
ALVEシアターで映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」(原題:One Battle After Another)を鑑賞したので、ネタバレありの感想と考察をお送りします!
タイトルの”One Battle After Another”は「次から次へと戦いが続く」という意味でこの戦いの攻防がとにかく面白い!。
監督は、ベルリン、カンヌ、ベネチアで受賞歴を持つポール・トーマス・アンダーソン。
主演はレオナルド・ディカプリオ!
トマス・ピンチョンの小説『ヴァインランド』をヒントに描かれるのは、かつて革命に身を投じた男が、ひとり娘を狙う謎の刺客たちと次々に対峙する逃走劇。
追う者と逃げる者が入り乱れる、ハラハラのサスペンスが止まらない!
内容的にもっと真面目な作品かと思っていたが...
めっちゃ笑ったw w
面白い!!w
ということで、社会派エンタメとして傑作だった本作の見どころと感想を私なりに綴っていきます!
- 🎬 映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」の評価
- 📖 映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」のあらすじ&基本情報
- 🎭 映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」のキャスト&登場人物
- 🧠 映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」ネタバレ考察:ストーリーと結末を超簡単解説!
- 📝 映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」ネタバレなし感想&まとめ:社会派エンタメの傑作!今年イチ興奮したセンセイに感謝!

🎬 映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」の評価
ちぶ~の評価は...
🐽🐽🐽🐽4ブヒ(セレブちぶ〜)です!
総評:「パスワードが多すぎ問題に強く共感してしまうw w」
ストーリー:⭐⭐⭐⭐☆
演技:⭐⭐⭐⭐⭐
恐怖度:⭐⭐⭐☆☆
🌍 映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」の世間の評価まとめ(Filmarks・IMDb)
・Filmarks:⭐️4.1/5.0(レビュー3,943件)
・IMDb:⭐️8.4/10(約61,000件の評価)
※現時点
🗣️ 映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」のみんなのレビューまとめ
👧IMAXで観たら、映像の迫力と音の重厚さがズシンときて予告だけじゃ伝わらないスリルが満載だった!
👦長尺ながらテンポよく、「笑える場面」も織り交ぜつつ、重たいテーマを最後まで飽きさせずに見せる構成がいい!
👨移民問題や社会的矛盾を背景にしつつ、キャラの葛藤や人間味に共感した!「デル・トロ先生」には安心感がある!
📖 映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」のあらすじ&基本情報
🎞️ 鑑賞媒体:ALVEシアター
原題:One Battle After Another
製作国:アメリカ 製作年:2025年
上映時間:162分
監督:ポール・トーマス・アンダーソン
脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
\映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」の予告編はこちら/
映画の内容!
最愛の娘と平凡ながらも冴えない日々を過ごす元革命家のボブ(ディカプリオ)。 突然、娘がさらわれ、生活が一変する。異常な執着心でボブを追い詰める変態軍人“ロックジョー”(ペン)。 次から次へと襲いかかる刺客たちとの死闘の中、テンパりながらもボブに革命家時代の闘争心がよみがえっていく。 ボブのピンチに現れる謎の空手道場の“センセイ”(デル・トロ)の手を借りて、 元革命家として逃げ続けた生活を捨て、戦いに身を投じたボブと娘の運命の先にあるのは、絶望か、希望か、それともー
作品引用元:ワン・バトル・アフター・アナザー - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画
🎭 映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」のキャスト&登場人物
レオナルド・ディカプリオ |役名:ボブ(元革命家)
ショーン・ペン |役名:ロックジョー(ペルフィディアにゾッコンの軍人)
ベニチオ・デル・トロ |役名:センセイ(ウィラの空手の先生)
レジーナ・ホール
テヤナ・テイラー |役名:ペルフィディア(ボブの恋人で革命家)
チェイス・インフィニティ |役名:ウィラ(ボブの娘)
ウッド・ハリス
アラナ・ハイム
シャイナ・マクヘイル
D・W・モフェット
🧠 映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」ネタバレ考察:ストーリーと結末を超簡単解説!
※ここからネタバレを含みますのでご注意ください。
🔍 ストーリーの流れ(3ステップ解説)
🥎起:”革命”に没頭する日々
フレンチ75に所属していたボブ(以前はパットと名乗っていた)とペルフィディアは、熱烈な恋人関係にあり、過激な革命運動に身を投じていた。
南部の収容施設に侵入し、拘留されていた移民を解放するなどの活動を行っていた。
この事件をきっかけに、白人至上主義組織の一員であるロックジョー大佐がペルフィディアに興味を持ち始める。
ロックジョーは彼女を逮捕するのをためらい、取引を行う。(性的関係を持つ)
やがてペルフィディアは妊娠し、子どもが生まれるが、運動家としての使命と母としての責任の間で葛藤する。
⌛承:ペルフィディアの決断!
ペルフィディアは革命活動を続けることを選び、ボブとウィラを置いて家を出る。
作戦が失敗に終わり、組織は崩壊。
ペルフィディアは捕らえられ、ロックジョーの管理下で仲間の情報を渡す取引を行う。
最終的に姿を消し、ボブと娘ウィラは偽名で隠れ住むことになる。
一方、ロックジョーはペルフィディアが産んだウィラが自分の娘かもしれないと疑念を抱く。
💣転:ウィラはロックジョーの娘!?
