アマプラ映画「ホランド」をAmazonのprime videoで鑑賞!
主演がニコール・キッドマン!
監督は、ディズニープラス「スター」オリジナル作品映画の「フレッシュ」で評価が高かったミミ・ケーブ!
「フレッシュ」は、未見でしたが不気味そうな映画だったので”観るリスト”に入ってた!
ミシガン州のホランドで平和に暮らしているナンシーが、ある秘密に疑惑を持ち始めることから始まるスリラー!
伏線が散りばめられていて、考察しがいがある内容だったので...
結末含め、ネタバレありで考察しちゃいます!
- アマプラ映画「ホランド」の評価
- アマプラ映画「ホランド」あらすじ&概要
- アマプラ映画「ホランド」キャスト&登場人物
- アマプラ映画「ホランド」感想込み:内容と結末の秘密を徹底解剖・解説!(※ネタバレあり)
- アマプラ映画「ホランド」ジオラマに込められた伏線を考察・解説!(※ネタバレあり)
- アマプラ映画「ホランド」は面白い!って感じじゃないけど幸せについて考えさせられる作品だった!
アマプラ映画「ホランド」の評価
ちぶ〜的評価は…
🐽🐽🐽3ブヒ(ノーマルちぶ〜)です!!
総評:「不気味さの演出は一品!結婚している人は色々考えちゃうかも?」
・ストーリー:⭐⭐⭐☆☆
• 演技:⭐⭐⭐⭐☆
・恐怖度:⭐⭐☆☆☆
世間の評価は...
・Filmarks ⭐️(未評価/5.0) レビュー数:8件
・IMDb⭐️(5.6/10)レビュー数:161件
※現時点
ほとんどまだレビューがなかったけれど、注目度は高い!
やっぱり、ニコール・キッドマンというだけで観ちゃうよねw
アマプラ映画「ホランド」あらすじ&概要
\アマプラ映画「ホランド」の予告編はこちら/
映画の内容!
ナンシーは、町の名士である夫と一人息子とともに、チューリップの咲き誇るミシガン州ホランドで暮らしている。完璧に見える生活は、やがてひねりの聞いた物語へと転落していく。ナンシーと優しい同僚は、ある秘密に疑念を抱いたことで、自分たちの生活は見た目とは違うことに気づく。
アマプラ映画「ホランド」キャスト&登場人物
ニコール・キッドマン |役名:ナンシー・ヴァンダグルート(教師・主婦で几帳面)
ニコールって本当に演技が多彩。
従順で、可愛らしい奥さんの役も素敵だった。
個人的には怖い役のニコールの方が好きだけどw
やっぱり、スター!
彼女が登場した瞬間、「主演が来ましたよ〜!」と華やぐ。
安定の存在感と演技力で、映画に説得力を与えてくれましたね!
他キャスト
ガエル・ガルシア・ベルナル |役名:デイヴ
マシュー・マクファディン |役名:フレッド・ヴァンダグルート(町の名士でナンシーの夫)
ジュード・ヒル |役名:ハリー・ヴァンダグルート(ヴァンダグルート夫妻の息子)
ジェフ・ポープ |役名:スクイッグズ
アイザック・クラスナー
レノン・パルハム
レイチェル・セノット
アマプラ映画「ホランド」感想込み:内容と結末の秘密を徹底解剖・解説!(※ネタバレあり)
※ネタバレ項目になりますのでご注意を
始まりは、ナンシーの片方のイヤリングがなくなったこと。
家中を探しても見当たらない。
その代わり、夫・フレッドが持っていたフィルムを見つける。
ナンシーは、浮気を疑って同僚のデイヴと一緒に夫の会社に忍び込んで探ることにする。
この時点で、「二人の関係はどういう関係??」
と、なっていたけどやはり不倫関係に陥るというのはありがちすぎるw
しかも、夫の浮気調査をしている内にフィッシャー通りの殺人事件と結びつく。
要は、夫のフレッドは実は殺人鬼だった!という展開。
これもありがちすぎるw
で、デイヴはその現場を見てしまいフレッドと揉み合いになりフレッドを刺してしまう。
デイヴ的には浮気の証拠を掴みたかったので、堂々と部屋に忍び込んでたわけだw
フレッドが思いの外、簡単にデイヴに刺されてしまうのも...
安易な展開!
結果、刺されたけどフレッドは死んではいなくてナンシーの前に現れる。
「リセットボタンを押して、今までの完璧で幸せな生活に戻ろう」的なことを言って、息子と3人で車に乗るけど...
真実を知ってしまったナンシーは、もちろん受け入れませんがなw
ナンシーは、息子を逃してフレッドから逃れるために、揉み合いになった末に殺してしまう。
当然ですよね?w
で、物語はここで終わります。
本来は、フレッドも死んだはずなので不倫相手のデイヴと結ばれるのかなぁと思いきや...
