
Amazonのprime video(アマプラ)で映画「ペナルティループ」を鑑賞したので、ネタバレありの感想と考察をお送りします!
本作は原作なしの完全オリジナル!
『人数の町』で注目を集めた荒木監督が、再び“制度化された復讐”という重いテーマに挑む。
物語は、恋人を殺された男・岩森淳(若葉竜也)が、加害者・溝口登(伊勢谷友介)に復讐を果たすも、その直後から“同じ一日が繰り返される”タイムループに囚われるという展開。
この記事では、ネタバレありで以下のポイントを深掘りします:
・彼女・砂原唯(山下リオ)の正体は何者だったのか?
・なぜ殺されたのか?その理由と背景は?
・最後の“意味”は何だったのか?
復讐で憎しみは消えるのか?
それは誰の視点で語られるべきなのか?
私なりの感想と考察を綴っていきます!
- 🎬 映画「ペナルティループ」の評価
- 📖 映画「ペナルティループ」のあらすじ&基本情報
- 🎭 映画「ペナルティループ」のキャスト&登場人物
- 🧠 映画「ペナルティループ」ネタバレ考察:ストーリーと起承転結を簡単解説!
- 💬 映画「ペナルティループ」ネタバレあり考察&ツッコミ感想:恋人・唯と溝口は何者?なぜ殺された?その理由と原因!
- 映画「ペナルティループ」ネタバレなし感想&まとめ:復讐で”死”を果たせば憎しみは消えるのか?

🎬 映画「ペナルティループ」の評価
ちぶ~的評価は...
🐽🐽🐽🐽4ブヒ(セレブちぶ〜)です!
総評:「復讐すれば気が済む?犯人が死ねば憎しみは消えるか?結局、死んだ人は戻らないってことだけが真実...」
ストーリー:⭐⭐⭐⭐☆
演技:⭐⭐⭐⭐☆
恐怖度:⭐⭐⭐☆☆
🌍 映画「ペナルティループ」の世間の評価まとめ(Filmarks)
・Filmarks:⭐️3.6/5.0(レビュー3,698件)
※現時点
🗣️ 映画「ペナルティループ」のみんなのレビューまとめ
👦「ループの設定がユニークでおもしろかった」
👧「演技は良いけど構成が惜しい」
👨「意味わかんないけど、観て楽しかった」
📖 映画「ペナルティループ」のあらすじ&基本情報
\映画「ペナルティループ」の予告編はこちら/
映画の内容!
「おはようございます。6月6日、月曜日。晴れ。今日の花はアイリス。花言葉は”希望”です」——岩森淳が朝6時に目覚めると、時計からいつもの声が聞こえてくる。岩森は身支度をして家を出て、最愛の恋人・砂原唯を殺めた溝口登を殺害し、疲労困憊で眠りにつく。翌朝目覚めると周囲の様子は昨日のままで、溝口もなぜか生きている。そしてまた今日も、岩森は復讐を繰り返していく。
作品の引用元:ペナルティループ - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画
🎭 映画「ペナルティループ」のキャスト&登場人物
若葉竜也 |役名:岩森淳(ループする主人公)
伊勢谷友介 |役名:溝口登(岩森の恋人を殺した犯人)
山下リオ |役名:砂原唯(岩森の亡くなった恋人)
ジン・デヨン |役名:謎の男
🧠 映画「ペナルティループ」ネタバレ考察:ストーリーと起承転結を簡単解説!
※ここからネタバレを含みますのでご注意ください。
🔍 映画「ペナルティループ」のストーリーの流れ(3ステップ解説)
🥎起:恋人を殺された男の復讐?
岩森淳は、恋人・砂原唯を同僚の溝口登に殺される。
深い喪失感と怒りに突き動かされた岩森は、綿密な計画を立てて溝口を殺害。
復讐を果たすが、翌朝目覚めると、昨日とまったく同じ日が繰り返されており、殺したはずの溝口が再び生きている。
⌛承: 繰り返す復讐!
