Netflix配信中の実話をもとにした韓国映画「スンブ：二人の棋士」は、囲碁界の伝説的な師弟関係を描いた感動作！
この記事では、感想と考察をネタバレありも交えながら、この傑作の魅力を深掘りします！
私、知らなかったんですが...
この作品は、2021年には撮影が終了していたがイ・チャンホ役のユ・アインが、麻薬使用疑いで逮捕され公開が延期になったらしい。
このことで配給会社が変わり、当初Netflixで初公開予定だったが変更され4年ぶり(2025年3月26日)にやっと映画館で公開されることになったとのこと。
で、その44日後の今Netflixで配信となった経緯がある。
主演は、イ・ビョンホンで韓国最高の“囲碁のレジェンド”と呼ばれたチョ・フニョン役を演じていてユ・アイン演じる弟子のイ・チャンホとの共演は歴史に残りそうなくらいの熱演！
事件が起きてしまったことはとても残念だが、それとは関係ないくらい「スンブ: 二人の棋士」という作品が素晴らしかった！
この感動を、寸土なしで語りたいと思います！
- 実話韓国映画「スンブ: 二人の棋士」の評価
- 実話韓国映画「スンブ: 二人の棋士」あらすじ＆概要
- 実話韓国映画「スンブ: 二人の棋士」キャスト&登場人物
- 韓国映画「スンブ: 二人の棋士」の内容と結末をざっくり解説！
- 実話韓国映画「スンブ: 二人の棋士」ネタバレなし感想＆考察：実際の二人はどうだった？涙が止まらなかった師弟愛！
- 実話韓国映画「スンブ: 二人の棋士」まとめ：おすすめしたい感涙必至の囲碁を通じた師弟愛！ここには”人生”が詰まってる！
実話韓国映画「スンブ: 二人の棋士」の評価
ちぶ〜的評価は…
🐽🐽🐽🐽🐽5ブヒ（うるるんちぶ〜）です！！
総評：「負けず嫌いだからこそ、勝負は面白い」
・ストーリー：⭐⭐⭐⭐☆
• 演技：⭐⭐⭐⭐⭐
・感動度：⭐⭐⭐⭐⭐
世間の評価は...
・Filmarks ⭐️（3.8／5.0） レビュー数：251件
・IMDb⭐️（6.9/10）レビュー数：429件
※現時点
〜みんなのレビューは...〜
基本的には、師弟関係を描いた物語ということで私と同じように感動している人が多かった様子。
レビューを読んでいても、ユ・アインの熱演が本当に素晴らしかったことが分かるので...逮捕されてしまったことはとても残念。
復帰までは相当大変かとは思いますが、いい俳優なので更生して復活する姿を期待したいと思います。
実話韓国映画「スンブ: 二人の棋士」あらすじ＆概要
映画の内容！
手をかけて育成してきた弟子に、ついに敗北を喫した囲碁のトップ棋士。タイトルを奪い返すべく、彼は全力を尽くして、知恵と技を競う碁盤上の熱き戦いに挑んでゆく。
実話韓国映画「スンブ: 二人の棋士」キャスト&登場人物
イ・ビョンホン ｜役名：チョ・フニョン
彼は、本当にこういう役が上手いなぁw
弟子に負けて、悔しくて悔しくてたまらない！
っていうあの表情...
彼自身も絶対に負けず嫌いなんだと思うw
韓国ブームが過ぎ去った後も、実力でスターになった俳優。
韓国を代表する俳優ですね！
たまに、プライベート心配になるけどw
私はもっとホラー映画に出て欲しいなって思ってますw
ユ・アイン ｜役名：イ・チャンホ
私が彼を知ったのは、「バーニング 劇場版」です。
ゾッとするような不気味な表情がすごいんですよね！
不眠症やうつ病を発症して麻薬に手を出してしまったとのことですが、それくらい役作りにのめり込むタイプだったのかなぁ。
確かに、心配になるくらいの役柄ばかり演じてしましたから。
この作品での彼の演技も素晴らしかった！
あの無表情...
