飲んだ日の帰り道。
道路の隅に誰かがいる。
真っ暗なので怖い。
よく見たら寝ている彼(道路の縁石寄りでね)と付き添う彼女。
どうやら彼氏が泥酔してしまったらしい。
タクシーには見捨てられ、代行を呼ぶとのことだった。
病人とかじゃなくてよかったけど。
お酒って怖いな....
で、彼女の愛は偉大だな。
そんなことですらきっといい思い出になるのだろうか。
世界はそれを愛と呼ぶんだぜってこういうことなのかしら。
「愛のメモリー」の愛は、愛と呼べば綺麗になっちゃいますけどねぇ...

解説.....
ブライアン・デ・パルマがヒッチコック・タッチのミステリーに挑戦したサスペンス映画。妻と幼い娘を誘拐された上に事故で失ってしまった男。16年後、彼は想い出の地フィレンツェで妻と瓜二つの女性と出会い恋に落ちるが、またしても彼女が誘拐されてしまう……。
デ・パルマの初期作品。
いつも通り、ヒッチコックタッチ。
どうやら「めまい」のオマージュらしい。
もちろん、名作はまだ見ていない。
妻子を誘拐された男の悲しき愛のメモリーが事件を起こす。
印象的なカメラ回し。
辿りつく愛の結末。
これって意外にエグいと思うわけで.....
コテコテ系の展開は好きである。
予想ができてしまうところも嫌いじゃない。
ただ、愛の記憶に苦しめられる男が金持ち。
そこでちょっと目は流し目になる。
一つの決断が取り返しのつかないことになりずっと後悔する。
あの時、ああしておけば...
あの素晴らしい愛をもう一度と願う。
消すことができない記憶。
変えることのできない過去。
忘れることのできない思い出は束縛をし、同じ場所へ行こうとする。
ラストは途中で気づく。
でも。
あれ。
これってこういう話でいいのか。
考えれば考えるほどグルグル。
愛は様々。
だけど、こりゃ辿るとエグすぎるだろ~。
そして惚れないわ。
と、あなたもチャンカワイになってしまうこと間違いなし。
ちぶ~的メロドラマ度4
こういうありがちでメロっぽいのは好み。だけど、デパルマ作品にしては刺激は抑え目かもしれない。