ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

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大魔人「大魔神」~角川大映映画展記念記事vol,1~

我が家の大魔人(身長172センチの妹)とまた角川大映映画展へGO。
 
朝は休みの日なのに早起きをして映画を見るためにハードスケジュールをこなしました。
 
2回目の映画展も飽きずに堪能。
 
今回は頑張って共演してみました...(※画像は最後にございます。)
 
マジ、こわぇくてビクビクでしたが....
 
もう二度と貞ちゃんには会えないかもしれないと思い、必死で撮影しましたよ....
 
でも、撮影中に電話が鳴って心臓止まるかと思いました。
 
っていうか電話を置かないで....
 
呪われたかと思ったから....
 
 
大魔神」の怒りも呪いのように怖ろしいんですのよ。

 

(なかいちテナント会映画フェア2014(角川大映映画)にて)

大魔神


あらすじは....
戦国の世、丹波の国で謀反が起こった。前主を弑した左馬之助は、過酷な労役を領民に課し、さらには村の守り神たる魔神像をも破壊しようとした。だが、額にくいを打ち込んだ途端、突如として山崩れが起こり、作業にあたっていた人足たちは土砂に呑み込まれてしまう。左馬之助は魔神像の破壊をあきらめたが、前主の係累に対する追求はやめなかった。忠文の妹・小笹は、唯一の心の拠り所、魔神像に助けを求めるのだったが……。
 
 
 
 
 
ギョロっと動く目。
 
固く埋め込まれた体。
 
募っていく怒り。
 
大魔神は知っている。
 
この世はとても醜く儚いことを。
 
大魔神は分かっている。
 
人間が愚かで弱いものだと。
 
少女の涙がついに大魔神を動かす!
 
天と地がひっくり返る!
 
そのくらいの怒りをあなたは見たことがあるか!?
 
 
 
オープニングから大魔神の秘めた怒りが肌をなでる。
 
怒りん坊の私としては他人事ではない。
 
怒りはたまればたまるほど行き場を失う。
 
限界まで達し爆発するのを待つほかない。
 
そう、この大魔神みたいに。
 
普段はゆるキャラのハニワみたいな顔をしているからなめられる。
 
人も神も見かけじゃない。
 
信仰心というものも目に見えないもの。
 
見えないからこそ信じる。
 
信じることをやめ、破壊しかできなくなった人間たち。
 
神を否定することは人間の存在を否定することと一緒なのに。
 
あぁ、なんと愚かなことか。
 
 
 
ゴーゴーと地が揺れる。
 
血が流れ、怒りが生まれる。
 
大魔神が動き出す。
 
私は感動のあまりちょっと前のめりになる。
 
あの仏頂面には敵うものか。
 
風にはなびくけど、固い石で出来てるんだぞ。
 
だけど、攻撃は怪力のみ。
 
秘技の火消しは、あまりにも力技でシビれるんだぞ。
 
大魔神が怒る。
 
それだけなのにこの感動。
 
破壊には破壊を。
 
罪には罰を。
 
この怒りは純粋な心にしか溶かせない。
 
 
 
なんだろう。
 
この面白さ。
 
伝わってますか?
 
大魔神、私も祀りたいです。
 
きっと大魔神より私の方が怒りの沸点、低いですけどね。
 
 
 

 

ちぶ~的大魔神ファン度5

これを見たら絶対に大魔神のファンになること間違いなし!この怒り、どうぞご覧ください!続編も見たくなります!