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実話映画「殺人鬼の存在証明」感想・考察|前半退屈…でも実在のアンドレイ・チカチーロ事件が衝撃!

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実話映画「殺人鬼の存在証明」ネタバレ感想・考察|前半退屈…でも実在のアンドレイ・チカチーロ事件が衝撃!

 

映画「殺人鬼の存在証明」(Kazn/The Execution)をAmazonのprime videoで鑑賞したのでネタバレありの考察と感想をお送りします!

 

ロシア産のサイコスリラーで、実際に存在したアンドレイ・チカチーロの事件が元ネタ。

チカチーロは、ソ連時代に1978年から1990年にかけて52人を殺害&”食べた”?という都市伝説がある殺人鬼。

 

ただ、この作品はチカチーロの事件をそのまま映画にしたのではない。

モチーフにして、チカチーロポジションの殺人鬼は出てくるが主軸はそこではない。

 

あまりにも分かりずらく、不親切な前半の展開は観る人を選ぶでしょう。

でも、中盤から後半にかけての畳み掛けが素晴らしく...

アメリカの映画では得られない面白さがあったので、実際にあった悍ましい事件にも触れながら語っていきたいと思います。

 

 

執筆&作画:ちぶ〜について

映画「殺人鬼の存在証明」の評価

ちぶ〜的評価は…

🐽🐽🐽🐽4ブヒ(セレブちぶ〜)です!!

 

総評:「前半が辛すぎて何度も観るのをやめようかと思いましたが...我慢した甲斐があるラストでした!」

 

・ストーリー:⭐⭐⭐⭐☆

 • 演技:⭐⭐⭐⭐☆

・恐怖度:⭐⭐⭐⭐☆

 

世間の評価は...

・Filmarks ⭐️(3.6/5.0) レビュー数:1127件  

・IMDb⭐️(6.7/10)レビュー数:2100件 

※現時点

 

~みんなのレビューをまとめてみた!~

👪展開が時系列で前後するので少し混乱したけど、その複雑さが仕掛けとして効いていて面白かった。

 

👦前半はやや退屈に感じたが、途中から一気に物語が動き出して一気に引き込まれた。

 

👧登場人物の判別が難しく理解しづらい部分もあったが、もう一度観ればさらに楽しめそう。

映画「殺人鬼の存在証明」あらすじ&概要

🎞️ **ちぶ〜の鑑賞媒体:prime video**

原題:Kazn/The Execution

製作国:ロシア 2021年

上映時間:138分

監督:ラド・クヴァタニヤ

脚本:ラド・クヴァタニヤ、オルガ・ゴルデツカヤ

 

\映画「殺人鬼の存在証明」の予告編はこちら/

シネマトゥデイ公式YouTubeチャンネル

映画の内容!

1991 年、負傷した女性が森の近くで保護される。女性の証言から、10 年以上殺人を続けていた連続殺人犯の手口に酷似していることが明らかになり、既に 1988年に捕まっていた犯人は誤認逮捕だったことが判明する。新たな容疑者であるアンドレイ・ワリタ( ダニール・スピヴァコフスキ) を追い詰めた捜査責任者のイッサ( ニコ・タヴァゼ) は、尋問をする中でワリタがそれまでの連続殺人を犯した真犯人だと確信していくが、彼の口から驚愕の真実を聞かされることになる…

映画「殺人鬼の存在証明」キャスト&登場人物

ニコ・タヴァゼ |役名:イッサ・ダビドフ

 

ダニール・スピバコフスキー |役名:アンドレイ・ワリタ

 

ユーリヤ・スニギル |役名:ベラ

 

エフゲニー・トゥカチュク |役名:イワン・セバスチャノフ

 

アグラヤ・タラーソヴァ

 

 

映画「殺人鬼の存在証明」ネタバレ考察:内容と結末を超簡単解説!(ツッコミ感想込み)

※ネタバレ項目になりますのでご注意を!

🔍ストーリーの流れ

【🔑主要キャラ】

⚫︎イッサ(演:ニコ・タヴァゼ)・・・連続殺人事件の犯人を無理やり捕まえて昇進した捜査官。

⚫︎アンドレイ・ワリタ(演:ダニール・スピバコフスキー)・・・連続殺人鬼の犯人として逮捕される。


⚫︎イワン(演:エフゲニー・トゥカチュク)・・・イッサの元相棒。現在は警察官を辞職。


⚫︎キラ・・・姉のベラを殺された妹。

 

【3ステップで解説!】

🥎起:1991年。

長年の連続殺人事件を解決して昇進した捜査官イッサ・ダヴィドフの元に、「犯人に襲われたが生き延びた女性」が現れる。

その手口は過去の事件と一致しており、「もしかすると自分たちは無実の人間を処刑したのではないか」という疑念が浮かび上がる。

再捜査の結果、事件当時にも容疑者に上がったことがあるアンドレイ・ワリタが浮上し、森の家で身柄を確保。

厳しい取り調べが始まる!

 

承:物語は1980年代の捜査回想と1991年の取り調べが交錯する。

かつて相棒のイワン・セバスチャノフは一貫してワリタを疑っていたが、イッサは別の人物に固執し、2人は対立して決裂。

結果的にイワンは警察を去ってしまう。

その一方で、捜査に疲弊していたイッサはベラと出会い、不倫関係にのめり込んでいた……。

 

💣転:連続殺人が続く中、イッサの不倫相手・ベラも殺害されてしまう!

しかし、その殺され方だけが“殺人鬼の型”から外れており、イワンは強い違和感を抱く。

やがて彼はベラの殺害現場を突き止め、ベラの妹・キラとも接触。

彼女は、ベラの殺害現場に鉢合わせたことで襲われ、ベラの葬儀でその犯人はイッサだと気づいてしまう。

また、イワンも「ベラだけは連続殺人鬼の仕業ではない。真犯人はイッサだ!」と確信するが……。

🎭真犯人の正体と難解な結末を解説!