ラストシーンでナンシーが怪我をしていたデイヴの元に戻ったけど、もうデイヴはいなくて...
ということから、夫も不倫相手も目の前からいなくなり息子しか残らなかったという結末になりますね。
最後は、ナンシーとデイヴのナレーションで終わります。
そのセリフから考えると、白と黒をはっきりさせるような結末は最初から用意されてなかったことがわかります。
う〜ん。
スッキリは、しないですが...
私は結末よりも、そこにいくまでの展開があまりに安直すぎて勿体無いな〜と思ってしまいましたね。
何が言いたかったんだ?と、なる人もいるかも...
ということで次項で考察してみますw
アマプラ映画「ホランド」ジオラマに込められた伏線を考察・解説!(※ネタバレあり)
※ネタバレ項目になりますのでご注意を!
舞台は、ミシガン州のホランド。
ホランドってオランダじゃないの?
って思ってしまったんですけど...
アメリカミシガン州ロウアー半島の南西部、オタワ郡とアレガン郡にまたがる都市のことでした。
でも、やっぱりオランダとは密接な関係にある。
ホランドは、そもそもオランダ系移民によって設立された街らしい。
そのため、オランダの文化と歴史遺産を色濃く残されていて劇中でも描かれた「チューリップ・タイム・フェスティバル」は600万本ものチューリップが街を彩って、約50万人の観光客が来るそう!
個人的には、このホランド自体も映画の伏線になっていると思いましたね。
アメリカだけど、オランダのような街。
似ているけど違う?みたいな。
ここはジオラマとも繋がると思う。
ジオラマは、息子と一緒に夫のフレッドが作っているシーンがちょいちょい出てきて意味ありげに映ります。
ナンシーのセリフにもありました。
「私はジオラマのようにはならない」みたいな。
それって、もう一つの本物のようで偽物の世界を指していると思う。
フレッドが思い描く”幸せで平和なように見える世界”。
本当は殺人鬼だけど、いい夫を演じているフレッドは二面性があってナンシーにも理想を押し付けている。
ナンシーは、そんなフレッドのジオラマの世界に閉じ込められて偽の幸せな世界で満足してしまっていたわけです。
でも、本物じゃないからこそ大した事がないように思えるたった一つの出来事で偽物の世界は簡単に崩壊する。
冒頭の「片方のイヤリングがなくなった」というのは、まさにそれ!
ちょっとした疑念が、結局は本質へと導く。
この伏線はとてもいいと思いました。
夫婦関係は、特にそうかもしれない。
ほんのちょっとしたことで、関係にヒビが入る。
でも、それってヒビが原因じゃない。
最初から崩壊していたことに気づけてなかっただけなわけですよ?
「そもそも幸せって何でしたっけ?」
これがこの映画のメッセージでしょう。
完璧な幸せなど、どこにもない。
デイヴと一緒になれば幸せだったのか?
いや、多分違う。
だって、ナンシー自体が自分の幸せを自覚してからじゃないと誰かと一緒に幸せにはなれるはずがないから。
あのラストシーンは、それを意味しているんじゃないかと思います。
誰かに幸せにしてもらうことが幸せではない。
いつだって自分を幸せにできるのは、自分自身だということ。
正直、安直でシンプルすぎる展開ではありましたが...
作品が伝えたかった意図に対する伏線の回収部分については、悪くなかったかなと。
普通の内容だからこそ、メッセージが伝わりやすいということもあるので。
面白いかどうかは別としてwこの回収は個人的には好きでしたよ!
アマプラ映画「ホランド」は面白い!って感じじゃないけど幸せについて考えさせられる作品だった!
ニコール・キッドマン主演なので、決してつまらないわけじゃない!
でも、面白い!ってわけでもない。
ですが、幸せに疑念を持つ主婦の話っていうのは惹かれるものがあるw
当たり前のものに疑いを持つっていうこと自体が、怖いじゃないですか??
この映画の不穏とか疑念の描き方が、個人的にはハラハラして好きだったんですよね。
悪夢のシーンは、めっちゃ引き込まれました!
そもそもニコールが美人すぎて怖いしw
夫役のマシュー・マクファディンの怪しさは満点!
同僚の教師役のガエル・ガルシア・ベルナルは、身長は低いけどセクシーで魅力的w
あんな同僚いたらいいなぁと思うばかり...
ホランド、ジオラマ、悪夢等々。
伏線がうまく散りばめられていて、考察しがいのある内容でした!
人によってはわかりにくく、退屈と思う方もいるかもしれませんが...
それなりに楽しめるスリラーとなっていましたので、お時間ある方にはおすすめしたいです。
→アマプラ映画「ホランド」観るなら
\【Amazonプライムビデオ】は初回30日間お試しで鑑賞できる/
→オランダについて知りたいなら
→おすすめオランダ映画の記事はこちら
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます! ちぶ〜でした!🫰