ロックジョーは徹底的にウィラとボブを追い、DNA検査の結果ウィラが実子であることが明らかになる。
組織の立場を守ろうと、ウィラをバウンティハンターに引き渡すが、ウィラは未成年であったためバウンティハンターは彼女を逃すために銃撃戦を行う。
その頃、ボブは必死にウィラを捜索し、空手のセンセイの助けを借りながら探すが、酒とドラッグで意識が朦朧としており、手掛かりを思い出せず難航する。
🎭 ロックジョーの最後は?ボブとウィラの結末&ラストシーン!
ロックジョーは、ウィラをバウンティハンターに引き渡した後...白人至上主義組織の幹部に襲撃され崖から転落する。
その頃ボブは、やっとロックジョーの車を発見するがウィラがいない。
さらに車を走らせるとそこには白人至上主義組織の幹部の死体が!
物陰にウィラを発見し、錯乱状態のウィラと抱き合い再会を喜ぶ。
ロックジョーは、実は顔面に大怪我をしながらも奇跡的に生き延び組織の幹部昇進の面接を受けるが、案内されたオフィスで毒ガスにより即死。
死体は焼却される!
ボブたちは、家に戻り「やっと真実を語る時が来た」と言いウィラに母・ペルフィディアからの手紙を渡す。
そこには、ペルフィディアはどこか遠くで生きていること、ウィラを心から愛していて1日も忘れた日はない、自分よりもウィラの方がこの世の中を変えるための革命家になれるのではないかと書いてあった。
ウィラは、改めて母親と父親から愛されていたことを実感しボブを抱きしめる。
ラストシーンでは...
ウィラが無線で聞いた情報の革命の現場へ向かうシーンが流れる。
母親からの手紙の通り、ウィラは革命家としての人生を見つけたのかもしれない。
そんな姿をそっと見守るボブはとても優しい目をしていたー。
💬センセイの正体とラストシーンの意味を考察!&ツッコミ感想
センセイありがとう!
本作の核となる人物、センセイはボブたちと同じく革命家だったのでしょうね。
センセイの家には大量のメキシコ移民や不法移民がおり、匿いながら彼らが飢えないように、家や仕事まで与えていました。
法律上では確かに違法かもしれません。
でも、人間としてはどちらが正しいのか?
あまりにも手際よく仲間たちを移動させ、華麗にボブに協力する姿はカッコ良すぎて、惚れちゃうほどですw
世の中を変えるには、法律に逆らい、その穴を見つけ、自分たちが信じる正義を貫くしかない。
そんな不条理で矛盾した真実を、最も表現していたのがセンセイだと思いました。
ペルフィディア生きててよかった!
私はずっとペルフィディアはすでに亡くなっていると思っていたのですが、最後に生存が分かってホッとしました。
ちゃんとボブを心から愛していたし、ウィラのことも、当時は目先の活動を優先したけれど、それも若さゆえ。
革命家として暴れる血をどのように抑えればいいのか分からなかったのでしょうね。
私は、きっとウィラが遺伝子的にはボブの子ではないということは、最初から二人とも知っていたのではないかと思います。
だけど、そんなことはどうでもよくて、やっぱり「二人の子供はウィラ」だという絶対的な愛があったのだと思いました。
確かにペルフィディアは仲間を裏切り、ボブたちを捨ててしまったけれど、世界を変えるために自分の人生を犠牲にした強い女性であることには違いないんだと思います。
📝 映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」ネタバレなし感想&まとめ:社会派エンタメの傑作!今年イチ興奮したセンセイに感謝!
🎯移民問題をエンタメに!
アクションや家族のドラマを描きながら、移民問題という社会課題を自然にエンタメとして組み込んでいた点が本当に印象的でした!
派手な銃撃戦や家族愛の描写だけでなく、社会の矛盾や正義の曖昧さをさりげなく提示することで、観客が自分なりに考えられる余白を残しているのがすごい。
単なるアクション映画ではなく、社会的テーマも“楽しみながら感じられる”作品になっていました。
改めて思う、正義って一体“誰の視点”なのか?
そして、法律は“どこの視点”で作られているのか?
エンタメ作品として気軽に観られる面白さがありながらも、しっかり考えさせられる作品に仕上がっていましたね。
🏆3大俳優が最高すぎた!
とにかく主演のレオナルド・ディカプリオが真剣に笑わせてくるw
本人は本気!
だけど、あのパスワード問題は笑いが止まらなかったw
絶対アドリブ入ってる気がする!w
ロックジョーを演じたショーン・ペンの“キモさ”も最高だった!
あんなに変態的で気持ち悪い役、今までやったことないのでは?
最後の最後まで観客を楽しませてくれる彼のラストシーンは見逃せない!
助演男優賞あげてもいいと思う!
そして、本作で一番好きだったキャラはベニチオ・デル・トロ演じる“センセイ”。
礼儀正しく、冷静沈着。
この世を嘲笑うように手際よくボブを救う“最強の助っ人”。
今もあのセクシーさは健在で、おじさんになってもカッコいい!
改めて惚れた!
私は、センセイのスピンオフを本気で作ってほしいと思いましたよw
今年イチの傑作かも!?
ホラー映画以外のジャンルでここまで心が躍ったのは、今年はこの作品だけかも!
前評判がいいのは知っていたので斜め上から目線で観ていたのに…
もう、3時間近くあるとは思えないくらい一瞬で時が過ぎた!
それくらいハマる!
あのスピード感と、笑っている間に進んでいくこの世の不条理さ!
これぞ映画と言える魅力がたくさん詰まっていました。
これはぜひ映画館で観てほしい!
久々に心からおすすめしたいと思える作品でした!
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今日も最後まで読んでいただきありがとうございます! ちぶ〜でした!🫰
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