あけましておめでとうございます
今年もどうぞよろしくお願いいたします
今年は一体どんな一年になるのでしょうか。
人生は予測不可能だから面白い。
映画も同じです。
型にはまった人生も型にはまった映画も面白くない。
今年はさらに映画への探究を深め、映画と共に生きていきたいと思います。
特にホラーというジャンルは人間の原点が詰まっていると思うのです。
綺麗なものに本質は見えません。
今年もブラックなちぶ~らしくいこうと思います。
今年も引き続き、よろしくお願い致します。
「エンド・オブ・ウォッチ」のように緊張感のある悔いのない生き方をしなければと、一年の始めに決意を新たにしました。
あらすじは....
ロサンゼルスの重犯罪多発地区サウス・セントラルを担当する白人巡査テイラー(ジェイク・ギレンホール)とメキシコ系巡査ザヴァラ(マイケル・ペーニャ)は、固い絆で結ばれた警官コンビ。パトロール中に通報を受けて向かった家で、図らずもメキシコ麻薬カルテルの秘密に触れてしまう。組織の怒りを買った二人は命を狙われてしまい……。
警官コンビの日常をPOV視点で映し出すリアル。
日本とは違うアメリカの警官の社会的地位。
そこから生まれる矛盾と不条理。
新年早々からエンド・オブ・ウォッチ(隠語で殉職).
縁起が悪いようだが...
実は力強い、一年の始まりにはふさわしい作品。
リアリティを追及するにはホラーだけではなくこの映画のような使い方もあると知った。
映像の創り方が独特で緊張感がある。
途中、あまりにも普通の日常が流れるので退屈してしまう。
が、それほどリアルに仕上げているのだ。
無駄に思える日常から劇的な出来事が起きる。
人生は常に平和でもなく混乱しているわけでもない。
同じように見えて毎日が別物。
予兆があればないときもある。
いつだって気まぐれに事件は起きている。
国が違えば文化も習慣も仕事もすべてが違って見える。
アメリカの警官は日本の介護士となんだか似ている気がすると思った。
訓練さえ受ければ、学歴はいらない。
体力と根性があれば合う合わないはあっても誰でもなろうと思えばなれる。
その変わり、過酷で命と隣り合わせ。
絶対になくてはならない職業。
一応、安定しているし(給料は安いけど)社会的地位は最低限確保できる。
仕事内容と給与が比例しなくても家族のためには働くしかない。
もはや、お金ではなく警官としての地位の確保のために働いているのかもしれない。
相棒と組んで街の悪に立ち向かう。
そう書くと正義のかたまりに見える。
が、警官だって血の通った人間なのだ。
誰だって死ぬのは怖いし、普通に起きている残酷な惨状に心を痛める。
一人ではなく二人だから続けてられる。
家族がいるからここまでできる。
と同時に、相棒がいなくては意味がない。
お互いの命を預ける信頼関係が断固としてある。
家族よりももっと大きい心のつながりが見える。
最後に呼ぶ名前は相棒だ。
男の友情を越えた絆が熱い。
警官としての人生。
警官としての自分。
あらゆる角度から見る「エンド・オブ・ウォッチ」。
誰にも今日が終わる日なんて分からない。
だから精一杯生きるんだ。
それが命を与えられた者の宿命。
ちぶ~的ジェイク度5
年々ジェイクのマッチョ度が増している気がする。ナチュラルな演技はこれまでにはあまり見れなかった新しい魅力でいっぱい。