
Netflixで映画「端くれ賭博人のバラード」(原題:The Ballad of a Small Player)を鑑賞したので、ネタバレありの感想と考察をお送りします!
コリン・ファレル主演×『教皇選挙』のエドワード・ベルガー監督が描く、人生を賭けたギャンブラーの心理ドラマ!
原作はローレンス・オズボーンの小説。
アカデミー賞受賞監督が再び“人間の本質”を描く本作は、観る者に「勝つこと」「賭けること」の意味を問いかける人間ドラマだ。
観終えたあと、きっとあなたも自分のギャンブル心に手を当てて考えたくなるはずw
ちぶ〜的に言えば――
これは「ギャンブル映画」じゃなくて、“人生そのものを賭ける映画”。
静かな狂気がじわじわ染みてくる...
レビューを読んでも賛否両論でしたが...
結構ありがちなギャンブル地獄!題材に苦戦しながらも最後まで観ましたので私なりの感想を含め考察していきます!
- 🎬 Netflix映画「端くれ賭博人のバラード」の評価
- 📖 Netflix映画「端くれ賭博人のバラード」のあらすじ&基本情報
- 🎭 Netflix映画「端くれ賭博人のバラード」のキャスト&登場人物
- 🧠 Netflix映画「端くれ賭博人のバラード」ネタバレ考察:ストーリーと結末を起承転結で簡単解説!
- 💬 Netflix映画「端くれ賭博人のバラード」 ダオ・ミンの正体は?ドイルは死んだ?:ネタバレ考察&ツッコミ感想
- 📝 Netflix映画「端くれ賭博人のバラード」ネタバレなし感想&まとめ:当たり前すぎてつまらない!ギャンブル依存症の末路

🎬 Netflix映画「端くれ賭博人のバラード」の評価
ちぶ〜的評価は...
🐽🐽2ブヒ(お困りちぶ〜)です!
総評:「オシャレなギャンブル依存症の末路が当たり前すぎるw」
- ストーリー:⭐⭐☆☆☆
- 演技:⭐⭐⭐⭐☆
- 恐怖度:⭐⭐☆☆☆
🌍 映画「端くれ賭博人のバラード」の世間の評価まとめ(Filmarks・IMDb)
・IMDb:⭐️6.0/10(レビュー:2,000件)
※現時点
🗣️ 映画「端くれ賭博人のバラード」みんなのレビューまとめ
👦「ラストの受け取り方が微妙…賛否分かれる」
👧「コリン・ファレルの演技は圧巻」
📖 Netflix映画「端くれ賭博人のバラード」のあらすじ&基本情報
原題:The Ballad of a Small Player
製作国:ドイツ/イギリス 公開年:2025
上映時間:101分
監督:エドワード・ベルガー
脚本:ローワン・ジョフィ
原作:ローレンス・オズボーン(同名小説)
\映画「端くれ賭博人のバラード」の予告編はこちら/
Ballad of a Small Player | Official Trailer | Netflix
映画の内容!
マカオでひっそりと暮らしながら高額ギャンブルに興じる男。自身の過去と借金に追い詰められていくなか、自分の境遇とどこか似たある人と出会う。この出会いは彼を救うのか、それとも…。
作品引用元:端くれ賭博人のバラード - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画
🎭 Netflix映画「端くれ賭博人のバラード」のキャスト&登場人物
コリン・ファレル |役名:フレディ・ドイル、ライリー(主人公のギャンブラー)
ファラ・チェン |役名:ダオ・ミン(謎めいた女性)
ディニー・イップ|役名:グランマ(霊感で勝ちまくってるギャンブラー)
アレックス・ジェニングス|役名:エイドリアン・リペット(支配的な人物)
ティルダ・スウィントン|役名:シンシア・ブライス(私立探偵)
ジェイソン・トビン
アドリエン・ラウ
🧠 Netflix映画「端くれ賭博人のバラード」ネタバレ考察:ストーリーと結末を起承転結で簡単解説!
