
マッキラー -HDリマスター版- [Blu-ray]で映画「マッキラー」(原題:Non si sevizia un paperino)を鑑賞したので、ネタバレありの感想と考察をお送りします!
本作は、イタリアン・ホラーの巨匠ルチオ・フルチが放った異色のジャッロ映画!
スプラッターの帝王として名を馳せる前のフルチが、怪しい信仰と閉鎖的な村を舞台に、少年連続殺人事件という重く不穏なテーマに挑んだ本作は、今なおカルト的な人気を誇る。
バーバラ・ブーシェやフロリンダ・ボルカンら名優陣の怪演、そして観る者の倫理観を揺さぶる衝撃のラスト!
やっぱりルチオと言いたくなる無駄なエロシーンは最高w
今回ブルーレイで観れてラッキーです!
ということで、私なりの考察を含め感想を綴っていきます!
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- 🎬 映画「マッキラー」の評価
- 📖 映画「マッキラー」のあらすじ&基本情報
- 🎭 映画「マッキラー」のキャスト&登場人物
- 🧠 映画「マッキラー」ネタバレ考察:ストーリーの内容と結末を起承転結で簡単解説!
- 📝 映画「マッキラー」ネタバレなし感想&まとめ:無駄なエロと疑惑が惑わせるルチオらしいジャッロ映画!

🎬 映画「マッキラー」の評価
ちぶ~的評価は…
🐽🐽🐽3ブヒ(ノーマルちぶ〜)です!
総評:「結果的に前半って、必要だったかな!?w w」
ストーリー:⭐⭐⭐☆☆
演技:⭐⭐⭐☆☆
恐怖度:⭐⭐☆☆☆
🌍 映画「マッキラー」の世間の評価まとめ(Filmarks・IMDb)
・Filmarks:⭐️3.9/5.0(レビュー184件)
・IMDb:⭐️7.0/10.0(レビュー12,000件)
※現時点
🗣️ 映画「マッキラー」のみんなのレビューまとめ
👦「リズ・オルトラーニの音楽と暴力描写の反復が、罪悪感を増幅させる」
👧「“疑い”が移動するたびに、世界が少しずつ汚れていくのが見えた」
📖 映画「マッキラー」のあらすじ&基本情報
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原題:Non si sevizia un paperino
製作国:イタリア 製作年:1972年
上映時間:90分
監督:ルチオ・フルチ
脚本:ルチオ・フルチ/ロベルト・ジャンヴィッティ/ジャンフランコ・クレリチ
映画の内容!
イタリアの田舎村で子供たちばかりが狙われる連続殺人事件が発生。呪術を使うと噂されるジプシー女が疑われ、村人にリンチされて...。事件を追うジャーナリストは真犯人は別にいると考え、排他的な村で独自に真相を究明する……。
作品引用元:映画 マッキラー (1972) - allcinema、マッキラー - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画
🎭 映画「マッキラー」のキャスト&登場人物
フロリンダ・ボルカン |役名:マッキラー(村で“魔女”扱いされる祈祷師。)
イレーネ・パパス |役名:オラツィア(信仰と母性の間で揺れる村の母親。)
バーバラ・ブーシェ |役名:パトリツィア(都会から来た資産家の娘。)
トーマス・ミリアン |役名:アンドレア・マルテッリ(外部から来たジャーナリスト。)
マルク・ポレル |役名:ドン・アルベルト(若き神父。)
ジョルジュ・ウィルソン |役名:ドン・アルフレード(村の年長の司祭。)
ファウスタ・アヴェリ
アンドレア・アウレリ
🧠 映画「マッキラー」ネタバレ考察:ストーリーの内容と結末を起承転結で簡単解説!
※ここからネタバレを含みますのでご注意ください。
🔍 ストーリーの流れ(3ステップ解説)
🥎起:また少年が殺された!?
南イタリアの小村で、少年たちが連続して殺される事件が発生!
