まさかの....派遣先が移転するかもしれません。
もうここの会社にいる理由がなくなりました。
通いやすさしかもう残ってなかったのに。
それすら奪われるなんて....
まだ噂の段階ですが、きっと決定でしょう。
年明け早々、契約をきるか我慢して通い続けるか決断をしなければならなそうです。
最悪だ。
っていうかこの会社は一体どこまでむちゃくちゃなんだろうか...
「人狼村 史上最悪の田舎」もむちゃくちゃです。が、そこが楽しい。
解説....
人狼伝説の残る村を舞台に呪いに翻弄される人々を描くB級アクション・ホラー。監督はフアン・マルティネス・モレノ。新作小説を執筆するため故郷に戻った作家のトーマスは、幼いころの恐怖であった呪いが未だに村内のタブーとなっていることを知る。村人全員が狼人間になる呪いを解くために、トーマスは生け贄にされるのだったが…。
分かりやすい人狼伝説。
ホラーの定番をガッツリ掴みつつも笑いも忘れない。
やはり、スペインホラーは侮れない。
陽気なテンポがゆる~いホラーに噛みつく。
絶妙なコンビネーションが素敵。
超田舎に久々に帰る。
小さいころの思い出と呪いの伝説。
さえない主人公にめんこいワンコ。
ゆるいのに、どこか不気味。
それが心地いい。
お約束の展開に顔がほころぶ。
ホラーコメディかと安心すれば、一気に血が飛んでくる。
極端な笑いと恐怖のミックス。
私のえこひいきかもしれないが、英語よりスペイン語の方が完成度が高く見える。
これが普通のアメリカ映画だったら評価も普通かもしれない。
が、これをスペインで創ってくれたことがうれしい。
ちょっとお安い狼に襲われる。
そこがまた憎めないところ。
数の多さで勝負してしまうツメの甘さがとてもいい。
くすっと笑える普通の男たちが織りなす会話。
普段からとりいれたくなるその会話力は親しみ深い。
もっと迫力があればとか本気を出せばとかは禁句だろう。
この微妙感は、癒し系。
何を癒しているのかは分からないが、傷心気味の私にはちょうどいいホラー。
子供のころ、おばあちゃんが教えてくれた怖い話。
今、思えばただ楽しませるために言ったのかもしれないと思うけれどその優しさが懐かしい。
そんな思い出が牙をむく。
でも、この映画の牙くらいなら人生のスパイスになってちょうどいいかもしれません。
ちぶ~的オオカミ噛み噛み度4
狼さんは、ちょっとちゃっちぃ気がしないでもない。凶暴だけど、ちょっとぬるい感じ。数で勝負するしかないあたりが素朴でよい。