モヤモヤが止まらない。
このままではいけないと思い、女子会を開催。
目も舌もおいしいランチを食べながら盛り上がったトーク。
ブルーだったクリスマス話で盛り上がる。
恋愛って難しい。
LikeとLoveの違いについて激論。
いい人っていうだけでは恋愛にならない。
人が異性をを異性だとスイッチを切り替える瞬間って何だろう。
考えれば考えるほど分からない。
そもそも、そんなものは本能が教えてくれるのでしょうか?
松田聖子みたいにビビビっ!(→古い)ですか?
人の恋沙汰を聞きながら男と女の難しさに自分のことのように頭を悩ませた私です。
で、こっちもなかなかブルーな気持ちになる「ブルークリスマス」 。
解説....
UFOを目撃した人間の血が青くなる。青い血を持った人間を迫害、秘密裏に“処理”しようとする体制の恐怖を、政府の極秘計画の謎を追うテレビ局員と青い血の恋人を持った特殊部隊員の行動を通して描いた力作。UFOや宇宙人の存在、青い血についての謎解きは一切なく、異質なものを排除する人間の恐ろしさを徹底的に暴いた。
豪華キャスト。
渋すぎて茶柱が見える。
それだけでも満足できるのにSFネタには萌える。
UFO(ユーフォー)は、UFO(ユーフォー)ではない。
UFO(ユーエフオー)なんだぞ。
岡本喜八×倉本聰の真面目で上質なSFサスペンスがずしんと突き刺さる。
こういうのは大好きだ、全体的に。
しかも勝野洋がエロイ。
田中邦衛の顔芸は癒される。
なんてったって、仲代達夫のコミカルさと不気味さを目ん玉に押し出した演技がたまらなくハマる。
で、ストーリーがまたそそられる。
UFOに遭遇した者は、血が青くなる。
真相よりもそれによって変わっていく社会を追っていく。
血の青い人間は人間なのか。
有害なのか。無害なのか。
明確にならないまま排除しようとする者たち。
真実はどうでもいいのだ。
脅威はただ排除すればいいという安易さが怖ろしい。
ご都合主義の政治家たち。
それに従わなければならない役人の哀しき使命。
社会はいつだって、真実よりも作られた平和を守ろうとする。
青い血が流れる。
真っ白な雪に染まった疑念の色。
真っ赤な血は止まらない。
排除ではなく、赤と青の共存を願うかのように混ざり合っていく。
メリークリスマスは、赤でも青でもなく紫で。
混じり合った色こそが、真実の平和。
ちぶ~的ブルーなクリスマス度5
わざわざクリスマスをブルーにされるのは恋人たちがかわいそう。その悲恋こそ人類の悲劇ともいえるのだろうけど。