警察が右往左往するなか、都会から来た新聞記者アンドレア・マルテッリが取材を開始する。
村では、資産家の娘パトリツィアが奔放な振る舞いで注目を集め、土着の祈祷師マッキラー(“魔女”扱い)が黒魔術の噂で疑いの目を向けられる。
外からの視線と閉鎖的な村の雰囲気で、疑心暗鬼がどんどん膨らんでいく。
⌛承:マッキラーは犯人?
マッキラーは無実にもかかわらず、村人たちの狂信的なリンチで惨殺される。
彼女の死で「犯人は処罰された」と安堵が広がるが、事件は収束しない。
アンドレアは、パトリツィアの周辺や司祭ドン・アルフレード、若き神父ドン・アルベルトの動きに違和感を覚え、少年たちの“純潔”や“罪”に過敏な宗教的空気を嗅ぎ取る。
💣転:犯人はあの人!?
事件を調べていくうちに、アンドレアは若き神父ドン・アルベルトが真犯人だと突き止める!
彼は少年たちが性や欲望に目覚める前に「罪から守る」という歪んだ信念で殺害していた。
村の迷信や外部への憎悪は、真相から目を逸らさせ、最も聖職に近い存在の暗い独善を覆い隠していたことが明らかになる!
🎭 犯人の結末とラストシーンを考察!
アンドレアは高架橋でドン・アルベルトを追い詰め、もみ合いの末に神父は転落死する。
村は表向きでは秩序を取り戻したように見えるが...
村に根付く古い信仰と村人たちの暴力によって、何の罪もないマッキラーが殺されてしまったことや、「救い」を名目に子どもを殺した宗教的狂気の傷跡は消えていない。
アンドレアが去るラストは、真相が明かされても倫理の闇が残ることを静かに示して終わる。
一人だけ怪しくなかったのが神父だから、すぐ犯人だって分かってしまったねw
📝 映画「マッキラー」ネタバレなし感想&まとめ:無駄なエロと疑惑が惑わせるルチオらしいジャッロ映画!
ルチオ・フルチといえばスプラッターの帝王…と思いきや、『マッキラー』はそれとは一線を画す、じっとりとした“人間の悪意”が染み込んだジャッロ映画!
無駄に色っぽいシーンや、視線を惑わせる演出に「え、これ必要?」とツッコミたくなる瞬間が多いw
それすらも“疑惑”を増幅させる装置として機能しているのがフルチらしいです。
■ 画の粘度が高い
乾いた南イタリアの風景に、ねっとりと絡みつく人間の悪意。
ロケーションがただの背景じゃなく、“罪の気配”をまとった空間として生きている。
風景が静かであるほど、そこに潜む暴力や偏見が際立つのが恐ろしい。
■ 音楽の逆説
フルチ作品にしてはやけに美しいメロディが流れるな…と思ったら、その直後に訪れるのは最悪の暴力。
この“ズレ”が倫理感覚を狂わせてくる。
観客が「これは美しい」と思った瞬間に、加害者の目線に引きずられていることに気づく。
それがこの映画の仕掛けのひとつ。
■ 群衆ホラー
この作品、幽霊も呪いも出てこない。
けれど、やっぱり一番怖いのは“人間”。
噂が怒りに変わり、同調が暴走を生む。
その連鎖が、推理劇の中でじわじわと進行していくのが本当に不気味。
誰かが叫び、誰かが石を投げ、誰かが見て見ぬふりをする。
そのすべてが“ホラー”になっていくのですよね~。
この映画が突きつけてくるのは、「正義」が刃に変わる瞬間。
“共同体の正義”が暴走するとき、その場にいる全員が物語の加担者になる。
観客である私たちもまた、その視線の一部を担ってしまっているのかもしれない。
まぁ、あるあるネタですけどねw
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今日も最後まで読んでいただきありがとうございます! ちぶ〜でした!🫰
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