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実話韓国映画「極限境界線 救出までの18日間」感想・考察|モデルはタリバン韓国人拉致事件!ラストに絶句...

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実話韓国映画「極限境界線 救出までの18日間」ネタバレ感想・考察|モデルはタリバン韓国人拉致事件!ラストに絶句...

 

実話韓国映画「極限境界線 救出までの18日間」をAmazonのprime videoで鑑賞したのでネタバレありの感想と考察をお送りします!

 

映画「極限境界線 救出までの18日間」は、2007年に実際に起きたタリバン韓国人拉致事件が元ネタでベース。

登場する人物にモデルは存在しないっぽいですね。

 

しっかりとエンタメ要素もありつつ、リアルな展開でバランスのいい仕上がりになっていました!

実際に起きた事件も踏まえつつ、語っていきたいと思います。

 

 

執筆&作画:ちぶ〜について

実話韓国映画「極限境界線 救出までの18日間」の評価

ちぶ〜的評価は…

🐽🐽🐽3ブヒ(ノーマルちぶ〜)です!!

 

総評:「ヒョンビンがワイルドだぜぃ!!」

 

・ストーリー:⭐⭐⭐☆☆

 • 演技:⭐⭐⭐☆☆

・恐怖度:⭐⭐⭐☆☆

 

世間の評価は...

・Filmarks ⭐️(3.6/5.0) レビュー数:1684件  

・IMDb⭐️(6.0/10)レビュー数:1900件 

※現時点

 

〜みんなのレビューをまとめてみた!〜

⚫︎実話ベースの緊迫した交渉劇が見どころで、救出に命を懸ける姿に心揺さぶられた!

⚫︎予想以上にアクション演出も盛り込まれていて、ミッションものとしてのエンタメ性もしっかり楽しめた!

⚫︎危険地域に赴く自己責任問題や国家の対応への疑問もあり、エンタメ以上に考えさせられる作品だった!

 

日本でも似たような事件がありましたよね。

政府がきちんと注意喚起した場所へ、勝手にいって捕虜になる...

結果、自己責任ってどこまで国が保障するんだろう?

という疑問は最後まで拭えなかった。

どの国にもあることだと思うので皆さん、刺さるものがあったようです。

実話韓国映画「極限境界線 救出までの18日間」あらすじ&概要

🎞️ **ちぶ〜の鑑賞媒体:prime video**

原題:교섭/The Point Men

製作国:韓国 2023年

上映時間:109分

監督:イム・スルレ

脚本:アン・ヨンス

 

\映画「極限境界線 救出までの18日間」の予告編はこちら/

ギャガ公式YouTubeチャンネル

映画の内容!

アフガニスタンの砂漠で、タリバンによる韓国人23名拉致事件発生! 彼らの要求は韓国軍の撤退と、刑務所に収監されたタリバン戦士23名の釈放、期限は 24 時間。韓国政府は直ちに外交官のチョン・ジェホ(ファン・ジョンミン)を派遣、チョンはアフガン外務省に釈放を要請するが拒絶される。情報院も動き出し、工作員パク・デシク(ヒョンビン)がアフガンのフィクサーに交渉するが、あと一歩で決裂。チョンとパクは不本意ながら手を組むことに。迫るタイムリミット、身代金狙いの詐欺師、国民より国家ファーストの政府──2 人が命をかけた最後の交渉とは?

実話韓国映画「極限境界線 救出までの18日間」キャスト&登場人物

ファン・ジョンミン |役名:チョン・ジェホ

いやぁ〜この人って本当にいい役者ですよね!

