
Netflixで韓国映画「グッドニュース」を鑑賞したので、ネタバレありの感想と考察をお送りします!
韓国の名俳優ソル・ギョングが主演で、ホン・ギョンも重要な役どころを演じている本作。
日本からは山田孝之や、椎名桔平、笠松将など豪華俳優陣が脇を固めています!
しかも、調べたら映画「グッドニュース」の元ネタは、実際に1970年に起きたよど号事件(正式名称:日本航空351便ハイジャック事件)!
乗客・乗員合わせて129名の旅客機が当時の過激派グループ「日本赤軍」のメンバーによってハイジャックされ日本国内外でも大きな衝撃を与えました。
この事件をきっかけに航空安全対策や対テロ対策が強化されたとも言われているほど。
題材が題材なだけに、大真面目な物語かと思いきやブラックな笑いが散りばめられたドラマになっておりましたので私なりの感想を含め語っていきたいと思います!
- 🎬 Netflix韓国映画「グッドニュース」の評価
- 📖 Netflix韓国映画「グッドニュース」のあらすじ&基本情報
- 🎭 Netflix韓国映画「グッドニュース」のキャスト&登場人物
- 🧠Netflix韓国映画「グッドニュース」ネタバレ考察:ストーリーと起承転結を簡単解説!
- 💬 Netflix韓国映画「グッドニュース」ネタバレ考察:実際に起きたよど号ハイジャック事件とは?史実との相違点!
- 📝 Netflix韓国映画「グッドニュース」ネタバレなし感想&まとめ:ブラックすぎる!英雄に光が当たらない世知辛い世の中

🎬 Netflix韓国映画「グッドニュース」の評価
ちぶ〜的評価は...
🐽🐽🐽🐽4ブヒ(セレブちぶ〜)です!
総評:「真実は、人によって変わる。信じたいことが真実になってしまう世知辛い世の中なのよ。」
- ストーリー:⭐⭐⭐⭐☆
- 演技:⭐⭐⭐⭐⭐
- 笑える度:⭐⭐⭐⭐☆
🌍 映画「グッドニュース」の世間の評価まとめ(Filmarks・IMDb)
・IMDb:⭐️6.4/10(レビュー311件)
※現時点
🗣️ 映画「グッドニュース」のみんなのレビューまとめ
👦「日本側キャストの存在感がすごい」
👧「後半のまとまりにやや賛否」
📖 Netflix韓国映画「グッドニュース」のあらすじ&基本情報
\映画「グッドニュース」の予告編はこちら/
映画の内容!
舞台は1970年代。ハイジャックされた飛行機を無事に着陸させるため集まったトラブルシューターと空軍中尉、そして政府高官。彼らはチームを組み、ある計略を企てる。
作品引用元:グッドニュース - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画
🎭 Netflix韓国映画「グッドニュース」のキャスト&登場人物
ソル・ギョング |役名:アムゲ(謎の解決屋)
ホン・ギョン |役名:ソ・ゴミョン(空軍中尉)
リュ・スンボム |役名:パク・サンヒョン(韓国情報機関の幹部)
山田孝之 |役名:シンイチ(運輸政務次官)
椎名桔平 |役名:(ハイジャック機の操縦士)
キム・ソンオ |役名:(ハイジャック機の副操縦士)
笠松将 |役名:デンジ(ハイジャック犯リーダー)
山本奈衣瑠 |(ハイジャック犯)
🧠Netflix韓国映画「グッドニュース」ネタバレ考察:ストーリーと起承転結を簡単解説!
※ここからネタバレを含みますのでご注意ください。
🔍 ストーリーの流れ(3ステップ解説)
🎾起:ハイジャック事件の発生
1970年3月31日、東京・羽田空港から福岡行きの日本航空351便が離陸直後にハイジャックされる。
犯人は日本赤軍派のメンバーで、目的地として北朝鮮・平壌を要求。
しかし、航路の制限により、最終的にソウルの金浦空港に着陸することになる。
⌛️承:韓国政府の対応と偽装工作!
韓国政府は、解決屋・アムゲの作戦により金浦空港を平壌に見せかけるため、空港の外観を改装し、偽の平壌の映像を流すなどの手段を講じる。
また、エリート空軍中尉のソ・ゴミョンを利用してハイジャック犯と交渉し、北朝鮮へ行かないよう韓国政府は躍起になる。
この奇策により、犯人たちは一時的に平壌に到着したと信じ込む!
💣転:事件は収束?
ハイジャック犯たちは、北朝鮮だと思い込まされていたことに気づき激昂。
デンジは仲間の女に自分の腹をナイフで刺され「明日の正午までに離陸を許可しなければ、人質もろとも爆破する」と言い放ち、事態は悪化する。
ソ・ゴミョンは「自分のせいで乗客が殺されてしまうのではないか」と罪悪感に苛まれる...
一方、政治家たちは責任を逃れるように次々と空港を離脱。
そのとき、姿を現したのは大統領夫人(チョン・ドヨン)。
彼女は「人質を解放すれば、北朝鮮への離陸を許可する」と宣言し、ゴミョンに無線で伝達を命じる。
しかし、デンジたちは“偽の平壌空港”に誘導したゴミョンを「信じられない」と拒絶。
窮地に追い込まれた韓国政府と日本政府だったが、アムゲが運輸政務次官・シンイチにある提案をする!
🎭 犯人達の結末とラストシーン!
アムゲの提案で、人質の乗客達と引き換えに日本の運輸政務次官・シンイチがハイジャック犯たちと一緒に北朝鮮へ行くことになる!
