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映画「クニコからはじまる話」考察・感想|怖い!異形天の正体とラストシーンの意味

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映画「クニコからはじまる話」ネタバレ考察・感想|怖い!異形天の正体とラストシーンの意味のイラスト

映画「クニコからはじまる話」ネタバレ考察・感想|怖い!異形天の正体とラストシーンの意味

池袋シネマ・ロサで映画「クニコからはじまる話」を鑑賞したので、ネタバレありの感想と考察をお送りします!

 

 映画「クニコからはじまる話」は、2015年にリリースされたアルモ98の心霊ホラー作品「死画像」に収録され、ホラーファンの間で“最恐の恐怖映像”として語り継がれてきたエピソード「クニコ」を長編映画化した作品!

行方不明になった少女・及川くに子のニュース映像が、少しずつ異様な姿へ変貌していく「クニコ」。

その不気味さはインターネット上でも大きな話題となり、今なおトラウマ映像として知られています。

本作では、「クニコ」を生み出した岩澤宏樹監督が自らメガホンを取り、複数の恐怖映像や怪異が複雑につながっていく新たな物語を展開。

 

今回は、本作を観るために東京へ遠征してきました!

しかも運よく舞台挨拶付き上映を鑑賞。

岩澤宏樹監督と怪奇幻想ライター・朝宮運河さんによるトークを楽しんでいたところ、なんと劇中で内藤君を演じた髙尾勇次さんまで登壇!

ホラーファンとしてはかなり贅沢な時間でした。

 

そして肝心の映画ですが......普通に怖かったw

「クニコ」は長編映画になってどう変わったのか?

あの恐怖映像はどこへ向かうのか?

今回は、そんな気になるポイントを含めて、ちぶ〜なりの感想と考察を語っていきます。

 

前作のクニコのおさらいはこちら▶話題の配信ホラー映画「死画像」クニコは本当に心霊ビデオ最恐キャラ?【考察レビュー】

🐷先に結論だけ言うと、これは“観る”というより“巻き込まれる”系の非線形ホラーです。投稿系ホラーやフェイクドキュメンタリーの不気味さが好きな人にはかなり刺さる作品。この映画は現在劇場公開中ですが、U-NEXT【31日間無料体験あり】 なら同系統のホラー作品も探せます。

執筆&作画:ちぶ〜について

🎬 映画「クニコからはじまる話」評価

ちぶ〜的評価は...

🐽🐽🐽🐽🐽5ブヒ(うるるんちぶ〜)です!

総評:「クニコは本物だ!!得体が知れないから、理解ができないから、それは恐怖の種となるのですね。」

 

  • ストーリー度:⭐⭐⭐⭐⭐
  • 演技度:⭐⭐⭐☆☆
  • 恐怖度:⭐⭐⭐⭐⭐

🌍 映画「クニコからはじまる話」の世間の評価まとめ(Filmarks)

・Filmarks:⭐️3.7/5.0(レビュー140件)

※2026年5月30日時点

 

🗣️ 映画「クニコからはじまる話」のみんなのレビューまとめ

👦「映像の不気味さが芋づる式に広がっていくのが怖い」

🙎「謎が全部解決しないところまで含めて気持ち悪い」

👧「フェイクドキュメンタリー好きにはたまらないけど、人を選ぶ」

📖 映画「クニコからはじまる話」のあらすじ&基本情報

🎞️ ちぶ~の視聴方法:池袋シネマ・ロサで鑑賞しました!

製作国:日本 製作年:2025年

上映時間:115分

監督:岩澤宏樹

脚本:岩澤宏樹

原作:心霊ドキュメンタリー「死画像」収録エピソード「クニコ」

 

\映画「クニコからはじまる話」の予告編はこちら/

映画「クニコからはじまる話」公式サイト

 

映画の内容!

心霊ドキュメンタリーの製作事務所に刃物を持った女が侵入する。従業員が負傷する事態を引き起こした女の目的は「人類を救う」こと。どうやら「あるビデオテープを正しい場所に戻さないと人類が滅びる」という陰謀論を妄信していたようだ。取材班はネット上で陰謀論を撒いていた男を特定。話を聞くと、そのビデオはかつて『死画像』へ投稿されたもので、かの「クニコ」を超える恐怖映像だという。取材班はビデオを発掘し、映像に映っているものの正体を突き止めようと動く。しかしそれは数多の恐怖映像がうごめく、出口なき迷宮への入り口だった…。

作品引用元:クニコからはじまる話 - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画

🎭 映画「クニコからはじまる話」のキャスト&登場人物

髙尾勇次

 

天貝直奈実

 

秋江一

 

優美早紀

 

塩見珀月

 

宮越虹海

 

藤井花歩

 

遠藤Nozomi

 

瓜田愛

 

村上諒

 

中島朱絵

 

ばんこく

 

大串有希

🧠 映画「クニコからはじまる話」ネタバレ考察:ストーリーの内容を起承転で簡単解説!