実は、本物の連続殺人犯はワリタ(イッサが捕まえたのは偽物!)で、双子ではありませんでした。

1986年、イワンは単独で本物のワリタを突き止め、すでに射殺していたのです。

イワンは本物ワリタの地下の隠し部屋を見つけ、犯行の自白を記録したビデオや証拠を集めましたが、法で裁くのが難しかったため、自ら処罰することを選びました。

そのため、ベラの殺人事件当時、ワリタはすでに死んでいたことをイワンは知っていました。

そして、真犯人であるイッサを追い詰めるため、ベラの妹・キラとともに精神科にいたミロンという“他者の癖を完璧にコピーできる男”を、「ワリタの人格を上書き」するよう仕立てます。

これが、1991年に保護された生存者の“再現劇”につながるのです。

 

そして最大の衝撃!

ベラを死なせたのは、やはりイッサでした。

妊娠していたベラと口論の末、突き飛ばしてしまいます。イッサは「事故だった」と弁明しますが、森の中で意識を取り戻したベラに衝動的にとどめを刺し、殺害していたことが明らかになります。

 

ラストシーンは1991年の森の家。

イッサは“偽・ワリタ”=ミロンを自作自演で撃ち殺し、証拠隠滅のために家に放火しようとします。

しかし、待ち受けていたのは真実を知るイワンとキラ。

2人はついにイッサにカメラの前で告白させることに成功します。

もみ合いの末、致命傷を負ったイワンは、最後の裁きを選びます。

 

彼はイッサの首に自分の首と同じ鎖を掛け、鍵を捨てて心中状態にする――イッサが作中で語った古代「エトルリアの刑」を、そのまま実行したのです。

 

キラはイッサの告白録音だけを手に外へ出るーー。

 

ーーーーー☆END☆ーーーーー

 

💬ロシア流の前半展開だけは退屈!考察&ツッコミネタバレ感想

いやぁ〜、何度も挫折しそうになりました……。

イッサとイワンのめちゃくちゃすぎる捜査。まさに「なんでもあり」の時代です!

拷問や強引な自白で事件を無理やり解決していく展開は、観ていて正直キツかった……。

正直、連続殺人鬼アンドレイ・チカチーロがモデルのワリタよりも、イッサとイワンの捜査の方が悪質に感じるほど。

 

このまま、真犯人不在のオチだったら本当に退屈な映画になっていたでしょう(笑)。

 

でも、オチはまさかの斜め上から来ました。中盤から後半にかけての展開には目が釘付けです。

 

最終的に、ベラ殺人事件の犯人はイッサでしたが……

本物のワリタを自ら射殺し、さらに偽物のワリタまで仕立て上げたイワンが、個人的には一番怖かった。

あそこまで正義を突き通す執念と信念の源は、一体なんだったのでしょうか。

 

きっと最初は、遺族のために罪を犯した者には必ず罰を与えるべきだというイッサの信念に、イワンは心酔していたのでしょう。

しかし、イッサが徐々に正気を失っていくことで、イワンの正義や信念も歪んでいきます。

法律では本当の意味で処罰できない現実に、絶望していったのだと思います。

 

そして、最後にはイッサと共に命を落とすことになったイワン。

警察を辞め、本物のワリタを射殺することで、彼の中ではすでに善悪の基準が完全にめちゃくちゃになっていたのではないでしょうか。

 

誰一人、法に則った「正義」を果たせなくなってしまった――。

 

これこそ、この作品で最も恐ろしい部分だと感じましたね。

映画「殺人鬼の存在証明」ネタバレなし感想&まとめ:中盤からは神展開!&実際に起きたアンドレイ・チカチーロ事件を知るともっと楽しめる!

実際に起きたアンドレイ・チカチーロ事件

アンドレイ・チカチーロ(1936年10月16日生まれ)は、ソビエト連邦ウクライナ出身の連続殺人犯で、1978年から1990年にかけて主に子供や女性をターゲットに暴行・殺害を繰り返しました。

彼の犯行は極めて残虐で、犠牲者の身体に激しい損傷を加え、腸を摘出したり、眼球をくり抜くなどの猟奇的な手口が特徴です。

1990年11月20日に逮捕され、1992年に裁判が始まり、同年10月に死刑が宣告されました。

そして1994年2月14日、チカチーロはロストフ州ノヴォチェルカッスク刑務所で銃殺刑に処せられています。

 

チカチーロは性的不能であったことも、犯行の心理的背景の一つとして指摘されています。

あるあるですが...

幼少期のトラウマや社会的孤立も重なり、残虐な殺人へとつながったと考えられますね。(※Wikipedia参照)

前半は我慢して!

前半は独特で少し辛く、脱落してしまう人も多いかもしれません。

しかし、この作品の本番は中盤から!

展開やサスペンスはここにすべて詰まっています。

 

ロシア映画ならではの描写や独特の雰囲気は、観る人によっては苦痛かもしれませんが……

実在のチカチーロ事件をモチーフにしつつも、物語は映画オリジナルの方向に進むため、“ただの実話映画”とは一線を画しています。

 

本当にあった事件を直接映画化した作品としては...

✔️「ロシア52人虐殺犯/チカチーロ」(1995年)

✔️「チャイルド44 森に消えた子供たち」(2015年)※原作が事件をモチーフ

があるので、これらを観て比較するのも面白いでしょう!

 

ちょっと難解で謎解きのハードルも高いですが、興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね〜!

 

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今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!  ちぶ〜でした!🫰