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映画「テレビの中に入りたい」考察・感想|難解すぎる世界観とラストの意味を解説

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映画「テレビの中に入りたい」ネタバレ考察・感想|難解すぎる世界観とラストの意味を解説のイラスト

映画「テレビの中に入りたい」ネタバレ考察・感想|難解すぎる世界観とラストの意味を解説

Amazonのprime video(アマプラ)で映画「テレビの中に入りたい」を鑑賞したので、ネタバレありの感想と考察をお送りします!

 

脚本・監督は、ジェーン・シェーンブルン。

この作品、実はエマ・ストーンと夫のコメディアンのデイヴ・マッカリーが、プロデュースしている!

監督ジェーン・シェーンブルンは「スクリーン三部作」として構想していて、本作は第2作。(1作目は「We're All Going to the World's Fair」)

 

テレビの世界に憧れて、現実と幻想が混ざっていく展開が共感しちゃう。

でも、若い頃特有の死の香り...

思ったより暗くて、なかなかのラストシーンでしたのでちぶ~なりの考察と感想を綴ります。

 

🐷先に結論だけ言うと…「テレビの中に入りたい」は“雰囲気で殴ってくる青春メランコリック系ホラー”です。
「難解でも刺さる映画が好きな人/90年代カルチャーや居場所のなさを描く作品が好きな人」は相性◎。▶Amazonのprime video(アマプラ)で配信中!
※アマプラは配信の入れ替わりがあるので、観るなら早めが安全。

執筆&作画:ちぶ〜について

🎬 映画「テレビの中に入りたい」の評価

ちぶ~的評価は...

🐽🐽🐽3ブヒ(ノーマルちぶ〜)です!

 

総評:「共感できるけど、予想以上にネガティブ!自殺願望強めの青春ソングを聴いてるみたいだった...」

 

ストーリー:⭐⭐⭐☆☆

演技:⭐⭐⭐☆☆

恐怖度:⭐⭐☆☆☆

 

🌍 映画「テレビの中に入りたい」の世間の評価まとめ(Filmarks・IMDb)

・Filmarks:⭐️3.7/5.0(レビュー5,954件)

・IMDb:⭐️5.8/10(レビュー44,000件)
※2026年3月14日時点

 

🗣️ 映画「テレビの中に入りたい」のみんなのレビューまとめ

🙍「映像と音楽のムードが強烈で、ずっと悪夢みたいな余韻が残る」

👦「テーマは刺さるけど、かなり比喩的で難解。ハマる人とハマらない人が分かれる」

👧「青春の孤独や居場所のなさを描く切実さがすごくて、ラストがずっと頭から離れない」

📖 映画「テレビの中に入りたい」のあらすじ&基本情報

🎞️ ちぶ~の視聴方法:Amazonのprime video(アマプラ)で鑑賞しました!

原題:I Saw the TV Glow

製作国:アメリカ 製作年:2024年

上映時間:100分

監督:ジェーン・シェーンブルン

脚本:ジェーン・シェーンブルン

 

\映画「テレビの中に入りたい」の予告編はこちら/

Happinet phantom

 

映画の内容!

毎週⼟曜⽇ 22 時半。

謎めいた深夜のテレビ番組「ピンク・オペーク」は⽣きづらい現実世界を忘れさせてくれる唯⼀の居場所だった。ティーンエイジャーのオーウェンとマディはこの番組に夢中になり、次第に番組の登場⼈物と⾃分たちを重ねるようになっていく。

しかしある⽇マディは去り、オーウェンは⼀⼈残される。⾃分はいったい何者なのか?知りたい気持ちとそれを知ることの怖さとのはざまで、⾝動きができないまま、時間だけが過ぎていくー。

作品の引用元:テレビの中に入りたい - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画

🎭 映画「テレビの中に入りたい」のキャスト&登場人物

ジャスティス・スミス|役名:オーウェン(現実に息苦しさを抱えながら生きる主人公)

 

ジャック・ヘブン|役名:マディ(深夜番組「ピンク・オペーク」に強く惹かれている少女)

 

ヘレナ・ハワード|役名:イザベル(作中テレビ番組「ピンク・オペーク」のキャラクター)

 

リンジー・ジョーダン|役名:タラ(作中テレビ番組「ピンク・オペーク」のキャラクター)

 

イアン・フォアマン|役名:ヤング・オーウェン

 

ダニエル・デッドワイラー

 

フレッド・ダースト

 

フィービー・ブリジャーズ

 

クリスティーナ・エスファンディアリ

🧠 映画「テレビの中に入りたい」ネタバレ考察:ストーリーの内容を起承転で簡単解説!