※ここからネタバレを含みますのでご注意ください。個人的な考察も含んでいます。

 

🥎起:内藤が探していたビデオテープと謎の女

死画像制作会社に、包丁を持った女性が押しかけてくる。

彼女は「ビデオテープを渡せ」と要求し、そのテープを元の場所へ戻さなければならないと主張していた。

スタッフたちが調査を進めると、内藤という男性がXで賞金を懸けてビデオテープを探していたことが判明する。

内藤によると、そのテープは若い頃に仲間たちと廃墟探索をしていた際、ある廃墟から持ち帰ったものだった。

しかしその後、仲間の女性が交通事故で亡くなり、内藤は心霊映像制作の仕事からも離れることになる。

さらに仲間たちとも疎遠になり、人間関係もうまく築けなくなっていた。

なぜ今になってテープを探し始めたのかを聞かれても、本人は「死画像」のクニコがバズっていて、その際に「突然そう思った」としか答えられない。

しかも肝心の廃墟の場所も思い出せない状態だった。

そのためスタッフたちは内藤とともに、テープの出所となった廃墟探しを始める。

⌛承:異形天と消えた記憶

問題のビデオテープはビデオヘッドクリーナーの映像だった。

その中には説明のつかない奇妙な映像が記録されていた。

調査の過程で、校内放送で「異形天」について語る音声や、事故物件で起きた怪現象を追った過去の取材映像が発見される。

その映像には、取材中に死亡した関根というスタッフの姿も残されていた。

関根と一緒に取材していた朝風は会社を辞めていたが、今も関根の映像を編集し続けていた。

生成AIで映像を少しずつ延長し続けた結果、映像の中の関根は徐々に歪んで見えるようになっていた。

朝風はどこか嬉しそうに「関根は生きている」と語るが、その様子にスタッフたちは強い違和感を覚える。

なぜなら、関根はすでに死亡しているからだ...

 

一方、廃墟探しは行き詰まっていた。

そこで内藤の昔の仲間だった小山や笹原から話を聞くことになる。

しかし証言には不自然な点があった。

全員が「仲間の女性が亡くなった」という事実は覚えているのに、その女性の名前だけが誰も言えないのである。

さらに、内藤が供養のように手を合わせ続けていた電柱にも事故の記録は存在しなかった。

まるで記憶そのものが書き換えられているかのようだった。

💣転:異形天と歪んだ現実

調査を進める中で、「お姉ちゃんが異形天に行っておかしくなった」と書かれた手紙と映像が発見される。

その映像には、まるで異世界のような空間が映されていた。

さらに、ビデオクリーナー映像に映っていた人形や、内藤が持ち出したテープとのつながりも見えてくる。

事故物件で亡くなった男性はゲーム内で廃墟を再現しており、スタッフたちはそのデータも手掛かりに廃墟の場所を特定していく。

そしてついに廃墟へたどり着いた内藤は、突然何かに導かれるように走り出す。

内藤を追いかける中でスタッフたちの映像も乱れ始め、喪服姿の女性たちが祈りを捧げる異様な光景が映し出される。

内藤が木の下を掘り返した先から現れたのは、血の付着した女性の服だった。

それを見た内藤は「やっぱりいたんだ」と錯乱状態になる。

現実と映像の境界は完全に曖昧になっていく。

🎭結: 映画「クニコからはじまる話」ネタバレ考察&感想:異形天の正体と結末!ラストシーンの意味

※ネタバレ項目になりますのでご注意を!

🔎結末&ラストシーン

事務所へ戻ったスタッフたちは、これまでの資料や映像を整理する。

そこで浮かび上がった仮説が、「異形天に関わったものはすべて歪む」というものだった。

それは人間の記憶だけではない。

映像も、物質も、人間関係も歪められてしまう。

仲間の女性の名前が思い出せなかったこと。

事故そのものの記録が存在しなかったこと。

映像の中の人物が変質していったこと。

それらはすべて同じ現象だった可能性が示唆される。

そしてスタッフたちが「異形天に関わったものはすべて……」と結論に近づいた瞬間、女性スタッフがふと何かに気付いたように視線を向ける。

彼女は驚いた表情を浮かべるが、その先に何があったのかは映されない。

そこで映画は終了する。

ラストは明確な答えを示さない。

しかし、異形天による歪みは終わっておらず、スタッフたちもまたその影響から逃れられていないことを強く示唆して物語は幕を閉じる。

 

🐷読了。
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🌀異形天とは何だったのか?

本作最大の謎のひとつが「異形天」の存在です。

作中では、その正体について明確な説明はありません。

しかし、個人的には異形天は単なる心霊スポットや怪異が発生する場所ではなく、「存在そのものを歪ませる異世界」だったのではないかと感じました。

触れてはいけない邪悪な何か...という感じ。

実際に作中では、亡くなった女性の存在は全員が覚えているのに名前だけ思い出せないという異常な現象が起きています。

さらに、事故があったと信じていた場所には事故記録そのものが存在せず、映像の中の人物や持ち帰った物まで変質していく。

つまり異形天は、人間だけでなく記憶や記録、映像、物質までも歪ませてしまう呪われた場所だったのではないでしょうか。

だからこそ登場人物たちは何が真実なのか分からなくなり、観ている私たちも現実と怪異の境界を見失ってしまう。

個人的には、本作で最も恐ろしかったのは幽霊そのものではなく、この「現実が書き換わっていく感覚」と、ある意味過去に一人取り残されてしまった内藤君の切なさでしたw

🍎一番怖かったラストシーンの意味とは?