役の幅が広くていつも感心する。

今回は、役人の役だったけど誠実さが滲み出ている演技で素敵だった。

映画「ソウルの春」の時とは全くの別人でマジでびっくりですわ〜。

 

\合わせて読む/
👍ファン・ジョンミンの悪役っぷりがすごかった「ソウルの春」の記事はこちら

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ヒョンビン |役名:パク・デシク

イケメン俳優でしたが、昔は爽やかでしたw

この役はあまりにワイルドすぎて笑っちゃいましたね〜。

なんだかんだで彼のアクション映画は面白いので、毎度見ちゃいます。

 

\合わせて読む/
👍ヒョンビン出演のアクション映画「コンフィデンシャル 国際共助捜査」の記事はこちら

chiboo-horror.com

他キャスト

カン・ギヨン

 

 

実話韓国映画「極限境界線 救出までの18日間」ネタバレ考察:内容と結末を超簡単解説!(ツッコミ感想込み)

※ネタバレ項目になりますのでご注意を!

🔍ストーリーの流れ

【🔑主要キャラ】

⚫︎チョン・ジェホ(演:ファン・ジョンミン)・・・外交官、役人気質。

 

⚫︎パク・デシク(演:ヒョンビン)・・・情報院の工作員。過去に人質交渉に失敗した経験あり。アウトローイケメン。

 

【3ステップで解説!】

🥎起:アフガニスタンで、タリバンによる韓国人23名の拉致事件が発生!

彼らの要求は、24時間以内に韓国軍を撤退させ、収監中のタリバン戦士23名を釈放することだった!

 

承:外交官のチョン・ジェホと工作員のパク・デシクは衝突を繰り返しながらも、人質交渉を進めていく。

しかし、詐欺師に身代金を騙し取られそうになるなど、次々と失敗が重なり、事態はさらに悪化していく!

 

💣転:チョン・ジェホは自ら直接交渉に乗り出すことを決意し、大統領から正式にその任を託される。

パク・デシクのサポートを受けながら、現地へ赴いて人質解放の直接交渉に挑むが……。

🎭犯人の目的と結末&ラストシーンを考察!

【犯人の目的は金!?】

結果的に、犯人であるタリバンの**本当の狙いは「お金」**だった。

「2000万ドルで人命を救った」とも言える展開は、かなりシビアで現実的。

条件としては「韓国軍は撤退」「韓国人は1ヶ月以内に帰国」というもの。

ただ、実際の事件でもこうした内容が報道され、当時は賛否が巻き起こったらしく…

意外と映画は史実に忠実だったのかもしれない。

 

劇中、「アフガニスタンは帝国主義の墓場だ」というセリフがありましたが...

彼らも終わりのない闇にどっぷり浸かっていて、一生抜け出せないと分かっていてもそうするしかないんだなぁと...

なんだか、気の毒な気持ちになってしまいました。

 

【ラストシーンが熱い!】

結局、人質は全員解放されたものの、最後に一人だけ人質として残すよう要求され、パク・デシクが身代わりになるという展開に!

これはかなり衝撃的で言葉を失いました...

事実とは異なるかもしれないけれど、それくらい人質交渉の場は辛辣であるということを見せつけられましたね。

 

でもラストでは、数ヶ月後に彼がタリバンから解放され、久しぶりにチョン・ジェホへ電話をかけるシーンがあって安心しました!

しかも、二人はまるで兄弟のように親しくなっていて、信頼関係の強さを感じさせる感動的な場面でした!

 

さらに、チョン・ジェホは次の任務へ――

「プサン船籍のトンイン海運・マリンスター1号が、ソマリア・キスマヨ港から300km離れたインド洋で拉致された」という記者会見が始まります。

 

この事件自体は実在しない創作ですが、韓国が実際にソマリア沖の海賊事件に巻き込まれた過去があるため、そこに着想を得たラストと考えられます。

 

まだまだチョン・ジェホの仕事は続く…。

もしかしたら、またパク・デシクと一緒に事件を解決する展開も!?と、期待させる終わり方でしたね!

