Netflixで実際にあった事件から着想を得て製作された映画「iHostage」を鑑賞したので、ネタバレありで感想と考察をお送りします!
2022年3月31日にオランダのアムステルダムで実際に起きたアップルストア人質事件。
こんな事件があったかなぁ?
くらいの認識で観てみたけれど...
映画としてはとてもシンプルで地味。
でも、自分たちに身近なアップルストアで買い物してたら人質になるっていう展開はリアルで他人ごととは思えない...
想像以上にスリリングな演出で目が離せなくなった!
実際に起きた事件と映画の違いも合わせて考察していきたいと思います!
- 実話Netflix映画「iHostage」の評価
- 実話Netflix映画「iHostage」あらすじ&概要
- 実話Netflix映画「iHostage」キャスト&登場人物
- Netflix映画「iHostage」の実際に起きたアップルストア人質事件と映画との相違点を考察!(※ネタバレあり)
- 実話Netflix映画「iHostage」まとめ:自分の身に起きたら怖すぎる!スリリングな演出に引き込まれるおすすめスリラー!
実話Netflix映画「iHostage」の評価
ちぶ〜的評価は…
🐽🐽🐽🐽4ブヒ(セレブちぶ〜)です!!
総評:「アップル製品は素晴らしいということが分かりましたw」
・ストーリー:⭐⭐⭐⭐☆
• 演技:⭐⭐⭐⭐☆
・ドキハラ度:⭐⭐⭐⭐☆
世間の評価は...
・Filmarks ⭐️(3.4/5.0) レビュー数:24件
・IMDb⭐️(6.1/10)レビュー数:416件
※現時点
~みんなのレビューをまとめてみた!~
配信されたばかりで、あまりレビューはないですが...
やっぱり実話が元ネタなので、よくも悪くも”そのまま”と書いている方もいましたが...
私と同じく実際に自分の身に起きたら?と、思うととても怖いと書いている人もいました!
全員のキャラがきちんと機能していたのも良かったとの感想もあって、うなずいてしまいましたねぇ。
実話Netflix映画「iHostage」あらすじ&概要
\実話Netflix映画「iHostage」の予告編はこちら/
映画の内容!
アムステルダムの中心部にあるアップルストアで、銃で武装した男が人質を取り、立てこもる事件が発生。警察は慎重な対応を求められるが...。実際に起きた事件に着想を得た作品。
実話Netflix映画「iHostage」キャスト&登場人物
スフィアン・ムスリー |役名:アマール(犯人)
アドミール・セホヴィッチ |役名:イリアン(ブルガリア人、人質)
マルセル・ヘンセマ |役:警察、事件のリーダー
ルス・ハーフェコート |役名:リン(交渉人)
ルイ・タルプ
エマヌエル・オヘネ・ボアフォ
Netflix映画「iHostage」の実際に起きたアップルストア人質事件と映画との相違点を考察!(※ネタバレあり)
※ネタバレ項目になりますのでご注意を!
映画と事実の相違点
2022年3月31日に実際に起きたアップルストア人質事件。
事件と同様、映画の設定はほぼ同じと思われる。
まとめると以下のような感じ!
~事実と同じと思われる箇所~
●犯人が銃と爆発物を持ってアップルストアに立てこもる
●店内にいた客であるブルガリア人男性が人質になる
●犯人が暗号通貨1億ユーロ相当を要求
●警察が包囲して長時間のにらみ合い(実際には約5時間程とのこと)
●犯人が逃走した人質を追いかけようとしたところを、警察が車で犯人に衝突(死亡)
●備品庫に隠れていた4人の人質とブルガリア人の人質がアムステルダムの市長から英雄バッジを授与
実際の事件を調べてみて、確認できなかったのは...
