『いい仕事ってなんだろう。』
バイト先の銭湯は殺人をする場所として使われていた!?
という設定だけど、社会人にはしみじみと響いてくるものがある。
東大を出ているのに、今まで一度も就職をしたことがない30歳の主人公(皆川暢二)。
同僚の金髪男、松本(磯崎義和)。
二人の職場の裏にはヤクザの香り。
対照的な二人と、異常な状況に追い込まれていくストーリー。
それなのに、どんどん引き込まれていく。
ホラーと思いきや、完全なる人間ドラマ。
働くってなんだろう?
仕事ってなんでするんだっけ?
幸せって、結局なんのこと?
と、見終わってからずっと考えてしまっています。
東大出身だからって勝ち組になれるわけじゃない。
幸せは仕事では決まらない。
どんな仕事だって結局、つらくて大変で...
たま~にやりがいを感じられる程度。
そう。
みんな、形は違えどおんなじ。
馬鹿でも天才でも同じ穴の狢なんですよね。
だけど、幸せは自分で感じなければ意味がない。
どこにいたって、何をしたって自分が幸せだと実感できなければ人は不幸になる。
それをさらっと言われているような気がしてハッとした。
学歴だって仕事だってどうでもいいのです。
自分が幸せだって思えればそれでOKなんだから。
先のことは誰にも分からないから、今この瞬間を楽しむしかない。
悲観する時間がもったいない。
最近、仕事で疲れていたので元気をもらいました。
仕事はあまり頑張らないで、楽しいことを見つけることに専念したいと思います(笑)
ちぶ~的銭湯度5
久々に銭湯に行きたくなりました!最近、銭湯も減りましたけどね...
本日紹介した映画は...
メランコリック (2018)
- 監督 田中征爾
- あらすじは...
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名門大学を卒業したがさえない毎日を過ごしていた和彦(皆川暢二)は、ある夜偶然訪れた銭湯で高校の同級生・百合と再会する。そこでアルバイトを始めた和彦は、その銭湯が営業を終えた後、風呂場を「人を殺す場所」として貸し出していることを知る。そして同僚の松本(磯崎義知)は殺し屋だった。
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(Yahoo!映画より引用)