あの素晴らしい正月をもう一度。
一瞬すぎた...
年明けの仕事がつらすぎる。
と、まだ引きずっている。
全然終わらん。
脳みそはまだ冬眠状態。
ドンと暗い気持ちになりますよね。
それでも生きるためには進むしかない。
後退するのも面倒だし。
「クライング・ゲーム 」は、そんな気持ちを吹き飛ばすくらいにびっくらこきました。
何やらアカデミー賞などたくさんの賞を受賞しているらしいこの作品。
タイトルは知っているがあまり今まで縁がなかった。
監督のニール・ジョーダンの作品も、多分「IN DREAMS/殺意の森」しか見ていない。
この人の作風に慣れていないからなのか...
独特すぎる展開にいちいちハッとする。
男の友情。
人間の本性。
真の愛情。
真面目に見つつも大笑い。
愛の罠って深いんだな。
なんとなく予想はついていたんです。
だけど、見事にいろんな意味で私も罠にはまったのです。
人間という生き物。
生まれながらにして一生変えることのできない性がある。
自分ですら分からない本性。
男の友情がそれを引き出す。
どんな女も強い。
愛し、愛することが当たり前のことのようにできるのは男からしてみたら妙に恐怖を感じるのかもしれない。
男はなんて弱いんだ。
同情しつつも、男が求めるものと女が求めるものは根本的に違うことを知ってしまう。
究極を言えば、すべてを取っ払って残るものはシンプルな愛だ。
怖ろしきトラップ。
あなたなら一体どうするだろうか。
他人事は笑いごと。
自分事ならきっとただの恐怖。
いや~、なんでも抜き打ちってのは勘弁してほしいものですね。
ちぶ~的クラクラ度5