『この角度からって新鮮!』
毎年、命にかかわる事故に襲われる少年。
どうみても呪われている。
その真実に迫るうちに、色が変わっていく展開に唸ってしまった。
見終わってしまえば、普通のミステリーなのに...
この角度からとは....
お洒落である。
少年は悪夢の中で真実の自分と向き合っていく。
それはまるでダークファンタジーのようで、絵本を見ているようだ。
ルイという少年のユーモアさが物語を深刻にしない。
とっても小気味よく進むのだ。
だが、現実の世界はもっとダークで恐ろしい。
真実に近づいていくにつれて繋がっていくストーリー。
SF映画のような雰囲気もあったりして、二度三度楽しめる。
現実離れしているようで実はリアリティもある。
こんなことは世の中にゴロゴロありそうだという怖さも秘めている。
ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか...
見る人で捉え方が変わるのもこの作品の面白さではないか。
ただのサスペンスだと思っている人は、特に見てほしい!
これ、面白いです!
ちぶ~的呪われている度5
私も年々風邪をひく回数が増えている気がする。そして治らない...呪いの原因を突き止めない限り、呪いって終わりませんよね?
本日紹介した映画は...
ルイの9番目の人生 (2015)
THE 9TH LIFE OF LOUIS DRAX
- 監督 アレクサンドル・アジャ
- あらすじは...
生まれてから毎年命にかかわる事故に見舞われてきた少年ルイ(エイデン・ロングワース)は、9歳の誕生日に崖から転落し、奇跡的に命を取り留めるが昏睡(こんすい)状態になってしまう。彼を目覚めさせようと担当医パスカル(ジェイミー・ドーナン)が奔走する一方、ルイの周囲では父親(アーロン・ポール)が行方をくらまし、母親(サラ・ガドン)のもとに誰からのものかわからない警告文が届くなど、不可解な出来事が頻発。さらにパスカルも悪夢に悩まされ……。
(Yahoo!映画より引用)