岩森はループの中で何度も溝口を殺し続ける。
だが、どれだけ殺しても翌朝には元通り。
復讐は成功するが、終わらない。
岩森の精神は次第に摩耗し、殺すことへの意味や感情が薄れていく。
そんな中、溝口もループに気づき始め、岩森の態度に戸惑いながらも、次第に彼との奇妙な関係性を築いていく。
💣転:友情が芽生えちゃった?ループの正体
あるループでは岩森が溝口をボウリング場に誘う。
殺す前に一緒に遊ぶという異常な展開に、溝口は戸惑いながらも付き合い、岩森に投げ方を教える。
二人は徐々に打ち解け、工場を歩きながら会話を交わすようになる。
ボウリングの点数ディスプレイに「死刑囚」「執行人」といった表示が現れ、二人の行動を監視する存在を感じる。
ループは岩森の復讐を“制度化”した世界であり、彼が契約によってこのループを選んだことが示唆されていく...
🎭 ループの正体と復讐の最後!・結末&ラストシーン!
岩森は「もう復讐をやめたい」と言うが、ループは止まらない。
復讐は“ペナルティ”として強制されている。
溝口はもはやサイコパスではなく、ただの人間として描かれ、岩森との関係は加害者と被害者を超えた“共犯的な友情”へと変化していく。
そして、最後のループが始まり溝口は岩森の恋人・砂原唯は「死にたがっていた」と話し岩森は最後の復讐を執行する。
その後...
謎の男が現れ、岩森は契約していた復讐プログラムが終了したことを知らされ、その後現実世界に戻る。
目が覚めると装置を外され、砂原唯がいない現実や復讐の意味はなんだったのか...途方もない虚無を感じて涙する。
ラストシーンでは...
荷物を持って家を出た岩森は、よそ見運転で事故に遭う。
血だらけのまま「大丈夫です~」と笑う彼の姿に、復讐の果てに残ったのは“制度”でも“感情”でもなく、ただの空虚だったのかもしれないーー。
💬 映画「ペナルティループ」ネタバレあり考察&ツッコミ感想:恋人・唯と溝口は何者?なぜ殺された?その理由と原因!
※ネタバレ項目になりますのでご注意を!
主人公・岩森が愛した砂原唯は、出会った時点からすでにミステリアスすぎる存在だった。
あそこまで素性が分からない女を“愛せる”っていうのも、正直かなり異様です(笑)。
劇中では、唯と溝口の正体や「死にたがっていた理由」は明確に描かれません。
ただ、彼女は“ヤバい紙”を持っていて、それを燃やしたことで溝口に殺される。
岩森が唯と出会ったのも、その紙を燃やしている場面だった。
この時点で唯は、何らかの理由で人生に絶望していて、自殺しようとしていた可能性が高い。
紙の内容は不明ですが、溝口は“依頼されて唯を殺した殺し屋”だったと考えるのが自然。
つまり、唯に個人的な恨みがあったわけではなく、ただ“仕事として殺した”だけ。
私は、唯自身も殺し屋で、組織を裏切ったから殺されたという説も濃厚だと思っています。
唯は元々死のうとしていた。
岩森と出会わなければ、すぐに命を絶っていたかもしれない。
岩森は彼女を“恋人”だと認識して復讐を実行したが、実は彼女の人生にとって彼は蚊帳の外だったのかもしれない。
だからこそ、真実を知った岩森は、自分の憎しみの居場所を見失い、“復讐の意味”も“愛の記憶”も崩れ落ちて、ただ虚無だけが残ったのではないかと思います。
映画「ペナルティループ」ネタバレなし感想&まとめ:復讐で”死”を果たせば憎しみは消えるのか?
復讐を果たせば、憎しみは消えるのか。
その答えを出すのは、きっと簡単じゃない。
なぜなら私たちは、いつだって“自分の視点”からしか世界を見られないし、その視点の中で都合よく「真実」を塗り替えてしまうからだ。
映画『ペナルティループ』は、そんな人間の“ゆがみ”を突きつけてくる。
誰かを裁くことの意味。
誰かを憎むことの限界。
そして、誰かを愛した記憶すら、自分の中で書き換えてしまう人間の脆さ。
この映画を観終えたあと、
「本当に罰せられるべきは誰だったのか?」
「自分の“正しさ”は、誰の目にも正しいのか?」
そんな問いが、静かに胸の奥に残り嫌~な余韻を残す...
このパターンのループものは、珍しい!
なるほど!と思わせる反面、構成が少し分かりにくく人を選ぶかもしれない。
が、そのパズルのピースを上手く当てはめることができれば...
きっと、心に刺さる作品だと思えるはず!
アマプラ見放題になったばかりなので、気になった方はぜひチェックしてみてください!
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今日も最後まで読んでいただきありがとうございます! ちぶ〜でした!🫰
