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映画「アイリーンはもういない(2023/Eileen)」考察・感想|ラストの意味と女性二人の対比

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映画「アイリーンはもういない(2023/Eileen)」ネタバレ考察・感想|ラストの意味と女性二人の対比のイラスト

映画「アイリーンはもういない(2023/Eileen)」ネタバレ考察・感想|ラストの意味と女性二人の対比

Netflixで映画「アイリーンはもういない」を鑑賞したので、ネタバレあり考察や感想をお送りします。

 

映画『アイリーン(Eileen)』は、ウィリアム・オールドロイド監督による2023年の心理スリラーで、原作はオテッサ・モシュフェグの同名小説。

脚本もモシュフェグ自身がルーク・ゲーベルと共同で手がけています。

主演はトーマシン・マッケンジーとアン・ハサウェイ。

1960年代のマサチューセッツを舞台に、少年院で働く女性2人の危うい関係を描いた、静かに狂気がにじむ心理サスペンス。

 

急にNetflix配信が始まった本作。

Netflixのあらすじに

人を巧みに操る術を知っていた

というキャラをどうやらアン・ハサウェイが演じていると知り鑑賞しましたが...

全然違いましたw

結局、アイリーンは何者だったのか?

ちぶ〜なりの考察をしながら感想を綴ります。

 

🐷先に結論だけ言うと、これは“憧れの女に人生を狂わされる系”の静かな地獄です。この手の「心理スリラー×女同士の執着×不穏な余韻」が刺さった人は、Netflix以外にも似た系統が揃っているU-NEXT【31日間無料体験あり】 で“次に観る1本”を探すのもアリ。

執筆&作画:ちぶ〜について

🎬映画「アイリーンはもういない」の評価

ちぶ〜的評価は...

🐽🐽🐽3ブヒ(ノーマルちぶ〜)です!

 

総評:「アン・ハサウェイの存在感が眩しい!だけど、それ以上にアイリーンのヤバさが際立つw」

 

  • ストーリー:⭐⭐⭐☆☆
  • 演技:⭐⭐⭐⭐☆
  • 恐怖度:⭐⭐⭐☆☆

🌍 映画「アイリーンはもういない」の世間の評価まとめ(Filmarks・IMDb)

・Filmarks:⭐️3.2/5.0(レビュー160件)

・IMDb:⭐️5.9/10(レビュー26,000件)

※2026年5月5日時点

 

🗣️ 映画「アイリーンはもういない」のみんなのレビューまとめ

👦「静かで暗いけど、雰囲気はかなり渋い」

🙎「アン・ハサウェイの存在感が強すぎる」

👧「説明少なめなので、好みはかなり分かれそう」

📖映画「アイリーンはもういない」のあらすじ&基本情報

🎞️ ちぶ~の視聴方法:Netflixで鑑賞しました!

原題:Eileen

製作国:アメリカ・イギリス 公開年:2023年

上映時間:97分

監督:ウィリアム・オールドロイド

脚本:ルーク・ゴーベル、オテッサ・モシュフェグ

原作:オテッサ・モシュフェグ『Eileen』

 

\映画「アイリーンはもういない」の予告編はこちら/

NEON

 

映画の内容!

1964年、真冬のマサチューセッツ。少年矯正施設で働く若い女性アイリーンは、アルコール依存症の父と暮らしながら鬱屈した毎日を送っていた。そんな彼女の前に、美しく自信に満ちた新任カウンセラーのレベッカが現れ、アイリーンの日常は危険な方向へ動き出す。

作品引用元:FilmarksLetterboxd

🎭映画「アイリーンはもういない」のキャスト&登場人物

トーマシン・マッケンジー|役名:アイリーン・ダンロップ(少年矯正施設で働く孤独な女性)

 

アン・ハサウェイ|役名:レベッカ・セント・ジョン(新しく赴任してきた美しい心理カウンセラー)

 

シェー・ウィガム|役名:ジム・ダンロップ(アイリーンの父)

 

サム・ニヴォラ|役名:リー・ポーク(父親殺しで収監された少年)

 

マリン・アイルランド|役名:リタ・ポーク(リーの母)

 

オーウェン・ティーグ|役名:ランディ(アイリーンに関わる青年)

🧠映画「アイリーンはもういない」ネタバレ考察:ストーリーの内容を起承転で簡単解説!

※ここからネタバレを含みますのでご注意ください。

 

🥎起:閉塞した日常とレベッカの登場

1964年、マサチューセッツ州。

アイリーン・ダンロップは少年矯正施設で秘書として働きながら、アルコール依存症の父ジムと暮らしている。

父は暴力的で精神的にも不安定であり、アイリーンは日常的に抑圧された生活を送っていた。

職場でも孤立していたアイリーンは、看守ランディに淡い好意を抱きつつも、現実から逃避するように妄想に浸る日々を過ごしていた。

そこへ新任の心理学者レベッカ・セント・ジョンが赴任する。

知的で洗練されたレベッカに、アイリーンは強く惹かれていく。

⌛承:レベッカとの接近と依存

レベッカは父親殺しで収監されている少年リー・ポークの担当となる。

彼女はリーの家庭環境に疑問を抱き、母アンを呼び出して面会させようとするが、面会は失敗に終わる。

その後、レベッカはアイリーンをバーに誘い、酒と会話を通じて距離を縮める。

帰り際、レベッカはアイリーンにキスをする。

 