※ネタバレ項目になりますのでご注意を!

 

🥎起:深夜番組「ピンク・オペーク」に夢中!

1990年代のアメリカ郊外。

内向的な少年オーウェンは、学校で年上の少女マディと出会う。

マディは、深夜に放送されるテレビ番組「ピンク・オペーク(The Pink Opaque)」に夢中になっていた。

その番組は、超能力を持つ少女たちが悪と戦うという内容の奇妙なシリーズで、暗い雰囲気と独特の世界観を持っている。

マディに誘われたオーウェンもこの番組を見るようになり、二人は番組を通して強く結びついていく。

やがて二人は、番組のキャラクターやストーリーを現実の出来事のように語るようになり、現実の世界よりもテレビの中の世界の方が“本当の世界”なのではないかと感じ始める。

⌛承: マディの失踪と、残されたオーウェンの人生

ある日、マディは突然姿を消す。

彼女は以前から「この世界は本当の世界ではない」と語っており、テレビ番組の世界こそが現実だと信じていた。

オーウェンは彼女の言葉を半信半疑で聞いていたが、マディがいなくなったことで、日常は急速に色を失っていく。

やがて時が流れ、オーウェンは大人になる。

しかし彼は、自分の人生に強い違和感を抱えたまま生きている。

テレビ番組「ピンク・オペーク」はすでに放送終了しており、彼の青春の記憶もどこか曖昧になっている。

💣転:再会したマディが語る“本当の世界”

ある日、オーウェンの前に突然マディが現れる。

彼女は長い間姿を消していた理由を語り、この世界は偽物であり、自分たちはテレビ番組の世界の住人なのだと主張する。

マディによれば、彼らは本来「ピンク・オペーク」の世界のキャラクターであり、

この現実世界は彼らを閉じ込めるための偽の世界だという。

彼女はオーウェンに対し、本来の世界へ戻る方法があると語る。

その方法とは、自分の本当の姿を受け入れ、偽の世界を捨てることだった。

しかしオーウェンはその話を完全には信じきれず、再びマディは姿を消してしまう。

🎭結: 映画「テレビの中に入りたい」ネタバレ考察&感想:マディの正体と結末!ラストシーンの意味

※ネタバレ項目になりますのでご注意を!

🔎結末&ラストシーン

大人になったオーウェンは、郊外のゲームセンターで働きながら孤独な生活を送っている。

母親は病気で亡くなり、その数年後には父親も亡くなったことで、彼は完全に一人きりになってしまった。

青年期から感じていた「この世界は何かがおかしい」という違和感は消えず、オーウェンは精神的に不安定な状態のまま日常を続けている。

映画の中では彼が薬を飲む描写もあり、現実と幻想の境界が曖昧になっていることが示唆されている。

 

ある日、職場の誕生日パーティーのような場面で、オーウェンは突然強いパニックに襲われる。

周囲の人々の視線や音に耐えられなくなり、彼はトイレへ逃げ込む。

トイレの鏡の前で、オーウェンは自分の胸を切り裂くような行動をとる。

その瞬間、彼は自分の身体の中にまばゆい光やテレビのような映像を見て、「本当の世界」が自分の中に閉じ込められているかのような感覚を覚える。

しかし、このシーンは実際に胸を切った出来事ではない可能性が高い。

周囲の人物は騒ぐこともなく、オーウェンにも怪我は見当たらないため、これは彼の内面を象徴する幻覚や心理的イメージとして描かれていると考えられる。

 

やがて彼はトイレから出て、周囲の人たちに「ごめんなさい、大丈夫です」

と何度も謝る。

そして何事もなかったかのように仕事へ戻り、再び日常の中へ溶け込んでいく。

 

つまりオーウェンは、自分の中にある「本当の自分」や「本来の世界」に気づきかけながらも、それを受け入れることができなかった。

彼は現実の生活を続けることを選び、違和感を抱えたまま生きていく...