マジで不気味でしたw
他キャスト
コ・チャンソク
ヒョン・ボンシク
ムン・ジョンヒ
キム・ガンフン
韓国映画「スンブ: 二人の棋士」の内容と結末をざっくり解説！
序盤から中盤までのあらすじ
少年である生意気なイ・チャンホ（ユ・アイン）は、囲碁のレジェントであるチョ・フニョン(イ・ビョンホン)と運命の出会いを果たし弟子入りする。
二人の囲碁のスタイルは正反対で異なり、衝突することも多々。
それでも、二人は囲碁を通じて心を通わせ、やがて強い信頼関係に。
やがて、チャンホは師匠であるフニョンを越えタイトルを奪うことに！
トップ棋士のフミョンは、弟子に敗北を期し大きなスランプに陥ってしまう！
二人の勝敗と結末(※ネタバレあり)
※ネタバレ項目になりますのでご注意を！
師匠に勝ってしまったチョンホは、罪悪感を感じ喜ぶことができない。
フニョンも負けを認めることができず、逃げてばかり。
ついには「もう教えることがない」と、チョンホに独り立ちするよう促す。
だが、そこで初めてチョンホを褒め「いつもお前のことが自分の誇りだった。」と伝える。
チョンホが家を出て行き、スランプから抜け出せないフニョンだったがライバルである棋士・ナム・ギチョル(チョ・ウジン)に「一度逃げたら終わりだ」と言われ、目が覚める。
フニョンは、初心を取り戻し対局を大量にこなす。
そして、ついにチョンホに勝ちタイトルを奪還することに成功するのだった！
ラストシーンでは、チョンホとの対局のシーンが流れ勝負はまだまだ終わらない！
という感じで終了！
実話韓国映画「スンブ: 二人の棋士」ネタバレなし感想＆考察：実際の二人はどうだった？涙が止まらなかった師弟愛！
この映画は実話が元になっているけど、一部フィクションになっていて映画らしくドラマティックに演出していると思う。
二人の棋士は、実在の人物で韓国では有名。
私は映画を観るまで、こんな棋士たちがいるなんて知らなかったので驚いた！
二人の経歴が凄まじすぎて、調べたけどタイトルが多すぎて書くのをやめたw
二人とも世界最強の棋士で、チョンホは史上最多世界タイトル保持者！というのだけはよくわかったw
フニョンは、一時期国会議員にもなったようだが棋士に復帰している。
チョンホは、韓国に囲碁ブームをもたらしたほどでただの天才ではない。
歴史に残る二人の師弟愛に、マジでシビれました！
そもそもこういう”スポコン”ネタは鉄板で感動してしまう。
勝って・負けて・挫折して・立ち直って...
人は、やっぱり努力して報われたいと願う生き物だ。
でも、勝負の世界はそうはいかない。
優劣が決められる世界で、そんな甘えは通用しない。
相手が、例え師匠でも...
勝負は勝つためにある！
残酷で辛く苦しい勝利への道に、ひらすら挑んでいく二人の姿に感動しない人なんているだろうか？
弟子に負けて心底悔しくて、プライドを踏みつけられどん底に落とされるフニョン。
本当は心から尊敬し、誰よりも師匠を愛している弟子のチョンホ。
直接的なセリフはなくても、目や表情から伝わってくる二人の師弟愛。
私、嗚咽するくらい泣いちゃったんですよw
そもそも囲碁なんて全く分からないw
囲碁が分からなくても全然関係ないくらい、囲碁と勝負を通して見える人間ドラマがとても素晴らしかった！
何か一つのことを成し遂げようと努力する姿は美しい。
結局、いつも戦いは自分の中にある...
だからこそ、この映画が描いたのは「勝ち負け」ではなく、「人としてどう生きるか」だったのだと思う。
師弟という特別な関係の中で、ぶつかり合い、傷つけ合いながらも、深いところでつながっていた二人。
そんな彼らの物語は、囲碁を知らない私たちにも確実に届く力を持っていた。
まさに“人生という盤面”で闘った二人の、静かで熱く胸に刺さる傑作でした！
実話韓国映画「スンブ: 二人の棋士」まとめ：おすすめしたい感涙必至の囲碁を通じた師弟愛！ここには”人生”が詰まってる！
Netflix配信中の映画「スンブ: 二人の棋士」は、囲碁という静かな競技の裏にある人間らしいドロドロした感情や、人生をかけた勝負の世界を、圧倒的な熱量で描ききった感動作！
師弟という関係の尊さと儚さ、そして勝負の世界の厳しさを知ることができる、まさに心を揺さぶる一作でした！
囲碁を知らなくても、夢や信念を持つすべての人に観てほしい映画です。
主演のイ・ビョンホンと、ユ・アインの熱演も本当に素晴らしかったですが...
何気にフニョンの妻に一番感情移入しちゃいましたw
棋士の妻で、フニョンの弟子を自分の子供のように育てた立場だから妻にとっても師弟対決は残酷ですよね...
ライバルの棋士のナム・ギチョルもいい奴で...
二人を取り巻く人物の描き方も面白かった！
この映画がお蔵入りしなかったことに、心から感謝したいです。
劇場公開から44日後にNetflix配信されたいわくつきの作品ですが...
実力は確かです！
ちぶ〜的には、勝手に「涙腺崩壊！スポ根師弟愛賞！」をあげたい気持ちになりましたよ！
→実話韓国映画「スンブ: 二人の棋士」はNetflixでしか観れないけれど....
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今日も最後まで読んでいただきありがとうございます！ ちぶ〜でした！🫰