※ここからネタバレを含みますのでご注意ください。
🔍 ストーリーの流れ(3ステップ解説)
🎾起:落ちぶれドイルの前に現れた謎の女
ドイルは、イギリスからマカオにやって来た借金に追われるギャンブラー。
ホテル代すら払えず、カジノで勝負を続ける中で“ダオ・ミン”という謎めいた女性と出会う。
だが翌日、ホテルでは借金苦による自殺事件が発生。
現場にいたダオ・ミンを追いかけたドイルは、金を貸してほしいと懇願するが拒まれる。
それでも二人は奇妙な絆を結び、夜を共に過ごす。しかし翌朝、ダオ・ミンは姿を消していた!
⌛️承:過去の罪が追いかけてくる...
ほどなくして、赤毛の女性“シンシア”がドイルの前に現れる。
彼女は英国の私立探偵で、ドイル(本名ライリー)が顧客の資産を横領し逃亡したことを知っていた。
彼女は「24時間以内に返金しなければ逮捕」と告げ、ドイルを追い詰める。
逃げ場を失ったドイルは再びダオ・ミンを探すが、彼女の部屋にはラマ島のポストカードだけが残されていた。
💣転:海の中の真実!
ラマ島へ向かったドイルは、再びダオ・ミンと出会う。
彼女の家で二人は互いの過去を打ち明け合う。
ドイルは「自分は嘘つきで泥棒だ」と罪を認め、ダオ・ミンは“親を悲しませた娘”としての後悔を語る。
しかし翌朝、彼女はまたしても消えていた。
残された番号を手がかりに海へ向かったドイルは、波間に沈む袋を引き上げる――中には大金が詰まっていた!
🎭物語の結末&ラストシーン!
マカオに戻ったドイルは、その金をダオ・ミンから盗みそれを元手に再びカジノへ!
異常なほど勝ち続け、“霊に憑かれた男”と噂され出禁を言い渡される。
最後の勝負は、“ロレンソ王子”かと思いきや...
かつての仲間リペットで、対決して見事に勝利!
ドイルはその金でシンシアに全額返済し、過去と決別する。
だがその直後、グランマの元へダオ・ミンにお金を返そうとするが...
ダオ・ミンがすでに亡くなっていたことを知り、ドイルは寺院の前で火葬をするお金もなかった彼女のために金を燃やす。
炎に照らされたマカオの夜を見つめながら、彼はようやく“端くれの賭博人”として静かな終わりを受け入れるのだった。
エンドロール後には…
ドイルとシンシアが約束していたダンスをするシーンで終了します!
💬 Netflix映画「端くれ賭博人のバラード」 ダオ・ミンの正体は?ドイルは死んだ?:ネタバレ考察&ツッコミ感想
※ネタバレ項目になりますのでご注意を!
🩶 ダオ・ミンは途中から“幽霊”だった説が濃厚!
ダオ・ミンは映画の中盤以降、現実味のない存在として描かれます。
彼女はいつも静かに現れて、ふっと消える。
マカオでの初対面のあと、彼女の部屋に残されていた“ラマ島のポストカード”――
あれがすでに彼女の「現世との繋がりが切れた」サインだったのかもしれません。
物語終盤、ドイルが海から引き上げた“袋いっぱいの金”。
あれはダオ・ミンが遺したもの、つまり彼女が自ら命を絶ったあとに残した「贖罪」や「導き」だった可能性が高い。
ドイルがその金を手にして勝負を続けたのも、彼女の“死”を受け入れられずに彷徨っていたからでしょう。
つまりダオ・ミンは、ドイルの前に“霊”として現れた。
彼を罰するためではなく、「あなたも逃げ続けているのよ」と映し出すために。
💭 なぜダオ・ミンはドイルを助けたのか?