というところで物語は幕を閉じる。

🐷💬妄想?現実?作品のメッセージを考察&ネタバレ感想

この映画のラストが怖いのは、自分の人生が本当のものではないと感じながらも、そのまま生き続けてしまうことだ。

そこにこの作品のメッセージが詰まっている。

オーウェンはテレビ番組「ピンク・オペーク」に惹かれた子ども時代から、自分がこの世界にうまく馴染めない感覚を抱えていた。

マディはその違和感に従って現実から抜け出そうとしたが、オーウェンは最後まで踏み出せなかった。

その結果、彼は大人になってもどこか空虚なまま日常を繰り返すことになる。

ラストの「大丈夫です」と言い続ける姿は、本当は大丈夫ではないのに、自分を納得させようとしている人間の姿にも見える。

 

また、この作品は監督自身が語っているように、自分のアイデンティティを押し殺して生きる苦しさを描いた物語として解釈されることが多い。

胸を切るイメージは、「本当の自分を取り出したい」という願望の象徴とも考えられる。

しかしオーウェンはそこまで踏み込むことができず、結局は現実に戻ってしまう。

 

だからこそこの映画の恐怖は、幽霊や怪物ではなく、「本当の自分になれないまま人生が続いてしまうこと」にあるのだと思う。

妄想でも現実でも、本人にとってはどちらも“本物”なのかもしれない。

だけど、その踏み出せない弱さが全てを崩壊させてしまうという怖さ...

観終わったあと、じわじわと胸に残る嫌な感覚。

それこそがこの作品の狙った“ホラー”なのかもしれないですね。

 

🐷読了。
「ここまで読んだなら、もう一回だけ言うね。
この作品の“居場所のなさ”は、文字より映像で刺さるタイプ。
Amazonのprime video(アマプラ) で本編へ。

📝 映画「テレビの中に入りたい」ネタバレなし感想&まとめ:人を選ぶ思春期の危うい“オシャレホラー”が不気味!

分かりやすい物語や、親切な説明を求める人にはかなり不向きな作品。

けれど、言葉にできない孤独や、現実にうまくなじめない違和感、何者にもなれないまま時間だけが過ぎていく怖さに覚えがある人には、きっと刺さると思う。

 

私はこの映画を観て、学生時代に不登校になってしまった頃のことを思い出した。

私の家は親が厳しくて、深夜番組なんて見させてもらえなかった。

だから大きな画用紙に、もう一つの世界を描いた。

本気で、朝起きたらその世界に入るかもしれないと思っていたから、そこにはお金もたくさん描いたし、お店も描いた。

周りの人たちが将来についてキラキラした目で語っていても、私にはまったく魅力的に見えなくて、ただ憂鬱だった。

きっと、別の世界に行きたかったんだろうなって、この映画を観て思い出した。

「なんで生きているんだろう」

当時は、漠然とそんなことばかり考えていた気がする。

 

だからこのラストシーンは、すごく後味が悪くて嫌〜な気分になった。

きっと当時の自分と重ねてしまったからかもしれない。

ホラーとしてはかなり静かな作品で、派手な恐怖演出は少ない。

でも、そのぶん心に残る不気味さはかなり強い。

私は観終わったあと、「怖かった」というより「苦しかった」が先に来た。

 

テレビ番組への執着や90年代カルチャーの空気もいい味を出していて、ネガティブだけど、刺さる人には宝物みたいな一本になりそう。

優しい作品ではないけれど、忘れにくさはかなり強烈な映画でした。

静かなのに心の奥をえぐってくる、かなり不思議なタイプのホラーですね。

 

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今日も最後まで読んでいただきありがとうございます! ちぶ〜でした!🫰