給料日というのは心地いい。
お金があるということは懐が温かい。
気持ちも前向きになる。
そんなときは、ちょっと早起きしておいしい朝ごはんを食べたくなる。
強風だったけど...
行くか!と、重い腰を上げてカフェに行きました。
やはり、"おいしい"から始まる一日は素晴らしいのです。
「イルカの日」も素晴らしいはずのイルカと人間の心温まる交流。
と、思ってたら最後は号泣でした。
解説.....
イルカに人間の言葉を理解させるべく研究を重ねていた海洋動物学者。その成果が見え始めた時、イルカを利用して大統領暗殺を企てるという陰謀が動き出していた……。フランスの作家ロベール・メルルのSF小説を、「卒業」の脚本・監督コンビが映画化した異色スリラー。G・ドルリューの美しいスコアとイルカの鳴き声が切なく印象的。
イルカはみんなの癒し。
平和の象徴。
身近な存在。
そんなイルカの神秘的な生態を知る。
人間の言葉を教える博士たち。
素直に学んでいくイルカのアルファ。
イルカのかわいさにどっぷりハマる。
と、同時に人間の恐ろしさがその従順でピュアなイルカを襲っていく。
まさかのイルカスリラー。
水族館では必ずイルカのショーがある。
間違いなく人気者のイルカ。
利口さと愛嬌で観客の心を鷲掴み。
私は、そんなイルカがなんかしたたかに見えてあまり好きじゃなかった。
いつも、イルカのショーよりでっかいエイを見るのが好きだった。
これを、見たら絶対その順序は変わる。
初めてイルカをかわいいと思った。
イルカは計算高いんじゃなくて、すべてが天然だったんです。
イルカに人間の言葉を覚えさせる。
人間との距離を縮めるアルファ。
自然界ではイルカには人間の言語は元々必要ない。
それでも、覚えたのは餌のためでなく博士たちへの敬意と愛情だったのだろう。
アルファの声がとにかくかわいい。
赤ちゃんのように単純な言葉しか話せなくても気持ちは伝わってくる。
それを利用しようとするのは、やはり人間の悪しき欲望だ。
動物は騙すことも騙されることもしない。
生きていくためには仲間を信じ愛すことが大切だと知っているからだ。
アルファに言葉を教えたのは人間だが、言葉も必要がない愛を教えてくれたのはアルファだ。
人間に足りないもの。
それは......
ひたすら信じ、与えるだけの愛。
海にアルファの声が響く。
切なくて切なくて涙が止まらない。
人間と動物の共存。
それは、人間が支配して成り立つものではない。
いつも壊すのは人間の方。
その愚かさに心を締め付けられる。
次に水族館に行ったらイルカを見るだろう。
そして、この映画を思い出して泣きそうだ。
"アルファ"は、いるだろうか。
いつか"アルファ"と生きれる世界になるといい。
あの鳴き声が今でも聞こえるようだ。
ちぶ~的イルカ、おるか?度5
究極に切ない!切ないの極み!「ファ、パー、大好き」って言われたらもう離れられなくなっちゃうよねぇ。この切なさは引きずる....