ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

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悪魔の音楽が囁く時「サスペリアPART2」傑作ホラー映画!

着信音って個別設定ができるんですよね。

 

昔、とっても嫌いな人がいて。

 

あまりに嫌いなんで、その人を個別設定で「エクソシスト」の着信音にしてやったんですよ。

 

いつも寝るときは、マナーモードで寝るんですけど。

 

ある日、マナーモードにするのを忘れて、大失態。

 

エクソシスト」のあのテーマ曲が、夜中にものすごい音量で流れたものですから...

 

殺されるんじゃないかと身の危険を感じましてね。

 

携帯ブン投げたことがありました。

 

それ以降、ジョークでも怖い音楽は設定しないようにしてます。

 

音楽の力って絶大ですから。

 

ホラーだと、音楽が大半を占めるわけです。

 

サスペリアPART2」の曲、聞いただけで後ろ振り向きたくなりますね。

サスペリアPART2

 

あらすじは...

女予言者が殺されたのを手始めに連続殺人が発生。事件に巻き込まれた作家は謎の犯人像に迫るが……。「サスペリア」が日本で大ヒットしたためこの邦題がついたが、製作年度もこちらの方が古く、もちろん関連性も全く無い。ジャンル的にはホラーではなくスリラーである。

 

これ、「サスペリア」の続編ではないです。

 

魔女も出てきません。

 

ちょっとさびしい。

 

邦題、「サスペリア」に便乗しただけらしいです。

 

これには、監督ダリオ・アルジェントもびっくりというところにびっくりな私。

 

歓びの毒牙」にホラー色を足したサスペンスといった感じ。

 

ある意味サスペってます。

 

やっぱり、「歓びの毒牙」に続き、初期作品のホラー雰囲気づくりにすべてをそそぐところが!

 

プロポーズでいうと....

 

セッティングが完璧だから、相手の人がOKせざる負えない感じにもっていける人だな、きっと。

 

 

この音楽、一度聴いたら耳から離れない。

 

名作に欠かせない音。

 

近づく狂気と闇。

 

そこに気色の悪い人形。

 

誰が、買うんだアレと思いながらも直視したくはない怖さ。

 

人形にうつる殺人鬼。

 

殺人シーンはいつも印象的。

 

あの明らかにペンキのような血が好きだ。

 

現実離れしたファッショナブルな殺意。

 

殺される時でさえ、オシャレは忘れない。

 

だってイタリア人だもの。

 

色と殺意はリンクする。

 

アングルがさらなる恐怖を呼ぶ。

 

特にミルクの使い方。

 

ミルクがこんなに怖くなったの初めて。

 

安全そうなものほど信用できない。

 

 

 

ホラー色は強めだが、ちゃんとサスペンス。

 

完全に騙された私。

 

気づかないうちに見ていたのに、最後まで分からないというトリックがうまい。

 

若干強引だけど、なんせ指輪は高級だしぃみたいな。(プロポーズでいうとね)

 

 

上手いと言えば、ばばぁの使い方。

 

元々女性の使い方がいいけれど。

 

あんな化粧。

 

誰がするんだと言わんばかりの斬新メイク。

 

それにプラスして熟女の老いに、迫られた悲壮感たっぷりなしわ。

 

そのたれ具合。

 

サスペリアの魔女もばばぁ気味だった。

 

美しさの劣化がアルジェント作品には合うらしい。

 

この作品に魔女は出てこないけど、魔女好きは垣間見れる。

 

ひみつのアッコちゃん」や「魔法使いサリー」のせいで、魔女に対して警戒心がなかった私。

 

サスペリア」は、我々日本人に新しい魔女像を開拓してくれた。

 

おかげで私は魔女っこ、魔女ラー。

 

今作は、マスコット的キャラはいないものの「サスペリア」に劣らない出来。

 

感化されやすい私は、怖い歌が流れたときは一目散に逃げようと思います。

 

あと、怖い人形はブチ捨てます。

 

 

ちぶ~的そっくりさん度1

ダリアは、本当にアーシア・アルジェントの母だろうか。というかアルジェントの血も入っているのか疑わしい。ダリアの長方形顔、エジプトにいそうである。

 

⭐️作品情報※Filmarks引用

サスペリア PART2 完全版(1975年製作の映画)

Profondo rosso

製作国:イタリア上映時間:126分

 

監督 ダリオ・アルジェント

脚本 ダリオ・アルジェント ベルナルディーノ・ザッポーニ

〜キャスト〜

デビッド・ヘミングス

ダリア・ニコロディ

マーシャ・メリル

ガブリエル・ラヴィア

エロス・パーニ

クララ・カラマーイ

ニコレッタ・エルミ