ホラー映画さえあれば!

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『マイスモールランド』

マイスモールランド


🎞本日の映画 #マイスモールランド #mysmallland 

 
#alveシアター #アルヴェ映画祭 
製作国 日本、フランス
製作年 2022
監督  #川和田恵真 
 
 🐷ちぶ〜的評価🐽🐽🐽🐽4ブヒ(セレブちぶ〜)
 
💫ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
クルド人の女子高生サーリャ(嵐莉菜)は、日本で暮らし日本語を話し普通の生活を送っていた。だが、ある日家族全員が在留資格を失ってしまい...
 
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アルヴェシアターでアルヴェ映画祭を開催しているのは知っていた。
 
が、どの作品も自分がいつも観ないジャンルのため敬遠。
 
今回、たまたまチケットを譲り受けて鑑賞することになった。
 
つくづく、人も映画も縁だと思う。
 
思いがけず、この作品を観てびっくらこいた…
 
自分探し映画ってよくある。
 
だけど、私が今まで見てきた自分探し映画は薄っぺらかったことに気づいた。
 
これは、本当に自分の居場所がなくなった家族の話...
 
日本で生まれ育ち、当たり前のように国籍があって居場所に困ったこともない私には想像すら難しい。
 
特に、環境や誰かのせいにして居場所がないとただ嘆いている人に言いたい。
 
「甘えんな!住む場所や国籍があるだけでもありがたく思え!この映画を見てみろ!」って。
 
法律は人を守るものと言いながら矛盾していて、結局は自国の自国民のために有利に働くようになっている。
 
同じ人間なのに、よそ者にはいつも冷たい。
 
クルド人がいるのは知っていたけど、今回初めて国がない民族がこの世に存在することを知った。
 
誰にでも故郷が必ずあって、自分のルーツを持っているものだと思っていたから。
 
自分が何人なのかという問いの前に、行き場がないという恐怖がそびえ立つ。
 
自分らしさなんて、もはや二の次だ。
 
自由も仕事もお金も無くなってしまったら、人間は生きていけない。
 
爽やか青春映画のように見せかけて、ヘビー級の恐怖映画だった...
 
唯一の救いは、お父さんの可愛いカタコトの日本語と弟ちゃん。
 
見終わってから、あの一体感は本当の家族だったから(主人公と父、妹、弟)だと知った。
 
主人公演じた嵐莉菜も5つの国のルーツを持ってるからこそ、心情をあそこまで自然に表現できたのではないか。
 
本物に勝るものはない。
 
今年イチ衝撃を受けた作品でした。
 
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#難民を難民にしないで
#法律は何もしてくれない
#クルド人を日本人にしてください
#お役所の限界
#自分に国籍は必要ない
 
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