個人的に本作で一番怖かったのは、最後に女性スタッフが何かを見て驚いた表情を浮かべるシーンです。

普通にゾクっとして寒気がしたw

映画では、その先に何があったのかは最後まで映されません。

だからこそ怖い。

もし幽霊が映っていたなら、私たちはその姿を見て恐怖の正体を理解できます。

しかし本作は最後まで答えを見せない。

異形天によって歪むのは映像や記憶だけではなく、人間の認識そのものだったのではないかと思いました。

事務所で「異形天に関わったものはすべて歪む」という仮説が語られた直後にあのシーンが置かれていることを考えると、スタッフたち自身もすでに異形天の影響から逃れられなくなっていたのかもしれません。

何を見たのかは分からない。

でも確実に何かがおかしい。

その説明できない違和感こそが、本作のラストシーンの恐怖だったように感じます。

きっと、あの後は全員死にますねw

📼監督が語った「クニコは本物」の意味とは?

舞台挨拶で岩澤宏樹監督は「クニコは本物だから」という趣旨の発言をしていました。

今回は、本物を描くのではなく偽物を描きたかったというようなお話を聞いて腑に落ちたんですよね。

この言葉を聞いたとき、私は本作が最後までクニコの正体を説明しなかった理由が理解できた気がしました。

正直、映画を観る前は「クニコ」の謎を深掘りし、その正体が明らかになる作品だと思っていました。

しかし実際には、クニコは物語の中心というより入口に近い存在として描かれています。

タイトルも『クニコ』ではなく『クニコからはじまる話』。

つまり本作が描きたかったのは、クニコそのものではなく、その先に広がる得体の知れない恐怖だったのではないでしょうか。

そして監督が本気で「クニコは本物」だと考えているのだとしたら、人間がその正体を完全に理解できないのも当然です。

本物の怪異なら説明できない。

理解できないから怖い。

だからあえて謎を残し、答えを与えなかった。

 

個人的には、この映画は「謎を解くホラー」ではなく、「理解できないものと向き合うホラー」だったのだと思います。

だからこそ恐怖は終わらない。

「わけが分からない」からこそ、人は考え続けてしまう。

そして考え続ける限り、『クニコからはじまる話』の恐怖も終わらないのだと思いました。

📝 映画「クニコからはじまる話」ネタバレなし感想&まとめ:池袋シネマ・ロサで念願の鑑賞!最恐映像から広がる新たな恐怖!

正直、「死画像」を観ていない人でも普通に楽しめると思いますw

本作は“クニコそのもの”を描く映画というより、「クニコからはじまる話」というタイトル通り、あの恐怖映像から派生していく物語。

だからこそ、これまでとは違う新しい恐怖が観る者を襲います。

普通のホラーみたいに、幽霊がドーン!真相がバーン!犯人がジャーン!という分かりやすい設計ではありません。

むしろ映像の断片を拾っているうちに、いつの間にかこちらの認識までズレていくタイプ。

「で、結局どういうこと?」と思った瞬間、たぶんこの映画の罠に半分ハマっていますw

怖さとしては、叫ばせるというより後からじわじわ効いてくるタイプ。

しかも“クニコ”を知っている人なら、あの名前が出てくるだけで嫌な予感がしてワクワクできるはずですw

あの短い恐怖映像を長編映画としてどう広げるのか気になっていましたが、まさかこんな迷宮型ホラーになるとは思いませんでした。

分かりやすい快感は薄いけれど、投稿系ホラーやモキュメンタリー好きにはたまらない“映像の呪い鍋”みたいな一本でした。

 

今回は舞台挨拶付き上映を池袋シネマ・ロサで鑑賞しました。

映画「クニコからはじまる話」舞台挨拶付き上映IN池袋シネマ・ロサ!の写真

映画「クニコからはじまる話」舞台挨拶付き上映IN池袋シネマ・ロサ!

私にとっては念願だった池袋シネマ・ロサで映画を観られただけでも感無量だったのですが、さらに岩澤宏樹監督と朝宮運河さんのトークまで楽しめるという豪華な内容!

しかも途中から、まさかの内藤君を演じた髙尾勇次さんまで登場!

さらに司会者も劇中に登場するプロデューサー本人という、作品世界と現実がつながるような不思議な時間でした。

東京ではこういうイベントがあるんですね……。

田舎ではなかなか体験できないので、本当に幸せでした。

 

映画も115分とモキュメンタリー作品としてはかなり長めですが、個人的には退屈さを感じる瞬間は一切なし。

久しぶりに帰り道が少し怖くなるような、嫌な余韻の残るホラーを堪能できて大満足でした。

劇場公開は池袋シネマ・ロサのみですが、クニコファンはもちろん、投稿系ホラーやモキュメンタリー好きにもぜひ観てほしい作品です!

 

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今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!  ちぶ〜でした!🫰