一方で家庭では、父ジムの不安定な行動が悪化し、警察からの注意を受ける。

ジムは銃をアイリーンに預けることになり、彼女はそれを手元に持つようになる。

やがてレベッカはクリスマス休暇で不在となり、アイリーンは精神的に不安定になる。

💣転:ポーク家での監禁と告白

クリスマスイブ、レベッカはアイリーンを呼び出し、二人は酒を飲む。

しかしその場所は、リー・ポークの実家だった。

レベッカは、リーが父から性的虐待を受けていた疑いを持ち、母アンを問い詰めるために彼女を拘束していた。

地下室で拘束されたアンに対し、レベッカは虐待への関与を認めさせようとする。

アイリーンもその場に加わり、父から預かった銃を持ち出す。

 

追及の末、アンは以下の事実を認める。

・夫が息子リーに性的虐待を行っていたこと

・それを知りながら止めなかったこと

・むしろ世話をすることで結果的に加担していたこと

 

この告白により、事件の背景が明確になる。

🎭結:映画「アイリーンはもういない」ネタバレ考察&感想:アイリーンの行動の意味とは?結末&ラストシーンの意味

※ネタバレ項目になりますのでご注意を!

🔎結末&ラストシーン

告白を聞いた直後、アイリーンは衝動的にアンの肩を銃で撃つ。

その後、レベッカと共にアンに薬を飲ませ、意識を失わせる。

アイリーンは、父ジムに罪を着せて二人で逃げることを提案し、レベッカに愛を告白する。

レベッカも一度はそれに同意し、アイリーンの家で再会する約束をする。

しかし、レベッカは現れない。

 

夜が明けると、アイリーンは単独で行動する。

彼女はアンを車に乗せたまま人里離れた森へ向かい、エンジンをかけた状態で車内に排気ガスを充満させる。

アンは車内に残されたまま、事実上放置される。

その後、アイリーンは現場を離れ、幹線道路へ戻る。

清々しい表情でヒッチハイクをして町を去り、物語は終わる。

🐷💬アイリーンの行動の理由とレベッカの真意:ネタバレ感想とツッコミ

そもそもアイリーンは、妄想の中で何度も人を殺している。

飲んだくれの父親との生活、逃げ場のない日常。

気づかないうちに、ストレスと欲求不満は限界まで積み重なっていた。

そんな彼女の前に現れたのがレベッカ。

自由でセクシーで、周囲を惹きつける存在。

つまりレベッカは、“なりたかった自分”そのものだった。

だからこそ、アンを撃った行動は衝動ではあるけれど、完全な偶然ではない。

自分は性的虐待を受けていなくても、家庭に縛られ、自分を見失っているという意味ではアンと地続きの存在だった。

 

どうにもできない現実。

抜け出せない閉塞感。

 

その象徴としてのアンを前にした瞬間、アイリーンの中で妄想と現実の境界が崩れた。

そして、これまで頭の中で繰り返していた行為を、現実で実行してしまった。

そのとき彼女を満たしていたのは、罪悪感ではなく解放感だったはずだ。

 

ラストシーンでアイリーンが見せる表情も、それを裏付けている。

普通なら人生の終わりであるはずの状況なのに、どこか満たされたように見える。

まるで、自分の人生がようやく始まったかのように。

あの笑顔が、この映画で一番怖い。

 

一方でレベッカの行動はどうか。

彼女がアイリーンを裏切ったのは当然の流れで、最初から愛情があったわけではなく、「扱いやすい存在」として見ていただけに過ぎない。

アンの処理を押し付けることで、自分だけが逃げ切ろうとする。

その発想は合理的だが、同時にかなり身勝手でもある。

つまりレベッカもまた、特別に強い人間ではない。

むしろ、正義感と衝動に振り回される、不完全で危うい人物だった。

 

結果として、アイリーンとレベッカは対極の存在に見えながら、どちらも「現実からうまく逃げられない人間」だったと言える。

ただ一つ違ったのは、アイリーンは壊れて前に進み、レベッカは壊れる前に逃げたという点。

その違いが、ラストの分岐になっている。

 

🐷読了。
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📝映画「アイリーンはもういない」ネタバレなし感想&まとめ:気まずいシーンが多すぎるwアン・ハサウェイの存在感が光る心理スリラー!

本作は、家族で観るタイプの作品ではないw

冒頭から気まずいシーンが続くので、まずそこはしっかり注意しておきたい。

 

閉塞した日常に現れた“憧れの女”によって、主人公の人生が少しずつ狂っていく——その流れがとにかく不穏。

トーマシン・マッケンジーの、今にも壊れそうな危うさと、いかにも幸の薄い雰囲気。

それに対して、アン・ハサウェイの圧倒的な華やかさ。

この対比が見事で、画面にいるだけで空気が変わるレベル。

 

ただし、物語は説明が少なく、テンポもかなりゆっくり。

人によっては「なんでこうなった?」と置いていかれる可能性はある。

それでも、女同士の憧れや依存、支配、そして逃亡願望が絡み合う“湿った心理スリラー”として観ると、独特の味がある。

 

アイリーンは本当に自由になったのか。

それとも、別の地獄へ足を踏み入れただけなのか。

なぜ、ここまで転がり落ちてしまったのか。

 

もしかするとこれは、かなり“女性的な感情の歪み”にフォーカスした作品とも言える。

答えははっきり示されないまま、余韻だけがじわじわ残る。

好き嫌いは分かれると思いますが...

 

静かに、でも確実に後を引く一本でした!

 

 

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今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!  ちぶ〜でした!🫰