
ちぶ~的ヤクザ映画5
暴力シーンがガチに見えた。金子さんの本気を見れる作品になっているのは確かです!