~架空だと思われる箇所~
●犯人と交渉人リンとのやり取り
●SNSで人質の情報を流出したインスタグラマーがいた
基本的には、ほぼ実際の事件で起きたことに映画的演出を加えて描いたようです。
SNSで人質の情報を流したインスタグラマーに警察が激ギレするシーンがありましたが、あれは本当に起きたかは分かりません。
でも、現代社会では実際にありそうな脅威としてうまく描かれていました。
いつの間にかSNS脳にどっぷり浸かっている現代人は、悪気なく犯人の加害者になる可能性があるという警鐘にはドキッとしますしね。
警察が情報を流出させないよう注意喚起自体は、本当にしたようです。
だから、交渉人も会話や人物までは架空かもしれませんが実際に交渉人自体はいたと思いますね。
犯人の目的
映画と同様、犯人はブルガリア人男性の人質イリアンが隙をみて逃亡したため追いかけたところを警察車両にひかれてしまいます。
この捜査官の衝突は、犯人が爆弾を身に着けていたため一番安全な方法で犯人を抑圧したとっさの判断とのことで起訴はされなかったようです。
でも、この後犯人は死亡してしまい結局は動機は分からずじまい。
暗号通貨で金銭を要求しているため、お金が目的の犯行なのかもしれませんが...
そうであれば、わざわざアップルストアで事件を起こすだろうか?銀行でよかったのではないか?
とも思います。
映画の中では軽犯罪や精神疾患があったという情報が出てきますが...
実際はどうだったのかは分かりません。
もはや亡くなってしまった以上、真実は闇ですが...
私は、アップルストアを人質の場所に選んだのは...
やっぱりAppleは世界的ブランドで、あのお店はまさにApple社を象徴したお店だったからではないでしょうか。
洗練されたガラス張りのデザイン、高級感ある空間、そして誰もが一度は手にしたいと思うハイテク製品の数々...
人質になってしまったイリアンが、冒頭でAirPodsをなくして落ち込むシーンがあるけどあれってアップルの商品がちょっとお高めだからですよね?
アップルストアのお店は、単なる電子機器の販売店ではなく「現代の成功や豊かさの象徴」とも言える空間。
だから、犯人が狙ったのは、金銭だけではなく、「Apple」というブランドが放つ社会的なイメージ→**“上昇志向”や“成功者の証”**のようなステータスそのものだったのではないかなと思いました!
犯人のアマールが自分を心配してくれるひとなんていないというセリフからも、犯人自身が「自分を特別な存在として社会に示したい」という欲求もあったと思う。
そういう意味では、Apple Storeは単なる「人質事件の舞台」ではなく、犯人の内面にある“現代社会への欲望や焦燥”を象徴する舞台装置として非常に効果的に機能していたと...
私は、思いますねぇ!
実話Netflix映画「iHostage」まとめ:自分の身に起きたら怖すぎる!スリリングな演出に引き込まれるおすすめスリラー!
実際に起きたアップルストア人質事件が元ネタで実話モノなので、筋書きに驚きはない。
映画は、ほぼ事件のみを描いていてコンパクトでシンプルなつくり。
だけど、人質になってしまったイリアンや備品倉庫に隠れて助けを待つ4人の人質たちのキャラがしっかり描かれていて引き込まれるものがあった。
特に、私は店員の黒人男性の勇敢な行動には素直に感動した。
彼は店員だからお客さんを守らないといけないという使命感もあったかもしれないが、事件の被害者になってしまった時点で彼だってほかの3人と同様怖くてたまらなかったと思う。
ラストシーンでの彼の姿には涙してしまったよ。
それだけではなく、警察官たちや交渉人、特殊部隊員たちのお仕事映画になっていてそれぞれの役割を丁寧に描いているところも好印象。
一つの事件からそれぞれの役割・立場で、セリフだけではなく行動する”姿”で観るものに人間ドラマを感じさせる演出はかなりハイレベル!
こんな事件は、世界中で実際に起きているしいつ起きてもおかしくない。
もし、自分がその場にいたら...
そんなリアリティがあって怖かった。
Netflixで配信したばかりの映画「iHostage」は、派手さはないけれどおすすめのスリラーに仕上がっていましたよ!
これを観ると、最終的にはApple社の製品を買いたくなるでしょうw
→Netflix映画「iHostage」はNetflixでしか観れないけれど...
\見放題作品数業界イチ/
→Airpods 欲しくなったら
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます! ちぶ〜でした!🫰