💬ちょっとツッコミ感想:ワイルドすぎた”自己責任”で済まない”無責任”

とても難しい問題だけど、宣教のために勝手にアフガニスタンへ行って、結局助けてほしいというのは…

やっぱり自分勝手だと思うし、自分で責任を取れないのなら、最初から行くべきではなかったと思う。

 

とはいえ、それを個人の自由として容認していた国側の対応にも問題があったとも言えるし、

もはや法律で禁じるべきでは?という気もしました。

こういう事件って、日本でもありましたよね…。

 

あと、ヒョンビンが今回やたらとワイルドすぎて、終始笑ってしまいましたw

あんなにワイルドである必要あったのかな?w

すぐに詐欺師に騙されるのも、あまりに野性味が強すぎたからでは…?

 

正直、**工作員としてのレベルはどうなんだろう…**とツッコミたくなりましたw

実話韓国映画「極限境界線 救出までの18日間」のモチーフになったタリバン韓国人拉致事件とは?

※ネタバレ項目ではないですが、実話の事件がモチーフになっているため核心に触れているかもしれません。事前情報不要の方は飛ばしてください。

「タリバン韓国人拉致事件」とは、2007年7月にアフガニスタンで発生した、韓国人キリスト教団体メンバー23人がタリバンに拉致された事件です。

 

🚨【概要・事件発生】

2007年7月19日、韓国人宣教師団23人が、アフガニスタンのガズニ州をバスで移動中に、武装勢力タリバンに拉致された。

 

犯行グループ:

タリバン(イスラム過激派組織)。

韓国政府に対して、アフガニスタン駐留韓国軍の撤退や、タリバン囚人の釈放を要求。

 

被害者:

被害者は主に30代~40代の一般市民で、ボランティア活動や布教目的で現地入りしていた韓国人キリスト教団体で大韓イエス教長老会(高神)に属する盆唐セムムル教会のメンバーでした。

 

悲劇的展開:

交渉が難航し、拉致から数日後に男性2名が殺害されるという最悪の事態が発生。

 

救出と解放:

韓国政府とタリバンの直接交渉により、最終的に残りの21人は2007年8月に無事解放された。

 

🧳【事件後...】

この事件を受けて、韓国では国外宣教活動の見直しが進められて、アフガニスタンへの渡航制限が強化されたんだそう。

また、韓国政府が身代金を支払ったのではとの憶測も呼び、国内外で議論を巻き起こしましたとのこと...

 

映画はこの実際に起きた事件を描いていますが、ヒョンビンのキャラは実在してはいないと思うので...

そうなると、逆にどうやって解決したのか気になって仕方がありませんでしたw

実話韓国映画「極限境界線 救出までの18日間」感想&まとめ:実際に起きた事件がモチーフだけエンタメ度高め!ワイルドだぜぇ!

実話映画って、どうしても再現VTRっぽくなりがちで、

正直ちょっと退屈…って思うことありませんか?

 

でもやっぱり韓国映画は違う!

社会性あるテーマでも、ちゃんと映画として面白いエンタメ作品に仕上げてくるのはさすがです!

 

特にヒョンビンがワイルドすぎる件!w

もうね、ヒョンビンがびっくりするくらいワイルドなんです(笑)

やることなすこと全部ワイルド!でもそれがクセになる!

 

ちょっと詐欺師に騙されちゃうあたりも、逆に味があるというか…

工作員としてはどうなのよ!?ってツッコミたくなる場面もありましたが、それも含めてキャラ立ちしてました。

 

もちろん題材は実際にあったシビアな拉致事件。

でもだからこそ、こういう映画で知っておくべきだと思います。

 

主演のファン・ジョンミンとヒョンビンのコンビも相性バツグンで、

重たいテーマでも最後までしっかり楽しめました!

 

🎥まとめ

✅実話ベースなのにちゃんと面白い

✅知識としても観ておきたい

 

難しそうに見えて、意外と観やすいです!

難しい実話映画はちょっと苦手…という方でも、これは全然いけると思いますよ〜!

 

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今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!  ちぶ〜でした!🫰