そのおかげで人質は全員解放され、デンジたちはそのまま北朝鮮へ亡命。
彼は現地で治療を受け、生き延びる。
しかも、北朝鮮にいるスパイによると彼らか持っていた武器は全て偽物で「北朝鮮に亡命できなければ自死するつもりだった」ことが判明する。
運輸政務次官・シンイチとパイロット達は日本に帰還し、韓国と日本の両政府はこの事件の裏に韓国が関与していた事実を公にしない決断を下す。
事件は一人の死者も出さずに終わったが、真の立役者であるゴミョンの功績は歴史から消される。
アムゲから“感謝”の象徴として大統領時計を渡されても、ゴミョンの顔には複雑な怒りと虚しさが浮かぶ。
そして最後、皮肉めいたナレーションのように響く彼の言葉。
「これが“グッドニュース”か……」
——そう、この物語は“笑えるニュース”ではなく、誰も報じない現実のニュースだったのです。
💬 Netflix韓国映画「グッドニュース」ネタバレ考察:実際に起きたよど号ハイジャック事件とは?史実との相違点!
※ネタバレ項目になりますのでご注意を!
※参考文献・出典:
ウィキペディア「よど号ハイジャック事件」
Dorian Cope presents On This Deity “The Yodo-go Hijack”(31 March 1970)
📰 実際の事件:よど号事件(1970年3月31日)概要
1970年3月31日、東京・羽田空港発の福岡行き日本航空351便(ボーイング727-89)がハイジャックされました。
乗客129名と乗員7名、合計138名が搭乗しており、この中に犯人9名が含まれていました。
犯行グループは**「赤軍派」**(当時の過激派学生運動組織)で、
「日本を出て世界革命を起こす」と宣言し、目的地に北朝鮮・平壌を要求します。
結果的に、福岡を経由して韓国・金浦空港に着陸したのち、最終的に北朝鮮への亡命が実現。
この事件では死者・重傷者ゼロという、異例の形での解決となりました。
〜主な背景・ポイント〜
ハイジャック事件は、当時の日本社会に大きな衝撃を与えました。
政府・警察・航空会社の対応のまずさや、北朝鮮との外交問題などが次々と議論の的に。
この事件をきっかけに、日本の航空機ハイジャック対策や空港保安体制が一気に強化されていきます。
“北朝鮮への亡命”“国家のメンツを守るための偽装工作”“真実を隠す政治家たち”といった要素は、まさに史実の再構成。
まるでフィクションのようですが、実際に起きた事件がベースなんです…!
それって何気にゾッとしませんか?w
Netflix韓国映画「グッドニュース」と実際の事件比較表
以下、実際の事件と映画のストーリー上の主な 類似点 と 相違点 を整理します。
| 項目 | 実際の事件 | 映画「グッドニュース」 |
|---|---|---|
| ハイジャック対象 | 日本航空351便(東京→福岡) | 架空の韓国旅客機をモデルに描写。政府・空軍が関与 |
| 目的地・亡命先 | 北朝鮮・平壌へ亡命 | 北朝鮮への亡命が物語の中心テーマ |
| 犯人の背景 | 革命思想を掲げた赤軍派メンバー | “革命軍”として登場。思想面は史実を踏まえて脚色 |
| 国家の関与 | 日本政府と航空会社のみ対応(韓国関係なし) | 韓国政府・空軍・情報部が全面的に関与する設定 |
| 結末 | 犯人らは北朝鮮に亡命、犠牲者なし | 犠牲者ゼロだが、“功績が抹消された英雄”の皮肉な結末 |
| フィクション要素 | 偽装空港などは存在しない | “偽の平壌空港”や“大統領夫人の介入”など映画的演出あり |
ウィキペディアで調べていて知ったんですが...
この事件の関係者たちの“その後”がなかなか壮絶なんです…。
✈️ 機長の石田真二氏は当初、英雄として表彰されましたが、のちにスキャンダルで日航を退職。
🏛️ 運輸政務次官・山村氏は政治家として出世したものの、精神疾患を抱えた娘に刺殺されるという悲劇に。
🎖️ **事件対応の韓国空軍関係者(モデルとされる人物)**は功績を隠され、退役後は貧困生活を送ったとされています。
“誰も死ななかったハイジャック”の裏で、事件を救った人たちが報われなかったという現実。
——「グッドニュース」って、何がグッドなの?
そう思わずにはいられませんでした。
正直、知れば知るほど震える事件です……😨
📝 Netflix韓国映画「グッドニュース」ネタバレなし感想&まとめ:ブラックすぎる!英雄に光が当たらない世知辛い世の中
Netflixの韓国映画「グッドニュース」は、実際に起きたよど号ハイジャック事件を題材にしつつも、単なる史実再現にとどまらないエンタメ作品。
人間ドラマと政治的駆け引きが絶妙に絡み合い、ブラックユーモアを交えながら“歴史の苦さ”を噛み砕く演出は圧巻です。
ここまで笑えてスピーディーな展開は予想以上で、最後まで退屈せずに楽しめました。
特に注目したいのは、日本の俳優陣が韓国俳優たちと同じ作品で全く負けていない点。
椎名桔平や笠松将の存在感は圧巻で、山田孝之は笑わせてくれるw
そして名優ソル・ギョングが最後にきっちり締めてくれるあの安定感と哀愁は、さすがの一言です。
よど号ハイジャック事件をベースにしながらも、映画では**“偽装空港”や“情報工作”などのフィクション要素**が加わり、史実以上にスリリングでブラックコメディ感が強調されています。
Netflixで観ることで、史実の影に隠れた英雄たちの苦悩や、世知辛い政治の駆け引きも感じられる、深みのある作品になっています。
興味がある方は、ぜひNetflixでチェックしてみてください!
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今日も最後まで読んでいただきありがとうございます! ちぶ〜でした!🫰