彼女自身もまた、過去に誰かを裏切り、傷つけてしまった人間。
“親を悲しませた”という彼女の告白が示すように、後悔と喪失を抱えたまま死んでしまった。
だからこそ、自分と似た“罪人”ドイルに惹かれたのです。
彼女がドイルを救ったのではなく、ドイルに救いのチャンスを与えた。
つまり、金を渡したのも“幸運”ではなく“試練”。
ドイルがそれをどう使うか――
「過去を清算するのか、また賭けで全てを失うのか」――を、彼女は見届けたかった。
その結果、ドイルはすべてを返済し、最後に金を燃やす。
それこそが、彼女の願った“彼の救済”だったのかもしれません。
🕯️ ドイルは生きているのか、それとも…
ドイルは、結末で寺院の前でダオ・ミンのためにお金を燃やし、炎を見つめて泣きながら笑っているようでした。
あのシーンでは、明確に“生死”が提示されていなくて不明確。
マカオの夜景と共に消えていくラストカットは、
「彼もまた、ダオ・ミンのもとへ行った(=死んだ)」とも、
「過去を燃やして新しい人生を歩み出した(=生きている)」とも取れます。
でも、映画全体のトーン――幻想と現実が入り混じるあの世界観――を考えると、
ドイルはすでに死んでおり、ラストは“魂の再会”だった説が有力。
ダオ・ミンが霊なら、ドイルもまた“あちら側”へ渡った。
二人が再び出会ったのは、マカオでもラマ島でもなく、**「現世と来世のあいだ」**だったのではないでしょうか?
🤔 ちぶ〜的ツッコミタイム!
・ホテルであんなに死者出てるのに普通に泊まるなよドイル!
・てかあんなに勝ち続ける人間なんて存在しないからw
・シンシア(ティルダ・スウィントン)が淡々と現れてくるのも怖い。あの人ももしかして「彼をあの世に連れ戻す案内人」だったんじゃ…?と疑う...
・最後の炎のシーンが不気味すぎる!でもハッキリしないっていうのが微妙w
📝 Netflix映画「端くれ賭博人のバラード」ネタバレなし感想&まとめ:当たり前すぎてつまらない!ギャンブル依存症の末路
当たり前すぎてつまらない!ギャンブル依存症の末路だった...
主演のコリン・ファレルの演技は、やっぱり見応え十分。
ギャンブルに人生をかけ、破滅へと転がり落ちていく男の姿を、痛々しいほどリアルに体現している。
彼の表情ひとつで、希望と絶望が同居しているのが伝わってくる。
監督は『教皇選挙』のエドワード・ベルガーなので、人間の弱さや滑稽さを冷静に切り取る演出はさすが!
映像も構図も完成度が高かった。
マカオの夜のネオン、カジノの光と影、そして孤独な男の背中。
すべてが「終わりのない賭け」を象徴していて、美しい。
……ただ
あまりにも“王道すぎる”!
ギャンブル依存、転落、孤独。
この流れ、何度も映画で見た。
題材も展開も「予想の範囲内」で、途中から新鮮さが失われてしまう。
映像美や演技力でなんとか引っ張っているけれど、物語の核が薄い。
もし主演がコリン・ファレルでなかったら、たぶん埋もれていたと思う。
彼の哀愁と疲れた眼差しがあってこそ、作品が“保っている”印象だ。
人生はギャンブルのようなもの。
いつ勝つか、いつ負けるかなんて誰にもわからない。
それでも人は賭け続ける。
勝つためじゃなく、「賭ける」という行為そのものに意味を見出すからだ。
ドイルもきっとそうだった。
何かを得たいのではなく、何かを感じていたかったのだろう。
たとえ全てを失っても、挑戦することをやめられない。
その危うさと愚かさを、ベルガー監督は冷静に見つめている。
──ただ正直に言えば、感情の揺れや余韻よりも、理性的な演出が勝ってしまっているというか...
硬いというか...
映像美もキャストも申し分ないのに、心が震えるような瞬間は少なかった。
題材の性質上、映画として「盛り上がり」が作りにくいのはわかる。
でもせっかくの舞台がマカオなのだから、もっともっと“狂気”があっても良かったのでは?
あの不明確なラストも、観る人によっては「深い」と感じるかもしれないが、私には少し物足りなかった。
──結局のところ、
「端くれ賭博人のバラード」は、美しくも虚しい“敗者の鎮魂歌”だった。
人がなぜ賭けるのか。なぜやめられないのか。
その問いを静かに投げかけたまま、観る人に考えさせる。
あの余白が、もはやこの映画らしいのかもしれないですけどね!
この手の題材やコリン・ファレルの熱演が気になる方はぜひチェックしてみてね〜!
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今日も最後まで読んでいただきありがとうございます! ちぶ〜でした!🫰

